日産 エクストレイル 「ステージア２５ｔＲＳv（ＦＲ）から乗り換...」のユーザーレビュー

ステージア２５ｔＲＳv（ＦＲ）から乗り換...

2008.8.2

総評

ステージア２５ｔＲＳv（ＦＲ）から乗り換えました。電子制御４ＷＤ車で積載能力があり、ロングツーリングに対応できる車ということで、なじみの日産ディーラーで選択したら、必然的にエクストレイル2.5Lになりました。ＳＵＶにあまり興味がなかったので、フォレスター等、他社の車は比較しませんでした。多くの評価を調べると、動力性能ではＳ社やＭ社のライバルより、低いとのことです。確かめてないので断定できませんが、そのとおりでしょう。この車、極端に尖った非日常の走行性能を追求するのでなく、日常での軽快さ、使いやすさを重視している車と感じます。前のステージアのＲＢターボＥＧから比べれば、ＱＲ２５ＥＧは刺激はありませんが、ザックスのサス、オールモード４ＷＤｉとあいまって、実に扱いやすい運動性能です。インテリアの装備の使い勝手も含め、「癒し系」の車、そんなカタログに現れないフィーリングが魅力的です。まだまだ改善の余地もあるとは思いますし、多分人によっては感覚が合わない方もいると思います。しかし日産以外の他社へこだわりがある方、尖った走行性能にこだわる方でなければ、試乗や内装のチェックしてみる価値があると思います。

満足している点

走行性能：日産はさほどアナウンスしていないが、最新のオールモード４ＷＤｉは、ＦＦベースの電子制御４ＷＤとしては、Ｓ社やＭ社のラリーベースカーほどではないにせよ、十分スポーツ４ＷＤです。特に中高速コーナーでの挙動は素晴らしいです。普段はＦＦモードで走っていますが、ＶＤＣ制御がいいのか、十分安定しています。兄弟車のデュアリスほどではありませんが、かっての名車Ｐ１０プリメーラを彷彿させます。ザックスのサスは大方の評判どおり、走行性能と乗り心地を高いレベルで両立させており、秀逸な出来です。
動力性能：ロングツーリングも考慮して2.5Lを選びましたが、ロングストロークＥＧらしい巡航時の回転数の低さ、追い越し時のトルクの余裕はねらい通り重宝しています。ＣＶＴも以前より自然な制御マップになり使いやすくなりました。
エクステリア：ガラスエリアが広く視界は良好です。青色でスクラッチガード塗装ですが、確かに小さな傷はつきません。水洗いで十分きれいになります。
インテリア：防水された内装は室内掃除が簡単です。なんといっても、よく考えられたボトルホルダーの配置や冷却の仕掛けは使いやすい。内装の質感もＴ社の車ほどではないが、以前の日産からすれば、高くなってきました。ラゲッジはフラットで荷物は積みやすい。まださほど試していませんが、アンダートレイも使えそう。やはり、高さに余裕があるのは、開放感や積載性には有効に思えます。カーウイングスにブルートゥース対応携帯を合わせたら、やはり便利です。以前のザナビのナビに比べれば、ナビのＧＰＳ機能も正確になりました。オーディオの音も良いです。

不満な点

不満な点というより、改善してほしい事項・・・
走行性能：悪路走破のため、サスのストロークが深く、荒れた路面では、ヨーイングとピッチングの収束が遅い。あまり低中速ワインディングを飛ばす気にはならない。ＣＶＴ制御で惜しいのは、発進時にアクセルの踏み込みに対しての過剰な吹け上がりと、低速域でのぎくしゃく感があること。電動パワステもよくなりましたが、切り返しの反動がまだ油圧より自然でない。
動力性能：必要十分なＱＲ２５ＥＧですが、確かにおもしろくありません。吹け上がりががさつ。直４、2.5Ｌクラスは名器がありませんが、新型ＥＧに期待します。燃費は期待してませんが、その通りのリッター平均7.5キロ程度。
エクステリア：スクラッチガード塗装は、限界を超えて傷つくと、軟質塗装でコンパウンド禁止なので傷を消せません。先日タイヤ店に勧められ、ホイールを社外品に交換しましたが、予想以上にドライブシャフトが長く、付属のホイールキャップが付けられず。たまたま発売されていた、NISUMOのエルグランド用が適合し、ことなきを得ました。店の人もかなり苦労していました。ホイール交換時は要注意です。
インテリア：妻が不用意に助手席でシートベルトをはずし、手を話したら、ドアのソフトタイプの内装を直撃し、小さな亀裂の傷ができました。開発担当者はこんなこと想定してなかったとは思いますが、少々腹がたちました、シートベルトも要注意です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験