重厚なRBサウンドにベタ惚れです
雪国に転勤したため、四輪駆動車が欲しくなり、それまで乗っていたY33レパードを親戚に譲り、破格の安値で売っていたこの
2009.3.1
- 総評
- 重厚なRBサウンドにベタ惚れです
雪国に転勤したため、四輪駆動車が欲しくなり、それまで乗っていたY33レパードを親戚に譲り、破格の安値で売っていたこの車を購入し、12月から乗っています。3ヶ月乗ってみて得た感想を記します。
外装のデザインは、今ではあまり見られなくなった「角張ったデザインの、ボンネット・乗車スペース・トランクがはっきりと分かれた3BOXスタイル」の正当派セダンです。今の車は空力を意識した丸いデザインが主流であり少し古さを感じるかもしれませんが、こういうデザインが好きな人であればそれは魅力たり得ます。私は前述のとおりレパードに乗っていたため、その全長を少し短くしただけでデザイン的には似ているこの車のデザインを、とても気に入っています。
内装は、ダッシュボードが上下2段に分かれた特有のデザインをしており、シート側に張り出している分、窮屈感を感じる方もいるかと思いますが、それがコクピットにいるような囲まれ感を演出しており、運転する気持ちが高ぶること請け合いです。
居住スペースは、A,Cピラーの傾斜が幾分きつく、少し圧迫感を感じることは事実です。リアシートもこのサイズの車では広々とはいきませんが、かといって窮屈と言うほどでもないです。長身の男性では狭く感じるでしょうが、女性が乗車するのであればそんなに不満はないのではないでしょうか。
エンジンは、言わずと知れた名機RB25DEです。レパードのVQ25DEと同じ排気量ですが、VQの軽い吹け上がりとは違い、RBの低音で唸りを上げながらもりもりと盛り上がってくるパワー感は、「車を運転している喜び」を感じることが出来、とても満足しています。
私が購入したこのグレードはアテーサが搭載されております。今年は少雪のためその実力を実感する機会はありませんでしたが、「直6搭載の4駆」という今や世界的に見ても希少なこの車を所有することに、とても満足しています。友人には「いつまで保つのか・・・」と揶揄されていますが(笑)、手入れして大事に乗っていきたい、と思っています。
- 満足している点
- やはり、RBのサウンド・吹け上がりが一番の魅力です。それでいて4人乗れる実用性の高さ、でしょうか。セダンですので、シーンを選ばずに使えるのも利点です。あまり実用性を気にしない方で、「RBに酔いしれたい」と思う方でしたら、R34スカイラインの方が良いかも知れません(ただし、ローレルの方が圧倒的に安い!です。)
クラブSは、見た目もスポーティですし、ターボでなければ値段も安く買えますので、あまりお金をかけず走りを楽しみたい方には良い車ではないでしょうか。なお、このグレードはノンターボですが、200psあり、必要十分です。
私は純正のエアロをヤフオクで見つけて取り付けましたが、さらにかっこよくなりました。純正エアロはデザイン的に非常によいので、是非買いです!
※純正エアロは生産終了したそうで、もはやオークションで手に入れるほかありません
燃費はばらつきが多く、長距離の移動では12㎞/㍑程と10年前の車とは思えないほどよいのですが、町乗りでは5㎞/㍑いかないこともありました。平均すると、7㎞/㍑くらいです。
- 不満な点
- 私の買った車だけの症状かも知れませんが、エンジンが暖まるまでアイドリングが不安定で、回転が高いときにはエンジン音がかなり大きく車内に聞こえます。
また、この時代の日産車特有なのかも知れませんが(最近の日産車は分かりません)、1速から2速への変速ショックが大きく、アクセル操作に気を遣います。
そのほかにはとくに不満はありません。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験