日産 ブルーバード のみんなの質問

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昭和の頃、日産には色々とセダンがありましたが
ブルーバード以外にオースター、スタンザ、バイオレットなどこれとブルーバードとの違いはなんですか
排気量とか? 乗ってた人とかいましたか


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ベストアンサーに選ばれた回答

その3車に限って言うと、成り立ちはちょっと複雑で、最終的には三つ子車になったという車。

ブルーバードと言えば、有名なのが「510」と言われる車。
世界のラリーで活躍して、かなり商品のイメージが上がりました。

その後継が「610」。
名前もちょっと変化があって「ブルーバードU」と名乗っていました。
ボディも気持ち大きくなり、従来はクーペだったものがハードトップに変化。
これで重量がかなり増えたはず。

市場での反応はいまひとつパッとしない車でした。


そこで時期型の「710」は少し小さくして走りのイメージを取り戻そうとしていたようですが、今のようにダウンサイジングなんて言う言葉もなく、看板車種が小さくなるなんて許せないという上層部の判断があったようで、「710」は「バイオレット」としてデビュー。
セダンとハードトップだったのですけど、サスペンションやエンジンは「610」とほぼ一緒。ボディも重たかったようです。

このころは排ガス対策も苦しんでいて、各社ともに様々な方式を採用していました。
ボディの下に触媒を付ける都合でシャーシの全面変更を余儀なくされるような車もあったようで、モデルのライフは長くなっていました。

「610」が1976年まで販売されていましたけど、「710」は1977年で終了。


バイオレットの二代目は、「オースター」という兄弟車とともにデビュー。
日産伝統の4独サスを捨て、リアはセリカやカリーナのようなリンク式の固定車軸に変更。
ハードトップをやめて、ハッチバック(セリカLBのような形)クーペに変更されました。


写真のオースターは、初代(バイオレットとしては二代目)のクーペですね。

元々、日産のラインナップはサニーの上はブルーバードで、バイオレットはその間を埋めるような車として開発されました。

当初は2兄弟でしたけど、「スタンザ」という兄弟を追加。
こちらはセダンだけでした。


トヨタも、カローラの上はコロナというラインナップだったのですけど、1970年にカリーナ/セリカを発売して、見事に間を埋めることに成功。
それに続こうとしてコケた、そんな感じだったように思います。


バイオレット/オースターは二代目からFFに切り替わったはずで、この辺りからフロントユニット(エンジン・ミッション+前輪部分)を使いまわすやり方の目覚めて、どこが違うんだかよくわからない車が多く出てきました。

バイオレットも三代目になると「バイオレット・リベルタ」となり、四代目はパルサーをベースにした「リベルタ・ヴィラ」

「スタンザ」、モデルチェンジしたら「スタンザFX」、もう一度モデルチェンジしたら「スタンザ」。
ベースの車種もサニーとブルーバードの間だったはずが、サニーより格下のパルサーがベースになったり、FF化を進めてからの日産は滅茶苦茶でした。

サニーもパルサーベースになったようですし。

長くなりましたけど、簡単にまとめると、名車と言われたブルーバードの時期として開発されたもののドロップアウト。
それなりに展開はしたものの、大きな成果を上げるには至らなかった。
日産本体の土台もぐらつかせることになったきっかけの車。
ちょっと意地悪ですけど、そういう事も言えるかも。


このころに「トヨタが日産をつぶさない理由」とか「トヨタは同じ車を日産よりも10万円安く作れる」なんて言うほんが出回っていました。


その辺りの迷走が、カルロス・ゴーンを招き入れることにつながったのでしょう。

質問者からのお礼コメント

2020.2.23 23:22

圧倒的に詳しいのでこの方にしました、みなさんありがとうございました。

その他の回答 (3件)

  • 販売店対策で いっぱい兄弟車とか似たようなのが多かった時代ですな

    ローレルスピリット なるわけのわからんクルマもあったな
    排気量 2000cc以内でどれもこれも似たようなもん

    種類が多すぎて どれがどうなのか まず覚えることさえ困難だと思います
    現在のクルマの車種統合された時代しか知らない人には 信じられないんじゃないかな

    日産が天下りの温床で 塩路圧制時代とか いろんな事件がありましたが
    それでも今よりもマシだったんじゃないかと思うと なんかとってもなんだか に思えてきます

    リストラのニュースがまたありましたね 本気で日産 やばいのかなぁ

  • ブルーバードが大型化、上級移行したため、旧来のブルーバードの車格の受け皿として開発されたのがバイオレットでした。販売系列は日産店、いわゆるブルーバード販売会社の取扱車種でした。

    オースターとスタンザはバイオレットの姉妹モデルで、共にサニー店の取扱車種でした。オースターはスポーティ、スタンザは高級という性格分けがなされていました。

  • 姉妹車でしょうか!?当時は販売店ブランドが5つぐらいあったと思います。

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