赤信号で停車するときに、Dレンジのままブレーキを踏むのと、MTライクな(トヨタのシーケンシャルシフトマチック)ポジションでシフトダウンしながら停車するのとではどちらがよいですか。

Question

若い頃のMT時代のシフトのアップダウン操作が忘れられず、発進するときはMモードで、４速くらいでDレンジに戻します。停止するときは再度Mモードでシフトダウンして停車します。ブレーキパッドの減り方は極端に少ないので、ディラーの整備士が驚きます。
その反面エンジンブレーキを多用することによるオートマチックフルードの劣化は激しいはずです。それとブレーキランプの点灯が遅くなりますから、追突されるリスクがあります。それでもシフトダウンによる停止が好きなのですが・・。ブレーキパッドとフルードなどの消耗度の面からもどちらがよいか教えて下さい。

Answer 1

シフトチェンジの操作フィーリングが好きだと云う以上、リスクは承知の上なのですね。正直な話をすれば減速時の燃費の点に於いても、加速時の不要操作によるタイムロスも含め、ＡＴでセレクターレバーをガチャガチャ操作するのは全くの無駄操作です。ブレーキパッドの減りなんか、足加減でどうにも為りますし交換しても安価なモノでしょう。しかし御存知かと思いますがATに於いてのセレクターレバーは極論すればタダのＳＷです。それをガチャガチャ不要な操作をしてATFの劣化を早めても余り意味は有りませんし、多分同乗されている方も相当不快なショックを感じているハズです。ＡＴと言うモノは元々全ての走行状態が【Ｄ】だけで済むように開発・発展したモノだという事を認識された上でケースバイケースの運転をされたら如何でしょう?自分としては、ガチャガチャとセレクターレバーをかまうのはスマートとは思えません。

質問者からのお礼コメント

早速の回答ありがとうございました。やっぱりMモードの使用はよくないのですね。
メーカーはなぜ不要なものを装備するのでしようか。わかりません。

Answer 2

ブレーキパッドは減ったところで自分の車だと純正なら1台分8,000円、第二純正なら4,000円なんだよな。少々心得のある人なら自分で簡単に交換できるのでそれ以上の出費もないんだよな。
ちなみにフルードは吸湿で劣化するので自分は2年毎に交換しているよ。4年毎くらいでもかまわないとは思うけどね。

トランスミッションは壊すと出費が嵩むし自分で修理するのも厄介。オートマなら尚更。自分なら10～15万kmしか乗らないつもりならともかく、それ以上乗るつもりならブレーキよりトランスミッションを労わるな。

マニュアル乗りだが街中の信号待ち程度では積極的なシフトダウンは行わない。大体はシフトダウンせずにエンジンブレーキとフットブレーキ半々で減速し、エンジン回転が常用域をある下回ったあたりで1回ギヤを飛ばしてシフトダウンする程度。それでも車両自体が軽量なせいもあってかブレーキパッドは10万km程度は持つ。そもそも乗っているのは軽のターボ車なのでエンジンブレーキ自体がそれほど強力ではなく急な下り坂の補助ですら十分とはいえないので、フェードの心配のない平地であえて積極的に使う気はしないし、公道ではフルブレーキングしながらシフトダウンするような走り方もしないからエンジン回転が落ちてからのシフトダウンでも次の加速には間に合うし十分だ。

自分がオートマに乗るときは思い通りのギヤに入らないことが多いので多少は操作もするが大抵はODのON/OFF程度。そもそもオートマはシフト操作の苦労から開放されるために乗るものだからあまり頻繁に切り替えるのはかえってカッコ悪い。昔のオートマ車はエンジン特性もハンドリングもマニュアル車とは別のチューニングで、アクセル操作によるフロント荷重をかけなくても曲がるなどイージードライブに配慮したもの(正確には当時のオートマ特性ではそのように作らざるを得なかったのでもあるが)となっていたというのに、今時の車にはマニュアルモードを付けるなんてメーカーも何か履き違えているような気がするのは自分だけだろうか？ まあ、楽もしたいが雰囲気も味わいたいという要求に安易に迎合するような価値観でしかクルマを作れないのであればそれも仕方あるまい。

まあ、趣味性の問題だし今の車はかなり手酷い扱い方をしても10万kmまでは重大な故障を起こすことは稀なのでお好きなように。