三菱ＧＴＯの４ポット キャリパーって何でピストンの大きさが片側ずつ違うようにしてあるのかわかる方いますか？

Answer 1

多分4ポッドタイプのブレーキキャリパーのことを言うと思いますが、ピストンが異径タイプのものは進行方向側が大きくなっています。
少しでもライニング面圧を均一にするためです。
2ポッドタイプでもピストンがパッドの中心ではなくオフセットしているものもあります。

Answer 2

以前三菱ディーラーで整備士をしていました。

あるお客様より、同じ質問が有りメーカー(製造部)に確認した所、

『ブレーキに一定の加圧を作る為、ピストンの大きさが違う』と言われまして、

又、違う人に聞いてみると『ピストンの大きさを同じにすると、ディスクパットが変摩耗する』とか、

どうも、素人のお客様に説明しにくい事を言われました。

で、開発部の人に聞くと、

『ピストンが同じでしたら、ブレーキの効きが良すぎて、軽くブレーキを踏んでも、

ブレーキがロックする為、ABSが働き、通常走行時でもABS作用により

乗り心地が悪くなるので、ピストンの大きさを変える事により調整できます。』

と言われ、その事をお客様に説明したことが有ります。

Answer 3

くさび効果で、パッドがローターに先に当たる側が強く当たるので面圧を均一にするために異径ピストンにしてます。

ちょうど、ぴったりの写真が今月のREVSPEED誌に載っていましたよ。