ＪＴＣＣで、日産やマツダが勝つためには？

Question

消滅してしまったＪＴＣＣですが、ハコの名門といわれた日産はタイトルを取れませんでした。
マツダも表彰台に登ることなく去ってしまいました。
メーカー参戦しなかった三菱・スバルは仕方ないのですが、日産やマツダはどうすれば勝てたと思いますか？

自分は、日産ならトヨタ、マツダはホンダと同じ路線にいけば、そこそこいい勝負ができたんじゃないかと思うのですが。
具体的には、日産はP10プリメーラの後継にB14サニーを選びましたが、R11プレセアへのスイッチも検討していたそうです。最終的にはB14サニーと平行してP11プリメーラで参戦していました。トヨタはT19コロナからEXIV→100系チェイサーと一回り大型のFR車へスイッチしています。
日産も同様にスカイラインやローレルにスイッチする選択があれば、いい線を狙えたのでは・・・と思うのです。
販売政策とか、マシンの開発期間とか色々と課題もあるのでしょうが。

マツダも同様に、ランティス→ファミリアと小型軽量マシンへ移行しましたが、ホンダがシビック→アコードとFF車でワイドボディを選択して成功したように、MS-8やユーノス800を使っていれば・・・と思います。

IFの話ですが、日産やマツダが勝てる構想を教えてください。

補足

日産、マツダが勝てなかったのは事実なので、理由もだいたい分かります。たらればの話で勝たせてあげて下さい。2015年のJTCCだとアテンザ、アクセラ、レクサスIS、マークX、スカイライン、フォルティス、WRXなんかの国産勢にCクラス、3シリーズ、A4なんかのドイツ勢とバトルですかね。2000ccで分けて2クラス制にすれば面白いかも→スーパーGTは？って突っ込まないで下さい。

Answer 1

熱かったですね、JTCCは。
ある意味あの頃はVTECの独壇場でしたから。
しかもエンジン回転方向を逆向きにし、リバースマウントすることでフロントミッド化を図った事もエポックです。
その様なシステムを持たなかったマツダ、日産、トヨタ(エクシブ、コロナはフロントミッドに近いけど)は苦戦したと思います。
同じ出力であれば、小型、軽量なマシンにすれば良いという発想はあると思いますが、敢えて逆の肥大化路線を行ったホンダ。
その実は車両の安定性向上に尽きるかと思われます。
それはトヨタがその方向に向いた事からも明らかではないでしょうか？
では何故、マツダと日産が小型車路線にいったのかは謎です。
迷走してたのでしょうか？
軽量=ブレーキへの負担が少ない=コーナーの突っ込み勝負に有利という発想からかもしれません。

マツダファンである自分が選ぶのであれば、ユーノス500を選択します。
実際、BTCCではクセドス6という名前でエントリーしてました。
お家芸であるロータリーを搭載したいのですが、ロータリー係数の関係上、レギュに抵触する可能性があります。
V6ではフロントヘビーになるから敢えてBPベースで回頭性を向上させたいかな？
今ならMZRベースでもいいと思います。

もしロータリーがレギュの範囲内ならそれを載せても面白いかも。
であれば、車体はRX-8で。

今、JTCCを復活させるのであれば、アクセラでしょう。
これには当然、ディーゼルで参加。
今、JTCCを復活させたら絶対面白いのに。

Answer 2

勝てない理由は、金、人、もの、知恵が足りなかったから。だから、今ならこうすればと言えるけど、当時はそういうことは逆立ちしてもできなかったので勝てなかったでしょうね。
プレセアを用意しなかったのは、日産が国内で開発していたリバースヘッドがうまくいかなかったし、予算もなくなっていたから。サニーも開発したのは営業的な要素とコスト。もう日産は相当苦しい状況でしたから。廉価な足回りが影響して開発に苦労したけど、本山だけは速く走らせることができました。金がないなら知恵を出さなきゃいけないが、日産本体にはそれがなかったのでたくさんは勝てなかった。そこで培われたノウハウがニスモを通じて今のＧＴに生きています。
マツダは、レシプロエンジンによるレース経験がその当時ほとんどなかったうえに金がなかったのでどうしようもなかったですね。Ｖ６なんて選ぶから遅れたし、マツダスピードに丸投げでしたから。ユーノス５００が海外で走ってたけど、マツダが開発したものではない。営業を考えれば売れてない大き目の車を選ぶ決断はできなかったのでしょうね。実際に何戦も観戦したけど、後ろの方を走っている車はエンジンの開発も遅れていて、遅い車ほどパンパン音がしてましたね。大きな車体を用意するだけで勝てたわけではないので、何をしてもダメだったでしょうね。