非常に満足しています
マーチカブリオレ(「カブリオ」とします)からの乗り換えです。
カブリオが、高田工業の”手作り感”満載で、かなり”荒”が見えたこと
2007.9.3
- 総評
- 非常に満足しています
マーチカブリオレ(「カブリオ」とします)からの乗り換えです。
カブリオが、高田工業の”手作り感”満載で、かなり”荒”が見えたことに比べると、商品として十分以上といえると思います。
現行Zのコンバーチブルの中古車が300万円以下で並んでいるのを見ると、確かにC+Cの値段は高いと見えるでしょうが、Zに比べるとはるかにコンパクトで利便性高いですし、台数限定ですから所有感も高いと思います。
台数限定こその所有感があると申しましたが、こうした車が限定車ではなくてカタログ車として通常販売されて、売れるようになれば、もっと魅力的な車が日産から今後続々とリリースされるようになると思いますから、所定台数が早期に完売してくれるといいと思ってます。
- 満足している点
- 前に申し上げたように、元カブリオオーナーなので、そちらとの比較論に終始してしまうことをお許し下さい。
カブリオよりも排気量が増加(1.3Lから1.6L)になったこともあり、パワフルです。カブリオだと7%程度の勾配率の上り坂で、2名乗車でも大変でしたから。
トランスミッションもCVTから通常のトルコンATになりましたが、違和感はありません。CVTの場合、オイル交換のインターバルが長いと、繋がりが途端に悪くなり、駆動系に起因する加速のもたつきが顕著でしたが、トルコンATはどうなんでしょうか?(実はトルコンAT車は初めてです)
乗り味は、カブリオに比べると締まった感じがあり、好ましく感じます。確認していませんが、同じくニッサンUKから輸入しているデュアリスのダンパーが欧州仕様そのままのザックス製で評判が高いことから、C+Cもそうした仕様かもしれません。
ボディ剛性が相当高いと思います。カブリオは前述の通り、高田工業での”手作り”で、後付補強の感が強く(実際、センターピラーがロールバー化されてましたし、ドアの付け根となるフロア部分も異常に盛り上がってました)、正直補いきれていませんでした(高速道路のランプでのコーナではっきりボディがねじれるのが看取されましたから)。
現行マーチのデビュー時に酷評されたと記憶している電動パワステですが、改善されていると思います。カブリオよりも確かに重く感じますが、自然な感じですし、適切な重さと思います。
ルーフを閉めた際の左斜め後方の視界も非常によく、カブリオとは比べ物になりません。
フロントシートはシートヒーター内臓で十分考えられていると思います。勿論いまは使っていませんが、冬になるのが楽しみです。
- 不満な点
- アクセルペダルの抵抗力が弱く、ついつい踏みすぎてしまいます。ブレーキについてはそういうことはなく、かなりしっかりした感じなので、少々バランスが取れていないと感じます。また、乗り味についてはソフトなものがお好みの方には不満かもしれません。
2名での使用がほとんどなので不満はありませんが、後席は想定以上に狭いです(実物見ずに注文しましたので)。リアウインドウの傾斜が強いこともあり、男性が後席に乗るのは非常に厳しいです。エマージェンシーよりも劣るかもしれません。この点は、ソフトトップであるカブリオが勝ります。やはりソフトトップの収納スペースはコンパクトですから。
カブリオが勝る点といえば、前席の開放感です。フロントスクリーンの傾斜がこれまた強いので、以前ほどの開放感は少ないです。
スタイルですが、トランク部分がただ平らなだけ、というデザインは短所だと思います。もう一工夫してほしかったです。
内装は、ボディカラーの関係からアイスブルーなのですが、汚れは目立つでしょう。ただ、黒内装は、かつて所有していたMR2(SW20型)を思わせたので、パスしました。
ま、いずれにしても”そんなの関係ねぇ!”というところだと思います(笑)。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験