日産 エクストレイル 「元祖ノーリミットなSUV」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

まるも 亜希子
まるも 亜希子(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
3
走行性能
3
乗り心地
4
積載性
5
燃費
3
価格
4

元祖ノーリミットなSUV

2021.10.29

年式
2013年12月〜モデル
総評
コンパクトSUVがほとんど都会派だった時代から、アウトドア志向でガンガン遊びに行きたい若者やファミリーの相棒となってきたのがエクストレイルです。快適性と走破性、使い勝手をバランスよく備える1台です。
満足している点
防水仕様なのはラゲッジだけでなく、室内のシートやフロアも同じ。アウトドアレジャーだけでなく、雨の日や子育て世代にも嬉しい機能です。また以前はハイブリッドだけだった保温保冷機能付きカップホルダーが全車標準装備となったのも素晴らしいです。
不満な点
ほとんどありませんが、あえて探すなら全車でナビがオプション設定となっており、同時にアラウンドビューモニターなど日常の運転に役立つ機能もオプションなので、予算は多めに見ておいた方が良さそうです。
デザイン

3

アウトドアギアという印象が強かった頃とは違い、Vモーショングリルなど日産らしいフロントマスクを採用して上質感がアップしています。アンダーガードなど3点がセットとなる「X-TREMERパッケージ」を付けるとワイルドに。
走行性能

3

インテリジェント4×4をはじめとする日産らしい先進技術が満載ですが、登場から8年目を迎えてさすがに設計はやや古さが感じられるところも。2.0Lガソリンモデルは軽快でハンドリングもキレがありガンガン乗るのにぴったり。
乗り心地

4

2WDと4WDでそれほど乗り心地の差が大きくないのがいいところです。タイヤも17インチの方が市街地での乗り心地は良いですが、18インチは高速道路での安定感がアップしますので、好みで選べると思います。
積載性

5

2列シートと3列シートで変わりますが、2列シートのラゲッジ容量565Lは立派。汚れや傷がつきにくく、防水仕様のフロアで濡れた荷物も気にせず積めるのは、アウトドア派には嬉しい機能です。
燃費

3

デビュー当時はリードしていた燃費も、ライバルたちがどんどん低燃費化したために、現在ではWLTCモードで最高15.0km/Lはそれほど魅力的ではなくなってしまいました。次期モデルに期待しましょう。
価格

4

モデル末期ではありますが、プロパイロットが標準装備のグレードで3列シート車は同じパッケージのライバル(CX-8やCR-V)よりかなりリーズナブルでお買い得です。豪華なレザー内装のグレードでも価格は控え目。
まるも 亜希子
まるも 亜希子
自動車ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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