日産セドリック３３１ L２０E エンジンですが、ツインプラグでもないのに、ﾎﾟｲﾝﾄが２つあるのですが、どのような仕組みなのですか？

Answer 1

51年排ガス規制で設定されました。
ツインポイントではなく、ツーポイント（2ポイント）です。
2個あるのは、イニシャル点火時期を早め/遅めに物理的に切り替えるためについています。
特定の条件（水温50度、スロットル全閉/全開等の条件が揃ったところで、早め＆EGR-ON、遅め＆EGR-OFFを切り替えます。
確か51年規制のEGI＆MT車だけだったような気がします。

初期のEGIはポイント式です。EGI＝フルトラの関連付けはありません。当時フルトラは高価だったので、L28や上級グレードのみです（キャブ車でも同じ）。
フルトラが普及するのはHICイグナイタ（デスビ本体に黒ケースのイグナイタが付いたタイプ）が開発された昭和53年からです。それまではEGIでもポイント式が主流です。その中でも特定モデルで2ポイントデスビ仕様がありました。51年規制のL20Eでは結構遭遇します。

多分メーカーもEGR制御などでかなり梃子摺っていたのだと思います。

質問者からのお礼コメント

詳しくありがとうございました。
現在ではECUで多分簡単に制御できることでも昔は大変だったのですね。
特定条件でのイニシャルタイミングを替えるための、ツーポイントだったのですね。

Answer 2

日産のディラーメカニック当時やってましたが、初耳ですね?Zエンジンなら分かりますが、L型エンジンで使っているなんて?
ローレルやスカイライン、レパードで1,800載っていた車位ですね。
まして、その型ならフルトラのはずです？