日産 デイズ 「大幅に改善された加速性能。」のユーザーレビュー

大幅に改善された加速性能。

2021.11.7

総評

鋭い加速性能（2019年製比）と低燃費性能を両立する日産DAYZ。単身者や大人2名程度で動かれる方の、近所へのお買い物や駅までの送迎などのちょい乗りにはベストな選択かと思います。

せっかく新車で購入されるなら、ひとつ上のグレード「X」を購入されることをお勧めします。
価格差は数万円程度です。

加速性能以外の点では、2019年製と2021年製に大きな違いは感じられませんでした。

満足している点

車検の代車として3日間お借りした2021年製DAYZ。

ホイールキャップ装着車なのでエントリーグレードの「S」かと思われます。

まず走り出してすぐに驚いたのは、大幅に改善された加速性能。
現行型DAYZが登場した2019年製の同型を購入、乗る機会が多いのですが、明らかに変わったと感じられる程の鋭い加速力。
※比較のため以降は2019年製と2021年製と表記します。

また60km/hまでの加速の伸びも良く（高速道路は乗っていないため一般道でしか判断できません）、正直なところ比較すると感動するレベルの変化の遂げよう。

2019年製はアクセルを踏んでも音だけして、なかなか思うような加速と速度に達しません。
一般道での車線変更や高速道路上での追い越しなど、必要な加速が、必要な時に必要な反応が得られずにストレスが溜まります。

この2021年製はふんわりアクセルワークでも、キビキビとした加速感が思い通りに手に入ります。その違いはまるで違う車種になっているかのよう。
エンジンの型式に変更はないようなので、ECUのセッティング変更かと思われます。

不満な点

インテリアは2019年製と変わらず。

本モデルはエントリーグレードの「S」であるためいろいろと簡素化・簡略化されているところに目が行きます。

操作パネル周辺はもう少し凝って欲しいところ。
エアコンコントロールなどの操作性は高いが、安っぽさが前面に出ていて、せっかくの精悍かつスマートな顔つきのDAYZにはそぐわないような質感。

加えて見劣りするのは、今だにキーを差し込んで捻るエンジンスタートタイプということ。本来あるべきスタートスイッチボタンの場所は塞がれています。

ナビゲーションは解像度が低く、操作性・応答性に乏しいまま。操作・タッチすると接触性はよいのですが、操作が的確に伝わらず思うような反応を示しません。
iphoneに慣れた身体にはフラストレーションが溜まるだけのモニターです。

iphoneを接続・ミラーリングができれば、本体価格の1割もするようなメーカーオプションのナビをあえて購入する必要はなくなるかと思います。

また、2021年製（個体差かと思われますが）のナビ周辺からシャーペン芯で樹脂パーツを軽く細かく突いたかのようなビビリ音がしばしば聞こえました。

「X」グレードのドアパネル内張にある布をイメージさせるようなプリントが施された樹脂パーツは、「S」グレードでは無地の樹脂に戻されていています。
プリントパネルは触っても、当然樹脂特有のザラザラとした手触りで、質感は低く、安っぽさしか感じません。
好みの差はあるかと思いますが、余計なこだわりが質感を下げているように思います。

デザイン

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2019年製DAYZのレビューに準じますので割愛します。

走行性能

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2019年製DAYZのレビューに準じますので割愛します。

乗り心地

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2019年製DAYZのレビューに準じますので割愛します。

積載性

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2019年製DAYZのレビューに準じますので割愛します。

燃費

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2019年製DAYZのレビューに準じますので割愛します。

価格

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2019年製DAYZのレビューに準じますので割愛します。

故障経験

車検での代車のためなし。