ポルシェはなぜ中古でも安い車が存在しないのでしょうか？

Question

たとえば、ベンツやBMWなどのいわゆる高額な部類のブランドでも
中古車だと、１００万円台もざらで、程度の悪い、年式の古いものであれば
数十万で購入できる車もざらです。

一方で、ポルシェ、特に９１１シリーズになると、
たとえ相当な走行距離、２０年以上経過したかなり古いモデルでも、
最低で３００万、４００万、５００万もざらで、

１０年すれば鉄くずで査定はゼロになるという車も多い中、
ポルシェというブランドだけは、異色の存在にもみえます。

なぜ、ポルシェは中古で年式が古くなっても、高い水準の価格を維持しているのでしょうか？

BMWやベンツなど他のドイツ社と比較しても、
ポルシェというのは特異な存在なのでしょうか？

もちろん、BMやベンツはピンきりで、新車で４００万程度で購入できる車もあるのに対し、
ポルシェは一様に一千万前後のラインナップ、カイエン、ケイマン、ボクスターなどの廉価なものでさえ、
５００万以上という、ポルシェ車そのものが高水準で、廉価な車を作りたがらないメーカーであることはうかがえますが、
それを考慮しても、なお、
中古市場で、価格の下降というのが全く見られない特異なメーカーだと感じます。

補足

生産台数少なく価値をコントロールしているようですね １００万前後もあるようですが「ポルシェらしい走り」を期待すれば、 初年度で＋２００万くらい飛びそうな気がします。 私の父は、２０年前の９１１を４００万で購入、現在所有７年で、購入価格と同じくらい メンテナンスに費やしたと言っており 国産でいえば、上位レクサス、NSX、GTRなど新車近似価格のようです それでも手放したくないと言っておりそこがポルシェの魔力なのかも

Answer 1

＞たとえ相当な走行距離、２０年以上経過したかなり古いモデルでも、

極端な話、程度の悪い個体をただで手に入れたとしても、きちんと動くように仕上げるまでに２～３００万円の費用がかかりますので、売り物として出て来る時にはそれなりの値段がついてきます。
逆に、程度の良い個体は、継続的に整備費用を掛けてコンディションを維持しているわけで、やはりそれなりの値段が付きます。

特に古い空冷ポルシェの場合、燃料ホースやオイルシールなどエンジンルーム内のゴム部品は車検ごとに交換するくらいの覚悟がなければ良い状態を維持できませんので、車検1回当たりの費用が100万円近くに達することも珍しくありません。

あまりメンテナンスされていない程度の悪い車でよければ、業者間取引なら30万円とか50万円で入手することもできますが、そのような個体は部品取り用やモータースポーツのベース車両としての引き合いも多いので、エンドユーザー向けにそのまま出て来ることはほとんどないでしょう。

それだけ、新車の流通量が少ないということです。

Answer 2

以前、モーターショウのポルシェブースである話をしていました。

ポルシェは他の自動車と明らかに違うというのです。なんのことかな？と聞き続けると、

生産されてから、廃車になる車体がもっとも少ない車なんです！とのこと。

つまり、世に出たら何らかの形で生き続けているということ。

それから、１００人欲しい人がいたら、９９台しか作らない。とのこと。

ポルシェも厳しい時期はあったのでしょうが、なんとなく納得できる話でした。

以上のことより、価値が下がらないような台数に調整されているのでしょう。

Answer 3

100万円台のポルシェありますよ！

Answer 4

タマ数が少ないからだと思います、メルセデスやBMWは新車でも低グレードなら
ちょっと小金持ちなら買えちゃうし、中古になれば３シリやCクラスは６０万、７０万
で売ってます。で、またそれを買って乗り回す・・・と。すると街中には新車・中古の
メルセデスやBMWが溢れかえってしまってますね。Ａクラスとかは論外です。

ボクスターだけは、オーナーの人には悪いですが「入門車」と言われ「初めてポルシェを買ってみる」と言う人向けに生産されたのでクオリティが若干低く個体によっては、中古で３００万切ってるのもありますよ。
V6の通称「素カイエン」なんかは１０万キロ以上走行の物では、２００万くらいであります。
逆に、カイエン初期型でも５２０馬力以上の限定販売のターボS特別色は今だに、状態が良ければ８００万以上で取引されてるのもあります。ＧＴ２やＧＴ３も未だにめちゃくちゃ高いですよ。確かに「イエロー・バード」は今でも斬新に見えまね。

Answer 5

業界の者です
数が少ないからです

但し絶対無いわけではないです。

911ではないですが
前に乗り出し５０万円で凄いボロボロで古いポルシェが売られていました。

Answer 6

中古市場は高い値が付いても買い取りは意外と安いときもあります。
友人が10年オチの９９６の買取が75万円という事でぼやいていました。
踏めば230は楽勝らしいですが、程度もバッチリですよ
反面50年オチの2リッター911は600万とかありますね
友人はフェラーリの年間維持費は100万超だけどポルシェは50万（ガソリン代別）で安いといってましたよ
一時ポルシェが欲しくて中古車見たけど安いのはやはり996で150万から、上は９９６GT2で2千万超とかありますね。

Answer 7

古くてもそれでも買いたいと言う人がいるから下がりません。もっともこれは９１１に限った話で、９４４とか９２８や９１４なんかはエライ下がり方をしました。フェラーリなんかはもっと凄くて、ともかく下がりません。日本でもR３４GT-RやNSXは下がりませんよね！。

Answer 8

ポルシェは面白い会社で、売れているモデルが356か911しかない。つまり売れる車を企画できない会社です。逆に言えばほぼ911しか人気がありません。ポルシェ＝911となっているので911に人気が集まってしまいます。パナメーラやカイエンは比較的新しいから高値維持しているのだと思います。

「最新は最良のポルシェ」なんていわれているけど古いポルシェも魅力があるのです。993以前は車の造りがとてもしっかりしています。10万キロ程度ではボディが根を上げません。996以降のポルシェは速くて高剛性ですがトヨタ方式で作るためかボディのヘタリが早くそこまでもたないと言われています（なのでベンツとかBMWみたいな大衆車もヘタリが早く古くなると鉄くず同然になってしまうのです）。かなりの走行距離で古くてもそれなりに走れてしまうわけです。

964なんかはコンパクトなところも人気だったりします。86トレノくらいのサイズなのでとてもコンパクトです。それどころか初代フィットよりも車幅は細いため日本の狭い道路事情にも結構合っています。それでいて高速道路での安定感もありますから運転しやすく気に入っている人も多いです。

まぁ古いポルシェを好んで乗っていた方々はメンテにもそれなりにお金をかけているはずでいい状態のものが多いから中古市場もそれなりに値が上がりしてしまうというのもあります。特に日本では制度で古い車への風当たりが強いですから。

当然996以降の新しいポルシェも手軽で速いので人気はあります。新しい方が速いですからね。どちらにせよどれも人気があるから高値なんです。

Answer 9

そりゃあポルシェと言えば９１１でしょう！

根強い人気があるのも当然だぜ！

Answer 10

ずいぶん昔に自動車雑誌でポルシェ９１１400万円説ってのをやっていました。
９１１を９１１らしく走らせるにはメンテナンスが重要だそうです。
最低限ポルシェらしく走るには400万円が必要ってことです。
つまり100万円の９１１を買えばメンテナンスに300万、200万の車ならメンテナンスが200万といずれにしろ400万は用意しとかないといけないというものでした。
スポーツカーだからメンテナンスでもごまかしながら乗れないんでしょうね。

Answer 11

それだけの価値があると言う事です。
BMWやBENZの様に中古市場でも物が少ないからもあります。
要は、絶対数が少ないのです。