1980年代の前半に鉄仮面ってメチャ高いから速いスカイラインがあったそうですが、若者のあこがれの車だったのですか？

Answer 1

R30というシリーズのスカイラインの最高性能モデルが通称『鉄仮面』ってヤツなんですけどね。R30発売当初からあったグレードでは無く、途中から加わりました。

『鉄仮面』はR30シリーズがライバルに対して劣勢になり出したところで、とりあえず馬力だけは勝つ、みたいな感じで出て来たグレードでした。
故に動力性能はスゴいものでしたが、エンジンさえ強力なら速く走れるワケじゃないですからねぇ。

R30は、コーナリングで『ジャッキングアップ』という異常な挙動が目立つ古い設計のリヤサスで、ステアリング剛性が低く、シフトレバーは1stに手が届かないほど遠く・・・と、運転に関しては色々チグハグな感じが強いクルマでした。

>若者のあこがれの車だったのですか？

現代ほどはサーキット走行という趣味が一般的でなく、走るのは専ら峠しか無かったこともあり、この種の長く重いクルマは、いわゆる『走り屋』（笑）はあまり相手にしてませんでした。
なにしろR30が登場した頃、RX-7はまだSAで（現代で言うとロードスターぐらいのサイズ）、AE86とかAWとかKP61とか、CR-Xなどが新車で買えた時代ですからねー。箱根を攻めたら、FRのR30よりも、FFでもCR-XのSiの方が面白かったでしょうね。
スカイライン教信者（？）でさえ、『鉄仮面』は4気筒の為に、『スカイラインじゃない』などと言っていたぐらいです。
『若者のあこがれ』っというイメージは、少なくともこのクルマが新車で買えた時代にはありませんでした。

Answer 2

昭和41年生まれの従兄弟が、最終形態であるRS-XターボC乗ってましたが
二言目には「えー4気筒なのこれ」って言われてましたねぇ。
西部警察最後まで見た人は良く知ってますよね(映りませんでした)