日産 ダットサンピックアップ 「多少の悪路でも乗れる」のユーザーレビュー

多少の悪路でも乗れる

2019.4.25

総評

機関整備や消耗品の交換をしてラダーフレームに問題がなければ走行できる。構造が旧式でメンテナンスが単純。日産の技術者が精魂込めて造ったピックアップだがコンセプトが古すぎ。サスペンションと車の特性からツインカムの必要性に疑問？　ボア比やカムのプロフィールなど技術が低い。先進的な他社と比較してパワーと燃費が劣る。

満足している点

ダブルウィッシュボーンの安定感はあるがトーションバーなので限界値が低い。DOHC2400のロングストロークエンジン。低回転でトルク指向。高回転は苦手。燃費が悪くなるだけ。

不満な点

トラックとSUVの性能がそれなりにあり。所詮は貨物トラック。分解して分かる品質と技術に疑問のメーカー。

デザイン

2

個性のないデザイン。ときめきなし。

走行性能

2

フロントはダブルウィッシュボーン路面は掴めるがトーションバーで限界値低い。コーナーはボールジョイントでレスポンスは悪い。車高が高いので視認性が良い。日産平座ナットを切削しパジェロホイールを履いている。少しトレッドが広くなってる。

乗り心地

2

アライメント調整、サスペンションブッシュ交換と社外ショックに交換で多少改善したが旧式サスペンションのトラックなのでそれなり。

積載性

3

何でも積める。釣りやレジャーや山・畑作業の道具諸々。汚れを気にしないで何でもOK。トノカバーを載せれば全天候型で防犯性もアップ。

燃費

1

通常走行で6～7ｋｍぐらい。高速で7～8kｍぐらい。

価格

2

中古なので走れるようにするだけ。価格ではなく自己満足の塊

故障経験

2002年の中古車両、足回りーショック、アッパー・ロアアーム、アイドラアーム、スタビ、ゴムブッシュ。エンジン―ウォタ―ポンプ、ラジエター、冷却ホース、オルタネーター、マフラー、ガスケット、ベルト、イリジウムプラグ、ブルーポイントコード。ブレーキオーバホール、ABSセンサー。内外装―フロントバンパー、フェンダー交換。運転席シート貼替、ヘッドランプLED、外装電球交換、メーター、エアコンパネル電球交換、下回り錆び除去、錆止塗装。ＡＴＦ圧送交換。年式が古く品質の良くないメーカー車輌を維持するには情熱と資金が必要。国内外問わず技術力が高く品質の良いメーカーの車を買った方がトータル的に安いし価値がある。品質と技術の良くないメーカーの安物買いの銭失いの典型例。