ランボルギーニ、フェラーリはなぜMTの生産をやめ、ポルシェはMTの生産を続けているのでしょうか？

Question

セミMTの性能が上がってきたというのがあると思いますが、
ポルシェは、ボクスターやケイマンなどの小排気量の車ならMTがあるのも理解できますが、
９１１GT３などのハイエンドモデル、ランボやフェラーリレベルのスーパーカーでも
しっかりMTを生産しつづけています。

なぜ、ランボやフェラはMTの生産をやめてしまったのでしょうか？
また、ポルシェはなぜほとんどのモデルにMT生産に拘りつづけているのでしょうか？
かつてのディプトロより遥かに高性能なPDKというミッションを開発しているのに。。

また、それよりランクが低い、BMWやベンツもほとんどMT生産をやめてしまいました。
BMWもスポーツカーであるZ３はZ４にモデルチェンジしてMTの生産をやめました。

MTの生産を続けるメーカーとやめるメーカー、
ポリシーとしてどういう違いがあるのでしょうか？

ロータス社に至っては、AT（DCT含む）車を徹底的に排除する姿勢を感じます。

MTを生産するということは、遊び心があるメーカー？
だとしたら、ファンドライブという視点に立つと、ポルシェはフェラーリより上ということになるのでしょうか？

Answer 1

FerrariやLamborghiniは受注生産ビジネスに対してPorscheは量産車です。
この点が大きく違います。
FerrariやLamborghiniにMTが無いのは単に発注する購入者が居ないだけで、必然的にMTモデルが淘汰されただけでしょう。
わざわざ技術が古いMTモデルを発注するような走りに拘る人よりも、投機的なオーナーが多いのかと思います。
一方Porscheは実際に利用するオーナーが多い量産車ビジネスです。
当然一握りかもしれませんが、MTを志向するオーナーが居ます。
そんなオーナーが無くならない限り、まだMTモデルは残すでしょう。

基本的に異なるビジネスドメインだからです。

(guitarbaka2012さんへ)

Answer 2

フェラーリに関してはやはりF1トップランカーとしてのプライドで最新技術を駆使した車両を提供したい意思があります。むしろそれが普通だと思います。二輪の世界でも欧州レースメーカー特にイタリア車はレースマシン同様オートシフターを搭載し、電子制御満載のモデル多数あります。レーステクノロジーを一般の人にと言う考え方はモータースポーツファンにとっては嬉しい事だと思いますよ。買う人はコレクターかアマチュアレーサーだけですが。ポルシェに関しては大きなメーカーではないので顧客の意見もある程度聞いていく上でMTを望む声が多いのでしょう。

Answer 3

売れないから、売れる車に、シフトするのは、当然です。

Answer 4

◆フェラーリ・ランボ
高速のサービスエリアに集まってエンジンふかして見栄張りたいオーナーの多いクルマで、MTにこだわる人がいない。

◆ポルシェ
走行フィールを楽しみたい人やサーキットを走りたいオーナーが多いから、いまだにMTニーズがある。

ファンドライブという視点に立つと、ポルシェはフェラーリより上ということになる。

Answer 5

機械的な性能では、ＭＴはＡＴに完敗
勝るところは無い

いまだにＭＴなんか採用しているのは、ＡＴを造れないから
それに騙されて、ＭＴのポルシェ最高！なんか馬鹿としか言いようがない

Answer 6

要は乗り方と求めるものによって異なるのだと思います。

フェラーリやランボルギーニはアウトバーンみたいな道路を飛ばしてなんぼですから、こういった高速走行をする場合は手動MTだとミスをした時のリスクが大きすぎるのでF1同様にDCTが採用されているのでしょう。
現行の国産だとGT-Rがそうですね。
最近ですとminiがDCTを導入したので、DCTが一種のステータス要素も兼ね始めているのかもしれません。

一方でポルシェは高速運転よりも余裕のある運転が基本とされるので敢えてMTとしている印象ですから、ファン向けと言えばそうでしょうし、ポルシェ自身のアイデンティティなのだと思います。
例えば国産車のロードスターがCVTだけになりました、って言われたら誰も魅力を感じませんよね？
それと同じなのだと思います。

ロータスに関してはポルシェと似た理由もありますが、伝統というアイデンティティを大切にしているのだと思います。

BMWやメルセデスはどちらかというと戦略でお手軽ブランド化（服飾のコーチと似た戦略）しているので、単純に北米や日本のようにAT車のメリットがあるユーザーも視野に入れて来たのだと思われます。

Answer 7

隙間産業ですよ。
車格で上の2社には勝てない、そこがマニュアルを廃止した、ならそこの顧客を狙おう。
ロータスは金がないのでオートマを作らないのでは？
最近だとトヨタ製のエンジン積んでますよね？

ヨーロッパでもスポーツカーの8割はオートマなので、スポーツカー=マニュアルはもはや時代遅れです。

マニュアルが楽しいっていうのも個人的な主観に過ぎません。

Answer 8

ポルシェはスポーツカーを中心に、それ以外のモデルなども展開しているブランドです。その中で911などのスポーツカーは、驚くほどコストと手間をかけて開発、生産しています。スポーツカーがどうあるべきという、スポーツカーに対するポリシーがはっきりしたブランドだから、そのなかにスポーツカーを求める顧客のニーズに合わせてMTを用意し続けているのだと思います。

一方のイタリアの2ブランドは、スポーツカーという方もいますが、どちらかと言えば工芸品という位置づけだと思います。それを求めて購入される方も、スポーツカーとしてというよりは、その見た目や、エンジンの発するサウンドなど、工芸品的つくりに関して興味をもって求められるという、ポルシェとは全くベクトルの違うブランドとなっているのではないでしょうか。そもそもMTがあった時代から需要は少なかったと思いますし、それでATのみにしてしまったのだと思います。ATであれば、演出の範囲内での運転しかできませんから、工芸品としての粗が見えにくいですので、工芸品として売るにはもってこいの選択だと思います。

逆にスポーツカーとしてユーザーに訴求するには、ユーザーの自由度の広さにどこまで応えるかがひとつ重要だと思いますので、高性能なATも、自分でクラッチ操作するMTも必要とポルシェは判断しているのではないでしょうか。

Answer 9

ランボルギーニとかフェラーリは殆どがNAチューンで高回転まで回してなんぼでしょ。
458とかターボラインナップは多少あるけど。

所詮NAだしたいしてトルクもないし、パワーもない車は素人向けなんだよ。
で、そんな素人が高回転まで回してシフトチェンジなんてしたら事故るだけ。
だからNAのMTなんてのは特に需要がなくなってる。

コルベットなんてまだMTあるしね。

Answer 10

個人的にはサーキットによく来てる車か否か？だと思う。
走行会に行くと、ポルシェは割とよく見るけどフェラーリやランボで来てるやつなんかまずいない。資金面が一番大きいのは間違いないけど、大金持ち以外の一般人がサーキット走行するのにふさわしい車に、MTが残されているんじゃないか？ 今のフェラーリとかはそりゃあ速いのは速いだろうけど、サーキットでさえ持て余すパワーを電子制御バリバリで扱ってるようなのだから、MTにしたとこで意味がもうないんだろうな。R35にMTがないのもおそらく同じ理由。もう手動変速では扱いきれないところまで来てしまった。
BMもZ４でサーキット走ってるのはあまり見ないけど、M3はよくいる。全開走行して車の挙動を存分に楽しめ、ドライバーとの一体感を実感できる車、そういった車にはやはりMTが似合う。

Answer 11

ランボは確か・・・モデル名は忘れましたがＭＴ出しましたよ。
要望があったからですが、セミＡＴより高額。
日本には正規輸入していませんが。

フェラーリはセミＡＴの先駆者ですし、今どきのハイパワー
な車でＭＴではまともに運転出来るオーナーが少ないと
わかっているからじゃないですかね。
近年は、近くのコンビニにも乗っていけるような状態ですからね。
高額だし、フェラーリだし、だけど運転は普通に出来て乗りやすい。

ポルシェはポルシェってことでしょ。
ＧＴＲの止めてある家を見つければ営業に行く。
乗ればわかるさ。って自信がいい。

ロータスは会社の規模もコンセプト違うから
よくわかりません。
最近ならアルファの８Ｃや４Ｃの方が魅力的。