日産 スカイラインGT‐R のみんなの質問

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昔はマンガなどで伝説のチューナー、地獄のチューナー、チューニングの神様などがあり、実際に名チューナーなども存在していたようですが、今はそうゆう方を見ないし、聞かなくなりました。何故なんでしょう。

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ベストアンサーに選ばれた回答

ひとえに、『理論解析が進んだから』です。

伝説のチューナーなどと言っても、彼らは専ら経験則と『脳内シミュレーション』(悪く言うと、『きっとこうに違いない』という思い込み)だけでやってました。

彼らがやっていたことは、現代では『どういう理論で優れていたのか?』がことごとく解明されています。(或いは・・・理論的に『絶対にやっちゃダメだったこと』をやっていた伝説のチューナーも大勢いて、それらも今では暴かれています。)

ちょっと考えてみてください。
現在では、クルマの開発は『バーチャル開発』と言って、シミュレーション上で殆ど終わります。
それは強度や剛性、耐久性の検討だけでなく、車両運動(加減速、旋回など路面~タイヤ間の不安定な摩擦力に頼った運動)、空気の流れ(車体の空力特性だけでなく、エンジン内部の吸排気の流れ、ラジエタの冷却能力、更には車内の空調の効き具合まで)、材料の劣化や摩耗、振動や騒音(車内のオーディオの性能含む)まで、多岐に渡ります。(ワタシが自動車技術者になった40年ぐらい前には、『解明不可能』と言われていたブレーキ鳴きさえ、今ではかなりの精度で発生メカニズムが判っています。)

これら『シミュレーションが出来る』ということは、現実の現象が再現出来る計算式が構築されているか、膨大な量の実験計測により現象がマップ化されているということです。

『あのオヤジが手曲げした排気管が、最も馬力が出る』・・・その手曲げ管の何がよくてどこに欠点があるかまで、現代では画面上で知ることが出来ます。

もう『カンと経験』の時代ではありません。
自動車も機械です。月にったり火星に行ったりする技術と、同じ線上にあります。『カン』で火星になんか行けませんよ。
メーカーの技術のその上を行きたいなら、メーカー以上の理論武装が必要になりますが、それは『街のチューナー』では不可能です。

『レースで常勝』などというチームがあったところで、実際問題、ワークスチームが出てくるとレースにならなくなりますよね?
個人のチューナーよりワークスの方が圧倒的に強いというのは、レースの世界では実は70年前からそうでした。
勿論、ワークスは資金が違うということが大きいですが、その資金を使って『理論武装している』ということが、プライベートとワークスの本質的な差です。
昔は、そういう技術を市販車に反映するのは(主に法規の問題で)困難でしたが、今はそうでもありません。(そうでないと日産・GT-Rやレクサス・LFAなんか作れませんよ。街のチューナーがスカイラインやスープラをベースに魔改造しても、GT-RやLFAには届かないでしょう。)

さて。
理論上最良のものは、基本的に1つに収斂します。これはつまり、理論追及が進むとどれも同じになるという、甚だつまらん結果になるわけです。
しかし一方。
スポーツカーやバイクの改造では、純粋な速さとは関係なく『味がある』『面白い』『カッコいい』など完全に主観的な評価が存在し、そういう分野が得意な改造屋もありますが・・・それさえ、今は単にデータが足りないだけで、設計美学や感性工学という分野で研究されています。『決して速くはないが、キモチがいいハンドリングや加速感』『騒音でなく快音』『空力に優れ、誰もが欲しくなる外観』などをAIが生成してくれる時代も、現実的な話になってきています。

伝説のチューナーは、益々産まれ難い状況になっていくでしょうね。

その他の回答 (3件)

  • 業界内の世代交代が進まずに衰退してるから。

  • いるけど人気じゃないからね。
    ワールドラリーが日本で開催されてもゴールデンタイムには宣伝もほぼしないじゃないですか。
    同じで、スポーツカーが人気無く、高く、本格的にチューニングなんて、スポーツカーにのるマニアの中で、更に金かけて弄って競いたいマニアしかやらないですから。
    雑誌やテレビやネットで見たり聞いたりなんてまず無いでしょう。

    そんなことより、初心者でも出来ることを素人がやるYouTubeのがよく見ますよね。
    そういう方が需要あるから、マニア向けなんて見ないわけです。

  • エンジン換装やメカチューンまで個人でするような車好きが居なくなって、需要が無くなったから。

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