プジョー 308SW （ワゴン） 「気負わずに付き合えるクルマです。」のユーザーレビュー

気負わずに付き合えるクルマです。

2016.6.14

総評

街乗りからロングドライブまで、これ1台で何でもこなせる実用車です。
初めて試乗した時からスッと自然になじむ不思議な感じがあったのが、このクルマを購入する最大の決め手でした。全く気負わず、ストレスなく気軽に付き合える、言ってみれば「相棒」と表現できるような車だと思います。
最低でも10年乗れるクルマを探していたのですが、このクルマを選んで正解でした。
10年と言わず、完全にダメになるまで15年でも20年でも乗り続けたいと思います。

満足している点

ほぼすべて。
特に、落ち着いた雰囲気ながらさりげなくお洒落なエクステリアや、路面に吸い付くような足回りは最高です。

不満な点

試乗時からわかっていたので覚悟の上で購入していますが、後方視界はよくありません。側方視界についても、Bピラーが太いため意外に死角があります。
不満らしい不満はこのくらいでしょうか。

シートの出来はとてもいいのですが、ステアリングホイールやペダルとの位置関係の問題か、気づくと右半身をシートのサイドサポートに押し付けるような座り方になっていることがあります。
それでも嫌な疲れ方はしないので不満というほどではありませんが、購入を検討されている方は1日試乗キャンペーンなどで長めに試乗してみることをお勧めします。

デザイン

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走行性能

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低回転からびっくりするほどパワーがあります。高速の合流でも、半分も踏めば十分速いと感じる加速を見せてくれます。
高回転まで回して走るよりは低回転域の豊富なトルクを生かしてゆったり走る方が気持ちいいと思います。トランスミッションもそういう方向性で味付けされているようで、2000rpm位でどんどんシフトアップしていきます。
クルマの走りたいように走らせると、自然とゆったりした運転になって燃費もよくなります。
ハンドリングは、人によっては低速域での軽さが気になるかもしれませんが、前車がK12マーチだった私にとっては問題ありません。むしろ必要以上にボディの大きさを意識させられることがないので助かっています。速度域が上がれば手応えもきちんと出てくるので、街中から高速まで不安なく操作できます。

乗り心地

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私が「プジョー」というブランド名から想像していたよりは硬い乗り心地です。
路面の凹凸も結構正直に拾ってくれます。カーブの途中に道路の継ぎ目や消雪パイプなどの段差があるところでは、進入する角度や速度によってはリアが跳ねて横っ飛びすることがあります。
でもそれが不快な伝わり方をするかと言えばそんなことはなく、路面の状況をきちんと伝えつつも余計な振動などをカットしているという感じ。ボディの上下動は最小限に抑え込んでくれていると思います。シートの出来の良さと相まって、500km以上のロングドライブでも体に負担が残るような疲れ方はしません。
舗装が荒れているところではロードノイズが入ってきますが、それ以外の音はかなり遮断してくれます。エンジン音についても、加速時にはゴロゴロした音が聴こえますが、ひとたび巡航モードに入ってしまえばエンジンの存在を意識させられることはほぼありません。
また、気密性が高いのか、ドアを閉めると外の音がほとんど入ってこなくなります。全般的に静粛性は非常に高く、運転と好きな音楽に集中できます。

積載性

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まだあまりたくさん荷物を積み込んだことはありませんが、ラゲッジスペースは非常に広いうえスクエアで使いやすいです。後席を倒せばフルフラットになるので、車中泊も十分可能だと思います。

燃費

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往復6kmの通勤と週末のドライブがメインで6500km走って、平均燃費が16km/l後半。
乗り味に惚れこんで購入したので燃費はあまり気にしていなかったのですが、この燃費の良さはうれしい大誤算でした。
ハイオク指定でもこれなら問題ありません。

価格

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故障経験

納車から3ヶ月、6500kmを超えましたが故障は一切ありません。