日産 パルサー 「日本にもノートの上に必要な1台！」のユーザーレビュー

日本にもノートの上に必要な1台！

2016.11.19

総評

ナンダカンダと書きましたが、普段乗りではこの上なく上品な1台。

日本では消えてしまったティーダ/パルサーですが、ノートがコレの代わりだなんてもったいないこと言わずにアクセラやオーリスの対抗馬として日本でも出すべき。
（今から出すとなれば、C13のほうが現実的だろうけど・・・）

MR16DDT搭載のSSSはホットハッチに化ける要素が十分あると思う。

惜しむらくはオーストラリアにおいて、ハッチがマイクラとともに2016年いっぱいで廃止されることか・・・
市場がカローラハッチ（日本名：オーリス）の異常人気で他がかなり不利であることが原因らしい。

満足している点

前席を自分のポジション（身長：170㎝）に合わせても十分余裕のある後席足下。
G11に肉迫するほど広い。

外見から想像しにくいほど余裕のあるヘッドクリアランス。

広大なオーストラリアにおいて非常に重宝するクルーズコントロール。

予想以上に扱いやすい1.8L・MRA8DEエンジンと、その良さを上手く引き出している副変速機付エクストロニックCVT。
同じCVTでもG11のそれとは比べ物にならないほど洗練していることに驚きを隠せない。

セダン（B17）はBプラットフォームを可能な限りストレッチしたものだが、ハッチはJ10と同じCプラットフォームなので、剛性に余裕を感じる。
特にコーナリング時にそれを痛感。

不満な点

薄目のクッションは前後ドアともあるが、ソフトパッドがインパネと前ドアのみであること。

日本仕様が過剰なのか、はたまた海外仕様が当たり前なのかはわからないが、ドアロック時のアンサーバックの電子音やリバース時の電子音が無いので、慣れないうちは不安になる。

デザイン

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走行性能

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TB17シルフィと同じMRA8DEを搭載しているため、絶対的なパワー感こそないが、それなりにトルクがあるためノンビリ走るには余裕がある。

静粛性はMR20DEよりも上で、ジェントルな趣さえ感じる。

乗り心地

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硬すぎず柔らかすぎずでちょうど良い。
195/60R16がBSのエコピアであったこともいい方向に作用していたかも。

ハーシュネス云々よりも不整地をどう対処できるかが優先のオーストラリアにおいてはコレで充分。

積載性

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ダブルフォールディングではないため、フラットにはならないが、たたんでもそれなりに広いラゲッジ。

燃費

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総計700km弱に対して約48Lなので、14km/L少々。
アップダウンや法定速度の変化が多い（60→40→80→60km/hとか60→100→80km/hとかはよくある）オーストラリアにおいてはやや優秀の部類か。

価格

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故障経験

なし。