日産 ティアナ 「良くも悪くも「モダンリビング」」のユーザーレビュー

良くも悪くも「モダンリビング」

2015.4.17

総評

車としては秀逸。
でも、電子部品が多すぎるので、取扱に慎重さを要する一面も。

A32の頑丈さ、J31のデザインの良さが合わされば至高の1台が出来そうな気がします。

今の日産にそんなムシの良いものを望んでも無理でしょうが、「どうすれば日本人に好まれる車が造れるか」ということに真面目に取り組んでほしいと思う。
そうすれば、またセダンのヒット作が出るのでは？

満足している点

何と言ってもその独創的なエクステリアとインテリアでしょう。

ワンモーションフォルム貫き通した流麗なフォルム、リビングをモチーフとした個性的なシートとパネルは10余年経った今見ても古臭さを感じない。

シートは見た目、ホールド性が悪そうに見えるが、意外とサポート範囲が広い。
奇をてらったデザインとは裏腹に、乗り心地も悪くない。

パワーオットマン、パワーリヤシェードも結構使える。

不満な点

この前はA32に乗っていましたが、とかく頑丈だったA32と比べると、故障しやすくなった感は否めない。
これは、アッセンブリー交換の部分が増えてしまったことと電制部分が増えてしまったことも関係あるのかもしれない。

オーディオが容易に変更できない。

3.5Lなので、自動車税がそこそこいいお値段（58.000円）。
3.7L（66.500円）でないのは不幸中の幸い。

さすがにCVTが異常をきたし、MTモードではウンともスンとも言わなくなってしまって、エンブレが全くかけられなくなってしまい、修理代に60万円かかると言われたことには閉口した。。

デザイン

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走行性能

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出力特性に違いはあれど、Z33やV35と同じエンジン（VQ35DE）だったため、セダンらしからぬ豪快な加速をする。
NAだが、下手なターボエンジンよりも俊敏なので、慣れないうちはアクセルワークに気を遣う。

かといって、扱いにくいエンジンというわけではなく、街乗りから高速巡航までそつなくこなすだけのポテンシャルと柔軟性を併せ持つ。

ただ、CVTの制御がやや緩慢なため、スロコン必至。。

乗り心地

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積載性

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こう見えてトランクは結構広く、キャンプ用品一式を飲み込む。

室内空間はとりわけ広いという印象はないが、取り立てて咎めるほどのものでもない。

燃費

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街乗りで6.5～7.5km/Lほど。

高速巡航では11～11.5km/hまで伸びる。
まれに12.0km/L越えをマーク。

この種のエンジンにしては、高速時の燃費がイイ。

価格

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故障経験