日本はＡＴ大国なのにどうしてセミＡＴは普及しないのですか。 日本のＡＴ車率は９９％だと聞きます。 日本はＡＴでもＣＶＴでも先進国だと聞きます。 なのにどうしてセミＡＴは普及しないのですか。

Question

フェアレディＺもロードスターも８６もみんなセミＡＴになぜしないのですか。

Answer 1

ATという一括りではありません。

DCTの性能が優秀なのがわかっていても要因にCVTから離脱できないのです。

CVTは伝達効率が悪いトランスミッションですが、無段階変速という特徴を使ってエンジン回転数変動を抑える事でエンジン燃焼効率を向上させて燃費性能を稼ぎます。
日本の道路は渋滞や信号機が多いため、CVTでのエンジン燃焼効率向上に効果があるので、日本メーカーは挙ってCVTを採用しました。
CVTを主力としたので、投資した開発費はCVTを多く販売して回収するしかありません。
長年のCVT開発で摩擦伝達という特殊な伝達方式での限界が見え、離脱する動きもあります。
既に開発費を回収したと思われるホンダは、ハイブリッドシステムi-DCDではDCTを採用。身軽なマツダは多段ステップATの自社開発へ舵を切りました。

トヨタはハイブリッドシステムに独自の動力分割機構を採用しトランスミッションを廃止したのでトランスミッション自身が存在しません。
日産は三菱とスズキと一緒にトランスミッション専業メーカーJATCOを設立し投資しましたが、スズキは独自のAGSを途上国向に開発し国内市場にも投入、日産は今回のノートのモデルチェンジでe-Powerを投入してトランスミッションを廃止しました。

日本メーカーは、トランスミッション廃止やCVT離脱へ進んでいます。

ちなみにGT-RやランエボXにもDCTが採用されています。
基本特許をゲトラグが抑えているので、CVTよりも確実にコストがかかるといったメーカーにとってのデメリットがあります。

(action_1919さんへ)

Answer 2

セミATは機械はMTだからです。