プジョー208 ブルーHDiが燃費50kmlを達成したようですがマツダのスカイアクティブDなど国産勢のものとは一線を画すものなのでしょうか？

Answer 1

http://response.jp/article/2015/05/15/251268.html
この記事辺りの話かな?
「カタログスペック」の話じゃなくテストコースという閉鎖環境での測定だったら難しい数字じゃ無いと思います。

例えば1000マイルクラブというのが有ります。
満タンで走行した距離が1000マイル以上を達成した人が入る訳ですが、これは
一般道での測定です。
ここでの記録がプリウスの50K前後が上限かな?

Answer 2

マツダのディーゼルエンジンは、普通のディーゼルが１９～２０の圧縮比のところ１４というディーゼルとしては非常に低いところで作動させているのが斬新です。その結果、メルセデスのアドブルーのような尿素材を用いずとも排ガス基準を満たしました。
この点は非常に優秀であると思います。
※排ガス基準というのは、一定量の排ガス中の有害成分の割合で定められています。ですので、リッター１０も走らないようなミニバンが「低排出ガス車」になるという、そんなもなあ意味ネエよな、の基準ですが。

燃費に関してですが、このリッター５０ｋｍの場合は限られた環境の道路を延々と周回しての数値ですのでなんともいえません。
が、多くの方が口にする「燃費」としての日本の「モード燃費」は更にひどく、道路を走ることすらなく、すべて検査機械のローラーの上です。
従って、その検査方法に特化したエンジンとミッションの制御を行えば、実際には１５しか走らないような車も「リッター３０ｋｍ！！！」とテレビで宣伝されてしまうのです。

※車好きの間では、「モード燃費の７割走ればかなり優秀。ハイブリットの場合は５割も走れば儲けもの」というのが普通の認識です。

が、輸入車の場合、日本のモード燃費のことなど知ったこっちゃありません。実際に走ってどうか、という基準で作られています。
ですので私のプジョー２０８アリュールの場合、モード燃費は１９ですが、実燃費はこの３万キロ平均で２０、４ｋｍ/Ｌです。
ハイブリットでもなく、ＣＶＴでもなく、ＤＣＴでもなく、「今時２ドア、しかもＭＴ、さらにあろうことかフランス車。変態なんじゃねえの？」と言われる車ですが。

そして、車の良さとは燃費だけですか？効率よく移動するだけなら新幹線＋タクシーでいいでしょう。いや自転車だっていいかもしれません。
※ハイブリットは坂道の少ない、信号の多い、都市部においてのみ低燃費を記録します。山坂の多い、すなわち日本の８０％以上の道路ではカタログ燃費の５割走るかどうか。

Answer 3

スカイアクティブDの値もテストコースでのものですが、傾向として、国産のカタログ値は鯖読みの度合いが濃いように思います。輸入車は、時にカタログ値を上回る燃費を出すこともあるので、その辺を加味すると燃費50kmlは興味深いですね。
ちなみにプジョーのディーゼルの技術は非常に高く歴史もあります。BMWのクリーンディーゼルも提携先のプジョーから得た技術が多く盛り込まれているそうです。