日産 スカイライン のみんなの質問

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トヨタのレクサス、日産のインフィニティ、ホンダのアキュラ




いずれも北米では独自の販売網とそれなりの知名度がありますが、日本で独自の販売網があるのはレクサスだけです。

日産はスカイライン(Q50)と新型フーガ(Q70,2月発売)にインフィニティのバッジをつけて日産ディーラーで売るという奇策に出、ホンダはRLXをレジェンドのままで売るという保守的な方法で発表しました。

レクサスはお世辞にも安定した黒字経営とまではいえないでしょうが、それでも日本においてもプレミアムブランドで展開する姿勢は「さすがは(?)トヨタ」と思わせる部分があります。

が、日産はインフィニティのバッジを活用しながらも日産/インフィニティの併売ディーラーとはせずにあくまで「日産ディーラー」での販売とし、一歩誤ればインフィニティブランドの価値を落としかねない行為にもなるわけです。

その点、ホンダはアキュラ自体を名乗らないことで冒険を避け、日本における「レジェンド」ブランド定着を狙っています。

はたして、やり方として賢いのはどのメーカーでしょうか?
一般市民の立場からのご意見が効きたいです。

補足

どの方も真剣なコメントをいただき、誠にありがとうございます。 ここまで濃いと、正直BAは悩みます。

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ベストアンサーに選ばれた回答

まさにおっしゃる通りです。
私は日産派ですが、昨今のゴーンCEOのコスト削減路線には疑問を抱き、日本人にとってのインフィニティブランドの価値は下がりつつあると感じてます。折角良い人材を他メーカーからヘッドハンティングしても、ブランド価値アップよりもコスト削減優先のゴーンに見切りをつけ次々に幹部が辞めていくのを見ると悲しくなります。フロントバッジだけなんて中途半端にも程がありすぎます。
それに比べレクサスは、黒字化出来てないとしても国内にブランド価値の植え付けがそこそこ出来ており、裾野を広げたと言える事から賢明であると私は思います。

質問者からのお礼コメント

2015.1.25 07:35

皆様ありがとうございます。
かなり悩みましたが、BAは短文で要点をまとめ上げたこの方に。

その他の回答 (7件)

  • 賢い以前に販売しているディーラーとメーカーの状況がそれぞれ違うので、北米や新興国と同じようなプレミアムブランド展開はできないのが実情ではないでしょうか?
    ニューモデルができたからといって、ホンダと取引のある社長さんたちくらいしか買わないレジェンドをまた販売してどうなるのか?賢くはないと思います。売れなくても売り続けているならまだわかりますが。
    トヨタが日本でレクサスを展開したのは、少子高齢化などで車の販売台数が減ると考えているため、少しでも利幅の大きな製品をできるだけたくさん売ろうという考えからです。メーカーにもディーラーにも資金力があるためリーマンを乗り越え何とかやってますが、バッチだけ違う車を今後も売るなら多くの人には支持されないでしょう。

  • レクサスが国内展開してから10年、最近、テレビ見ていても芸能人が国産高級車=レクサスって感じで使うようになってきて、知名度的には、グンを抜いているっていうか、国内展開する前から「レクサス」自体は有名だったけどね。

    そのレクサスでさえ、最近になってようやく全モデルを共通デザイン化したり、スポーツタイプに力を入れたりと、まだまだ試行錯誤中って感じです。

    スピンドルグリルに変わる次のデザインに期待したいところだけど、ベンツもBMWもアウディーも、クーペ、SUV、コンパクトモデルのライナップが勢ぞろいしたので、認知されないデザインだと、さらに10年低空飛行しそうです。

    インフィニティーは知名度なさすぎ。Q○○なんかで売り出したら、なんの車か意味不明。

    本田はぶっちゃけ、Hマークのままでもカッコいいからアキュラじゃなくていいんじゃね。

  • 元々、巨大自動車市場の北米市場で
    「壊れないけど安っぽい」
    というイメージが定着した日本車に、「高級」というイメージを持たせるために設立したのが、レクサス、インフィニティ、アキュラです。
    ですので、北米市場には各社かなり重要で綿密な営業戦略があると思いますが、残念ながら高級車の市場規模の小さい日本は、メーカーが考える意気込みも思い入れも消極的ですよね。

    独自ブランドを日本でも立ち上げたレクサスでさえ、取り扱い車種の数は米国よりもかなり少ないです。国内の法人部門で強固な販売が見込めるLSや、クロスオーバーSUVの開拓車種として人気のRXやNXを擁するレクサスでさえ、国内事業部が採算を上回ってきたのは2009年以降です。これらの「国内販売台数が読める」人気車種の無いインフィニティやアキュラに、レクサスと同じ戦略を求めるのも酷なものです。
    特に日産は、日本市場でインフィニティというブランドを大事にする気がないのか、米国インフィニティを立ち上げた際、トヨタがLS400をトヨタマークのセルシオとして売り出したのに対して、日産はQ45をインフィニティマークのまま販売してしまいました。
    国内でのインフィニティブランドは、不人気車種Q45で、一度地に落ちているとも考えられますので、
    >一歩誤ればインフィニティブランドの価値を落としかねない
    その危機意識は、日産には無いですね。
    日産スカイラインや日産フーガに、安易にインフィニティマークを付ける不自然さは、日産自身は感じていないんじゃないでしょうか?
    日産は実質的には外資系ですから、日本人的繊細な営業戦略が苦手なのかもしれませんね。

  • ブランドマーケッティングの基本は差別化です。
    他社とは違う.所有することで一般庶民とは違う存在になれる優越感を与えることです。
    そのためには、販売網とブランドマークを別のものにする必要があります。
    店を訪れただけで,満足感、優越感が得られる店作り、
    ブランドマークを見ただけでドーパミンが出る、
    近年は,脳科学をブランドマーケッティングに利用しています。

    例えば,ラルフローレンやポールスミスのジャケット欲しいと思ったら、
    専門店で買いますよね。ユニクロやシマムラのような量販店で買いません。
    彼女をディナーに誘うなら、それなりのレストランを選ぶでしょう。
    フレンチのコースト牛丼が同時に食べれる店など誰も行きません。
    高級なアパレルでも料理でも、購入する人は店の雰囲気やサービス,ブランドを楽しむのです。
    車も同じで,広くて燃費が良くて維持費が安い実用車を選ぶお客様は、
    ユニクロや牛丼屋ファーストフードの店に行くタイプの客層です。
    車に,移動手段以外の付加価値やブランド価値を求めるお客様は、
    ポールスミスの服をきて,高級フレンチでワインを楽しむ客層です。

    すでに,レクサスやベンツは東京にカフェを開いて,独自の世界観を発進しています。(車の展示は1台のみ、店の雰囲気で世界観を演出)

    ホンダのアコードはあまり売れていないようですが、
    フィットやブリード、軽自動車、ステップワゴンという白もの家電のような実用車と同じ店で販売しているのが一因ではないかと邪推しています。
    しかし,アキュラのブランドを軽自動車と同時販売しないのは賢いと思います。
    一度ブランド価値が低下すると,回復できませんから、

    日産の場合、ホンダと異なり、300万以上のセダンの市場を持っています。
    スカイラインやフーガを購入する客層とマーチやキューブを買う客層はことなります。
    スカイラインやフーガに乗る客層が浮気しやすいのがBMWベンツなどの輸入車です。彼らは車の性能や操縦性にこだわりがあり、トヨタのクラウンやマークXでは満足できない人たちです。国内のセダンユーザーの中ではマイノリティな存在です/
    今回インフィニティのブランドを付けて性能的にも差別化することで顧客の囲い込みを行ったのではないかと邪推しています。
    国内を走る300万以上のセダンを想像してみて下さい。
    エンブレムが、トヨタ、レクサス、ベンツ、BMW,インフィニティ日産
    この中で日産が消えたら,トヨタが最も冴えないブランドになります。

    いずれにせよ,国内の300万以上のセダン市場で圧倒的な強さを誇るトヨタの戦略にレクサスの存在は欠かせないと思います。

  • 賢いのは一番儲かっているメーカーです。

  • トヨタは、昔、プログレを小さな高級車として売り出しましたが、売れずに失敗しました。
    また、現在では、ヴェルファイアやエクスカイヤーなどで、一般に高級車とは言えない分野で、高級車として売り出しています。

    これを考えると、トヨタは、いわゆるクラウンやセルシオ以外の分野でも、高級車を売りたい、という思想があるのだと思います。

    手さぐりの中、その一つの解決方法として、トヨタとは別のレクサスブランドを用いて、まずは、小型車を高級車として売れるようにしたい、というので、レクサスブランドを採用したのだと思います。

    日産のその先の戦略は分かりません。
    インフィニティというブランドを立ち上げて、小型車にもブランドさせるのか。

    現在は、消費が低迷した中で、インフィニティという言葉を用いて、購買威力を高めようとしている程度にしか見えません。

    高級車路線の弱いホンダが、ここで切り札の「アキュラ」を使っていいのか、というかだと思います。NSXもありますし。

    そういう意味で、試行錯誤でレクサスブランドを作った、トヨタが、いまのところ、正道で、他のメーカーは、よくわらない、という感じに思っています。

  • 「ブランド」をどう捉えるかでしょうね。

    アキュラとレクサスとインフィニティの内、
    最も速くブランドを立ち上げたのはホンダのアキュラです。

    アメリカに進出した日本のクルマメーカーですが、
    当初は、「安かろう、悪かろう」のクルマでイメージでした。
    しかし、ホンダが1972年にCVCCエンジンを開発し、
    アメリカのマスキー法に合格したことで世界を驚かせました。
    アメリカでの日本車の評価が上がっていく中で、
    F1でも絶好調であったホンダは、1986年に、高級車ブランド
    「アキュラ」を立ち上げました。

    レクサスが出来たのはアキュラに遅れること3年の1989年、
    インフィニティは同じ年の暮れになります。

    アメリカは、新しいものを受け入れる国でした。
    欧州に比べて、国家自体に歴史が無く、フロンティア精神を
    受け入れる国であったため、新ブランドは成功しました。
    アキュラはNSX、レクサスはLSという、成功したクルマが
    あったことも成功の1つの理由でした。
    (そう言った意味でもインフィニティは今一つでしたが。)

    一方、歴史を重んじる欧州では、レクサス等の評価は
    上がりませんでした。
    既に、ロールスロイスやベントレー、マイバッハなど
    既に高級ブランドが確立している国家に新ブランドは
    受け入れられなかったのです。
    欧州で評価されるのは、「歴史」であり「伝統」だったのです。

    さて、前置きが長くなりましたが、
    日本で受け入れられるのは、何でしょうか。

    日本人は、世界一のブランド好きと言われます。
    ただし、ここのブランドというのは、欧米のブランドということです。

    戦後の欧米化の流れの中で、日本人は、欧米のものを
    ブランドとして憧れるようになりました。
    昔はアメリカ車に憧れましたが、あまりにも大きすぎ、
    燃費の悪いアメリカ車ブランドイメージは廃れていきました。

    一方、ヤナセが大々的にキャンペーンした「メルセデスベンツ」
    PRで、「ベンツ」が高級車イメージのNo.1になりました。
    BMWも、バブル期の3シリーズブームもあって、
    若者が憧れるクルマメーカーとして認識されるようになりました。

    つまり、日本人にとって、本来日本に存在し、
    誰でも乗っているに過ぎないトヨタ、ホンダ、日産のクルマを、
    名前を変えただけでブランド化することは、
    世論的な同意を得られず、失敗するリスクが存在したのです。

    実際、レクサスが日本に導入されたときも、
    事業としてはけして成功とは言えませんでした。
    ホンダもアキュラを導入する計画がありましたが、
    結局は断念してしまいました。
    トヨタの莫大な資金力があってこそ、レクサスは
    日本での販売を継続できていると思われます。

    日本人は、欧米ブランド大好きで、必要以上に敬意を表しますが、
    一方で横並びを好み、隣の人だけが成功することを嫌います。

    つまり、トヨタやホンダがレクサスやアキュラとなって、
    高級っぽくブランド化することを素直に認めたがらないのです。

    レクサスは、その苦境を、素晴らしいクルマを製造販売し、
    素晴らしいサービスで応対することで、
    やっとその基礎を定着しつつあります。

    日本も、国の政策もあって、アメリカ並みの格差社会になってきました。
    この2極化がますます進めば、超高級車か、
    軽自動車どちらかしか売れなくなっていくことも考えられます。
    それでも、見栄をはって、高級車を購入する層も増えるかもしれません。

    ヨーロッパの人が日本に来てビックリすることの1つに、
    Sクラスなどの高級車が、アパートやスーパーの駐車場に
    停まっているということだそうです。
    高級車はガレージ保管が絶対で、スーパーには買い物に行きません。
    そもそも、ローンで高級車を買う人はいないそうです。

    日本は、ローンで、無理をしてでも高級車を欲しがる人がいます。
    ただ、「ブランド」としてのイメージは、常に欧米に向いており、
    レクサス以外のメーカーがブランドとして確立するのは
    かなり難しいと思わざるを得ません。
    よって、やり方として賢いのは、レクサスで頑張るトヨタであり、
    アキュラを我慢するホンダであり、
    ちょっとでも高級っぽく見せたい日産であると言えます。

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