日産 マイクラC+C 「パイクカー的な面白さ、コンセプトカー的な意外さ。 信頼の日本製エンジンに、ヨーロッパらしい足回りと車体。 」のユーザーレビュー

パイクカー的な面白さ、コンセプトカー的な意外さ。 信頼の日本製エンジンに、ヨーロッパらしい足回りと車体。

2011.7.19

総評

パイクカー的な面白さ、コンセプトカー的な意外さ。
信頼の日本製エンジンに、ヨーロッパらしい足回りと車体。

満足している点

●デザイン
セダンでも普通のクーペでもない見たことのないこの形。同じ形状の車がプジョー206CCくらいなのでとてもよく目立つ。
誰もが知ってるマーチの顔をしているので余計に「なんだろうこれ？」と思わせる効果があります。
オープンで走らなくとも目を引く車です。
●走行性能
外車そのものです。コーナーをしっかり曲がるための硬めのサス、ふんばりの効く硬めのシート、コーナーをバシッときめられる重いステアリング、コントロールを効かすための踏み込みの必要なブレーキ。
パワーに余裕のある1600ccエンジン＋5速MT/4速ATというシンプルな構成で扱いやすいです。
1600ccのHR16DEエンジンですが、日産の1500cc車によく積んであるHR15DEエンジンのボアアップ版です。国産車向けより圧縮比も高くハイオク仕様なのでトルクのある良いエンジン。
キチッと走れるステアリングやサスの設定、これより排気量の大きい上のクラスの車でもこれができてない車は多いです。ヨーロッパの車がいかに走るための性能に重点を置いているかがわかります。

不満な点

●プラスチックの内装
デザイン的にはマーチと共通。ただ、センスのない変なデザインではなく綺麗にまとまってはいるのでおかしい感じではない。カジュアルなんだと考えるべきだろう。
マーチと同じでプラスチック多用。ただ、オープンで走れば室内も汚れるわけで、掃除がしやすいという面では正解だと思う。
●65km/hに達しないと4速に入らないAT
ヨーロッパに合わせた設定のためか、65km/hくらい、回転数で言うと3速2500回転まで回さないと4速に入りません。60km/hで流れてる一般道を周りの車に合わせて走行すると、3速2000回転のままエンジンがうなりながら走るわけです。当然燃費は悪くなります。いったん65km/h出して60km/hに減速するなりしないと燃費が良くありません。
●後部座席は常用不可
後部座席は手荷物を置く場所、もしくは補助席。観光バスの折りたたみ式補助席みたいな扱いと考えよう。あればいざという時乗せられます。無ければ乗せることすらできません。
広さ的にはミラバンといい勝負。狭いと噂の5ナンバークーペの類(シルビア・CR-Z・インテグラ)より狭いです。
3人以上で常用するならそもそもこの車は・・・
ちなみにうちでは3人で乗ることが年に2回くらい、4人で乗ることが年に1回あるかないか。
●くだらない所が次々と壊れる
外車にはよくあることです。
助手席下の小物入れのロックが壊れました。中国製のモーターが原因です。モーターの内部が粉砕してるという芸術的な壊れ方でした。
サイドミラーの手動格納がなんか動きがぎこちないです。ルノールーテシアと共通パーツですね。ルーテシアが横に並んだ時に同じパーツだと知った。
どれも壊れる部品には「RENAULT」の刻印が入っている気がする。気のせいだろうかｗ
ちなみにエンジンやミッションは安心の日本製です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験