三菱 ランサー のみんなの質問

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ターボ車のブーストとECUチューンについて

第一世代のランサーエボリューションに乗っています。給排気以外ノーマルで、走行距離はまもなく13万キロに達そうとしています。
とある情報では、私のランサーはブースト1.1が上限という記載があったのを見まして、過走行車なのもあって1.0で常用しています。
そこで最近ヤフオクにあるKS ROMという吊るしECUを発見し、値段もリーズナブルなので少々興味が沸いてきましたところ質問です。
よくブーストアップ関連の情報を集めてみると、「余裕があるならば燃料マップの変更もブーストアップに合わせてやった方が性能も上がるし、エンジンにも優しい。」といった意見をよく目にするのですが、これは正しいのでしょうか。そしてこれはKS ROMに当てはめてみても同じ事が言えるのでしょうか?
特にランサーエボリューションの場合、初期状態の燃料マップにある程度余裕を持たせる様プログラミングされているといった情報もちらほら目にします。ならば多少のブーストアップは純正燃料マップに対して概ね適正なのではないかとも思ってしまうのですが、実際の所どうなのでしょうか。
ご老体なのでブーストをこれ以上上げる事は考えていませんが、よりローリスクに同じ出力を発生させることができるのであればローリスクな方を選択したいと思っています。
宜しくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

歴代エボ乗り、現行エボ乗りです。

ターボ車に関しては、ECUの変更は最大の能力値を引き出すものです。
正直、他のパーツの変更は要らないくらいです。
※もちろん他のパーツを変更すればもっと引き出せますし、またパーツ変更をする度にECU変更した方が性能は引き出せます。

純正のECUは、かなりマージンを持たせています。
純正はあくまで「安全」という基準でしているからです。

純正であっても、パワーの性能のバラつきがあります。
エボの場合、純正時280馬力ですよとうたっていてもノーマルで300馬力近いものもあります。

第一世代ですから、もう20年近い車種ですから、さきほどのマージンが多分狭まっています。
この点に関しては、多分狭まっている筈としかいえないので、なんとも言えません。
ですので、正直データが固定された吊しROMというのは、あまりおすすめできないのが現状です。


現車合わせの場合、現在の状態に合わせて調整してくれる訳ですから、もっとも現在の状態の最適な状態にしてくれる訳ですから、信頼のおけるところであればベストな状態にしてくれます。
そういう意味では、やはり現車合わせをしてもらった方がベストですし、どうしても値段が高くなってしまうのはしょうがありません。

その点は、質問者さんが吊しでもいいか、現車合わせがいいかは、判断するしかありません。


「余裕があるならば燃料マップの変更もブーストアップに合わせてやった方が性能も上がるし、エンジンにも優しい。」
この点は、あくまで営業セールス的なキャッチ部分であると考えます。
合っても居ますが間違えでもあります。
やはり純正の方が「安全性」としては高いです。

先ほどの通り、純正ECUの場合だと、安全の為にマージンをかなりとっています。
変な話し、ターボ車だと吸排気でも結構性能が変化するので、ほぼそういうことをするということでマージン値は高いです。
一般的に燃料の変更をするのは(タイミング調整等もあるので、細かい部分は別にして)、ブーストアップやパワーを上げた時に燃調を上げるか、あるいはその逆で、純正だとマージンがかなり高いので、燃調を下げるかです。
純正時でトルクパワーがある車、ターボ車に関してはかなりリッチな燃調になっています。
これは燃料を大量に送ってパワーを上げているという意味ではなく、燃料を大量に吹き付けて冷やしているからです。
ターボ車では特に熱の問題が出てくる訳ですから、それを冷やす為に吹き付ける燃料を多くとっています。
そのマージン部分を減らす為に、燃調を下げてやればおのずと燃費は良くなります。


エボ等の車種は一般的にフルパワーで性能を活かすのは、サーキット場くらいしかありません。
実際一般車道で「スポーツ走行」したくらいで、最大限の性能を活かすことは少ないですし、したとしても一瞬です。
そういう意味では、燃調を下げて燃費をよくするのは、問題無いということです。

そういう意味では、ECUの書き換えは、チューナーに「ブーストは上げず、サーキット走行には行かない一般道のみ、燃費は上げたいですが、それなりにパワーが欲しい」といった注文をすれば、その車種の現状の状態に合わせて現車合わせしてくれるということです。
わたしは、1回1回のセッティングで、わたし自身の運転とチューナーさんが実際に運転して「どうですか? もうちょっと立ち上がりよくしますか」と問答でセッティングしてくれるので、ある意味時間もかかりますから、値段もかかるとは思います。
しかし、現状その方法でブーストは2.2k、燃費は1-2km程(現行エボです)あがっています。
そういう手間があるので、高額になるのかと思います。

吊しであれば、純正に比べて数字上は上がるかとは思いますが、それが適正かは分りませんし、どうなるか分りません。
そういう意味では、正直おすすめできませんが、やはりその判断をするのは、質問者さん次第です。
吊しにしても、現車合わせにしても、保証外になる行為には変わらないですから...
安く仕上げたいのか、高くても良い仕上げにしたいかの差ですね...

質問者からのお礼コメント

2013.11.18 08:15

皆様知識をお貸し頂き有難うございます。最終的にECUは交換しない判断に至りました。この判断に至る決め手のなった回答にベストアンサーをつけさせていただきます。

その他の回答 (7件)

  • >ローリスクに同じ出力を発生させる
    >ローリスクな方を選択

    現状問題なく動作していて、そこに未知の新しい物を入れるということであればそれにはリスクが伴います。
    新しいROMを入れて、リーン、ストイキ、リッチ、なんらかの変化はあるはずですがそれは個体により異なるので未知数です。
    よってローリスクな選択を望んでいるのであれば未知な領域に踏み入らず、現状を維持するのが論理的に考えて最適解であるという結論になります。

    リスクを承知で変化を望む場合はまた別の話になります。
    自動車の動作も物理現象に過ぎませんので、未知の物を導入した際のリスクをどのように回避していくか、いろいろな装置を使いデータを測定し計算機で解析してリスク回避手段を検討していくことになります。

  • 現車合わせをしないROMチューンなんて意味ないですよ。むしろ安全面で言えば純正のほうがいいと思いますけど…。

    あとECUは通販も含め、現車合わせを断ってくるところには触らせないほうが無難です。ネットではデータの入れ替えとかコピーが専門(?)の業者もいますけど、要は何かあってもそこでは対応できないってことですので…。

    ちなみに私が以前ネットで買った某ROMにはラリーアートのECUのデータ(コピー)がそのまま入ってましたよ。

  • まず最初に、出来合いのECUは止めましょう。
    そもそも質問者さんの車両に合わせたデータでもないのに、わざわざ純正から交換する意味がありません。
    場合によったら遅くなったり壊れたり・・・・
    装着しているパーツだけでなく、エンジンのコンディションでもセッティングは全然異なってきますよ。

    >「余裕があるならば燃料マップの変更もブーストアップに合わせてやった方が性能も上がるし、エンジンにも優しい。」
    現状では、純正ECUの書き換えが最も信頼性が高い結果を生むと考えられます。
    純正ECUの、主に点火時期と燃調のマップを変更する事になりますが、特に重要なのは点火時期です。
    燃料は多少アバウトでも走りますが、点火時期は露骨にエンジンのキャラクターを変えます。
    逆に言えば、点火時期を進め過ぎればすぐにエンジンは壊れ、遅らせれば純正よりも遅くなります。
    燃料マップはある程度A/Fが合っていればそれらしく走れます。(もちろんパワーが出る燃調はある訳なんですが)

    質問者さんの車両に合うよう正しくセッティングが出来るお店であれば、やる効果・意味があります。
    が、多くのお店ではそれが出来ません。
    何パターンかあるECUから選ぶお店、外注に出すお店、自分でやるけどセンスの無いお店、そんなんばっかりです。
    運よく良いお店に出会えれば良いですが、失敗するとお金ばかり失って何も得られないか、下手をすればエンジンブローに直結します。
    現状ではリスクを背負うより、純正ECUそのままで使っていた方がいいと思いますよ?
    そのお金をメンテナンスに回してあげて大事にする方が、よっぽど長持ちします。

    最後に、もしECUを書き換えてパワーが出れば結局エンジンの寿命は縮みますよ。
    金属疲労や摩耗を考えれば、そんなの聞くまでも無いと思います。

  • >>余裕があるならば燃料マップの変更もブーストアップに合わせてやった方が性能も上がるし、エンジンにも優しい。

    そりゃ、耐久レースのノウハウが有るレース系のショップなんかが時間を掛けてセッティングした場合のお話で、そこいら辺のショップで数日レベルのセッティングをしても、破壊行為にしかなりませんし、性能が上がるのと、エンジンに優しいのは、ほtんどの場合、両立しません。

    >>これはKS ROMに当てはめてみても同じ事が言えるのでしょうか?

    現車セッティングでもありませんから、経年変化の有るエンジンには付けない方が賢明だと思います。

  • 純正のECUは様々な環境下を想定してプログラムされているので多少の改造にも対応できますが、完璧なタイミングでの燃調・点火時期ではありません。吊るしのECUも一定モデルの車をベースにセットアップされているので、吸排気系のパーツによってコンディションは左右されてしまいます。
    街乗り程度の使用ならノッキングを起こさなければ純正のままでも良いでしょうが、傷みやすいのは確実です。まぁ、チューニングをする時点でE/g、M/T、ボディ等の傷みは早まりますが。。。
    常にフルブーストを掛けて走行するような使い方をするのであればせめて燃調と点火時期はセッティングした方が良いと思います。
    んで、どちらがローリスクかというと。。。吊るしの方ですかね。
    多少、燃料もリッチ側のセッティングになってるでしょうし、ひょっとしたら純正では補正しきれないくらいの燃調かもしれませんので。

  • 吊るしのECUはお勧めしません。

    町乗りしかしないのなら純正がベストです、吊るしのECU、メーカー純正のECUどちらが開発費がかかってるでしょう?

    なぜメーカーが余裕を持たせて設計しているのか、色々な状況にあっても壊れないように(ローリスク)するためです。

    ECU書き換えるのは改造車に乗って競技するような人たちです。(使用状況が限定されてる)

  • ローリスクを取りたいのでしたら現状のままの方が良いでしょう。
    ツルシのROMは基本的に最大公約数的な作り方してます。要するに純正と同じようなもの。ただし、明確に変えたことが分かるように燃調や点火時期は少し攻めた設定になっているはずです。具体的には燃料を絞ることでレスポンスアップや燃費アップなんてことは良くやる手段です。

    現状は多少のブーストアップで純正を使っているようですが、ROMチューンを考えるよりもまずは現状で全ての部品が正常に稼働しているか確認が必要かと思います。
    例えばプラグの焼けはどうか、エアクリーナーはきれいか、燃料ポンプはしっかり吐出して燃圧を保っているか、など。
    現状の基礎体力を確認しておくのは重要ですよ。

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