日産 シルフィ のみんなの質問

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車高を下げたりタイヤをインチアップ?したりすることに関する質問です。

今私は日産シルフィに乗っています。オートマです。何もいじっていない完全ノーマルです。

見た目を格好良くしたくて、車高下げたりいろいろしたいのですが、ヤンキーが乗ってる車みたいにはしたくないし、かと言って今のままだとダサいし、何がいいのかもわからないし…ということで悩んでいます。

ある程度まとまったお金ができたらやろうと思っているので、工賃などがちょっと高くなるくらいでは困りません。

何をどのくらいやったら格好良くなるか、教えてください!!
乗り心地や性能などのデメリットも合わせて教えていただけると助かります。お願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

ご要望のセンスよい見栄えにするとしたら、あたかも純正っぽく見えるようなセッティングを目指します。クルマに詳しい人が見るとわかるけど、普通の人が見るとノーマルに見える。でも、なんか見た目キマっている感じ。実は、それが一番ツウないじり方だったります。上品に仕上げるわけですが、いじり出すとどうしても過剰性を求めて下品になっていくからです。

■ 何を改善すればよいか?

ノーマル状態では見た目は今ひとつということが多いのですが、その改善方法について触れます。

<タイヤとフェンダーの隙間>

見た目が今一つな要因は、タイヤとフェンダーの隙間が空いているからです。そのままインチアップしてタイヤを薄くすると、目の錯覚でさらに隙間が目立つようになります。なので、見た目をキメるならば、シルフィーの場合はローダウンが前提となります(車種によってはローダウン不要なものもあります)。

<ツラの引っ込み>

もうひとつは、フェンダーの表面よりもかなり引っ込んだところに車輪がついていることです。引っ込んだ車輪を外側に出っ張らせることを「ツラ出し」といい、フェンダーの表面付近までツラ出しされた状態を「ツライチ」と表現したりします。よく皆さんツライチを目指しますが、自然に仕上げるには頑張りすぎの限界ツライチよりも、保安基準をクリアできるほんの少しだけツラウチに仕上げた方が上品だったりします。

実は、デザイナーのデザインスケッチの段階では、フェンダーとタイヤの隙間は少なく、ツライチ状態になっています。しかし、市販車として販売するには、十分な安全マージンをもった設定にしなけれなならず、条件をクリアするために、どんどんデザインスケッチとかけ離れた姿になっていくのです。これをデザインスケッチの状態に近づけてあげる作業を行うわけです。

■ 具体的なセッティング

上品に仕上げるには、以下のようなセッティングを行っていきます。

・車高は3cmダウン程度まで。
・ツラ出しは車検対応レベルに。
・下手にエアロパーツは取り付けない
(特にリアスポイラーやサイドスカート)
・ホイールはシンプルな1ピース(モノブロック)を推奨。
・17インチを推奨。最大でも18インチまで。

■ ローダウンのメリットとデメリット

シルフィは、ローダウンをすると、見た目は間違いなく良くなります。一方で最低地上高が低くなりますから、物理的にアゴや腹を擦りやすくなります。3cm程度のローダウンでは、あまり問題は起りませんが、それでも駐車場に頭から入れると車止めにフロントバンパー下を擦るなど、よく発生する事象です。また、雪が深く積もった時などに、最低地上高が低い方がスタックしやすくなるというデメリットもあり、使い勝手はやや悪化します。

運動性能面では、ローダウンした分、重心が下がることでコーナリング性能等は有利に働きます。一方で、サスペンションの働きとしては、ロールセンターが下がってしまうため、ロールをしやすくなります。そのロールを抑制するためバネを硬めに設定します。それにより、乗り心地悪くなったと解釈するか、引き締まったと解釈するかは個人の感じ方によると思います。これはショックアブソーバーの性能で大きく左右されます。
また、バネが短く硬くなるため、サスペンションの稼働範囲が小さくなり、大きなうねりのある高速道路等では車体の上下動が大きくなる傾向にあります。このあたりはローダウンサスのデメリットといえると思います。

■ インチアップのメリットとデメリット

タイヤの外径(直径)を変えずにホイールの外径を大きくすることを「インチアップ」といいます。ホイールが大きくなる分、タイヤの偏平率を下げて薄いタイヤにします。本来は制動力強化のためにブレーキディスクを大型化する目的ではじまった手法ですが、現在ではドレスアップとしても用いられています。実際に、これにより車体全体に占めるホイールの割合が大きくなるため、ホイールのデザインがクルマの見栄えを大きく変えます。巧くすると車体が大きくなったように見せることもできます。

<バネ下荷重の増加>

一方で、インチアップにより金属部分の体積が増えるため、車輪全体が重たくなります。バネより下(バネ下)が重たくなるので、理論的にはサスペンションの追従性が悪化することになります。つまり細かい凸凹などを吸収しにくくなるのですね。これは判断難しいところなのですが、偏平タイヤにするとタイヤのサイドウォールを硬くするため、これも乗り心地を硬くし、路面の凸凹の吸収を悪化させる一因になります。最近のサスペンションはよくできているので、バネ下荷重の増加よりも、偏平タイヤによる硬さの変化の方が大きく感じるかもしれません。

<コーナリングの切れ味>

その一方で、サイドウォールが硬くなると、ステアリングの応答性がダイレクトになります。つまりステアリングを切った瞬間から機敏に車体が動き、コーナリング中もレールの上を走っているようなキレ味になります。これは硬くなった乗り心地と引き換えに得られるメリットでもあります。

<ブレーキ性能の低下>

さらに、タイヤの外周付近に重量物が集中するため、車輪が一度回転すると慣性重量で回り続けようとします。2インチ以上アップするとブレーキが効きにくく感じることもあります。本来はブレーキ強化のためのインチアップですので、ノーマルぶれーきのままですと、このあたりはデメリットに働きます。

<ガリ傷問題>

偏平タイヤについて、わたし個人が感じる使いにくさで最大の障害は、縁石でホイールにガリ傷がつきやすくなることです。日本の住宅街の縁石の高さは約10cmで角度はほぼ直角です。偏平率70~60タイヤ程度であれば、どの角度で縁石を乗り越えても、ホイールにダメージが及ぶことは少ないです。一方、50タイヤ以下の偏平率になると縁石の高さよりもタイヤが薄いので、狭い角度で縁石を乗り越えるとホイールのフランジ(外周部分)にガリ傷がつきます。最近では純正で45~40タイヤが標準の場合もあり、縁石には気を使う必要があります。実際には同じサイズのタイヤであっても、銘柄によってかなりリムプロテクター(リムガード)の張り出し方が異なります。ホイールとの組み合わせが悪いと、タイヤの側面よりもホイールのフランジが出っ張ってしまうこともあり、この場合は非常に気を使いながら走ることを強いられます。もしもガリ傷を避けるようにするには、リムプロテクターの大きめのタイヤ銘柄を選ぶことをオススメします。

■ 貼付写真について

貼付写真は、ローダウンしてセンスよくインチアップした参考事例です。
左上:ドノーマル
右上:ローダウン+インチアップ
左下:標準車高+インチアップ
右下:ローダウン+インチアップ

これは現行シルフィーですが、旧型のブルーバードシルフィの場合は、おっしゃてくださればサンプル貼付します。その他、ご不明なことがございましたら追加でご質問いただければ幸いです。

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その他の回答 (5件)

  • あなたがいいと思うようにすることです。いじってる人は車社会の中でも一部です。その中でいいとかダサいとかいってるだけです。ほとんどの人はノーマルでのっているのでそこまではみてません。人それぞれ生活環境など違うのであなたはあなたの思う通りにすればいいのです。ショップにあなたの考えを相談するのが一番です。

  • 無難なトコで30mmほど落として17インチのアルミ履かせるくらいかな。

    でもダウンサスに設定あったかなぁ?

    まあ、奥の手で純正コイルを2巻くらい切る、なんてのもできますけど。

    プリメーラあたりの部品が流用できたら面白そうな車になる気がする(笑)

  • タイヤをツライチより少々内、車高は30~40ミリダウンが程よいです。ちなみに大抵車高を下げるとネガティブキャンバーになりますがリアがトーションビーム式(車軸懸架式)はキャンバー角は殆ど変わりません。足回りを強化すればダラダラした回頭性がシャキッとするようになり反面路面を的確に捉えるため乗り心地が悪くなります。例として自転車に乗ってる感覚です。タイヤの減りも勿論早くなりますし燃費も落ちます。インチアップに関してはドレッドが拡大され低扁平による効果でグリップ力や操縦安定性が増え一方で乗り心地悪化、ロードノイズが増え、タイヤの減りも早く燃費も悪化します。タイヤに関してはコンフォート系タイヤを選ぶことで多少の改善が期待出来ます。が、ダンパー、バネ、タイヤ交換でこちらを立てればあちらが立たずが多様にしてあります。

  • ヤンキーの好きないじり方はVIPカーやJ-LUGという雑誌にのっていますから参考にしてください

  • 車高を下げたりタイヤをインチアップ?したりすることに関する質問です。

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