ポルシェ マカン 「初ポルシェ・初SUV」のユーザーレビュー

初ポルシェ・初SUV

2018.3.7

総評

自分の満足度は5つ星

満足している点

パワフルなV6ツインターボエンジン
スムーズかつ変速の早いPDK
高い直進安定性
フラット感の高い乗り心地
扱いやすいブレーキ
ダークウォールナットインテリアの雰囲気
21インチ911ターボデザインホイールのルックス

不満な点

幅が広い（1.9メートルを超えると色々苦労する）
センターコンソールのメッキ処理（反射光がまぶしいことがある）
前席カップホルダーの位置（後ろ過ぎて走行中に取りにくい）

デザイン

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走行性能

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●エンジン
400PSあるので、車重が2トンあってもパワー不足を感じるシーンはほぼ無い。
コンフォートモードでも十分パワフル。スポーツやスポーツプラスの出番はあまりない。しかし、ここぞという時にスポーツやスポーツプラスを選択すると実に気分良く走れる。
音について、冷間始動時だけはバオンとけたたましいが、30秒も経たないうちに静かになる。その後は音量・音質ともにまずまず穏当。走行中の車内に聞こえてくるエンジン音は非常に上質で好ましい。ただし、スポーツ・スポーツプラスを選ぶとアクセルオフやシフトダウンの時にバロロッと吠えるのが聞こえてくる。

●トランスミッション
ツインクラッチミッション車はベンツ製に続き2度目の所有。変速は素早くスムーズ。シフトスケジュールもよく吟味されているようで申し分ない。
発進だけはトルコンATほどに滑らかでないが、これは許容範囲。

●シャシー
直進安定性の高さが印象的。車自身が勝手に真っ直ぐ走っていく感じで、修正舵を入れる必要がほとんどない。高速道路をリラックスして走れる。
ボディが大きく（特に幅が広い）重いのでタイトな山道ではやや持て余すが、車自体はちゃんと曲がってくれる。高速ワインディング路であれば本領を発揮できる。

●ブレーキ
対向6ポッドキャリパーのスペックを持つ車を所有するのは初めて。効きが強すぎて扱いづらいのではと懸念していたが杞憂に終わった。
スゥーッとブレーキを入れてスゥーッと抜くという操作が自然にでき、渋滞でも苦にならない。
ブレーキダストは欧州車の標準レベルという印象で、ポルシェだからといって多いとは思わない。ブレーキ鳴きについては、緩いブレーキングの際に若干音がすることがあるが、これも欧州車の標準レベルという感じ。無問題。

乗り心地

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コイルサスに21インチの組み合わせなので、乗り心地については懸念していたが、これも杞憂に終わった。全体的には極めてフラットで、良い意味での重厚感を味わえる。エアサス車には乗ったことがないが、必要性は特に感じない。

ただし、標準の19インチ装着車に比べると、タイヤの重さと空気量の少なさを感じるシーンはあり、大きめの凹凸でドタついたり、段差でガツンとしたショックがくることはある。

PASMでスポーツ、スポーツプラスを選択すると、首都高C1などの荒れた路面では接地感が心許なくなる。相当に滑らかな路面でない限りメリットを感じられないので、公道ではコンフォート一択。

積載性

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ラゲッジルームについて、縦方向（奥行き）はまずまずだが、横方向（幅）と高さはやや不足気味。

スタイリング重視でテールゲートの傾斜が大きいためか、少し嵩張る荷物を積むとゲートが閉まらなくなる。

燃費

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性能を楽しみながら走ると高速道路メインでも8km/L台半ば。9km/L台はなかなか出ない。ただし、巡航速度を80km/h前後に抑えると12km/L台を出すことは比較的容易。13km/L超えも不可能ではないかも。

渋滞する一般道路のみだと、アイドリングストップを作動させても6km/Lを割り込むことがある。

価格

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故障経験