三菱 GTO のみんなの質問

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父が初代セリカリフトバック2000GTを乗ってました。

このセリカはスカイライン4代目のケンメリという車が3代目のハコスカからがらりと変わり車メーカーに衝撃が走ってトヨタのダルマセリカのラインナップとして追加した車種と言ってました。
でも父はセリカはスカイラインとは対峙してたとは疑問を感じるといってました。スカイラインは6気筒エンジンで、セリカは4気筒エンジンでした。
セリカはDOHC1.6リッターのエンジンをボアを広げて2000ccにして、大きさは同じで車体を共用するなどコストをケチったものだといってます。
父の話ではセリカと対峙した車を強いて言えば、ギャランだといってました。ギャランGTOがリフトバックセリカと似ていて意識したのかなと思ったようです。しかもギャランもエンジンはDOHC1.6リッター4気筒で、ボアを広げて同じ形の2000GSRのラインナップがあってまさにセリカリフトバックを意識してるようだというのです。またギャランはFTOという弟分のラインナップもあってダルマセリカに値する存在も似てるといってました。
父はケンメリスカイラインに対峙できるトヨタの車でいえば2代目マークIIGSLハードトップだろうというのですが、ケンメリスカイライン2000GTとセリカLB2000GTはエンジンのスペックは同じでも対峙できてなかったのでしょうか。

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回答一覧 (5件)

  • いやいやセリカのライバルはスカイラインで間違いないですよ。

    4気筒といえども純正でツインカムにソレックスですから、純正勝負なら十分に勝負になります。
    下手すりゃあセリカの方が若干早いかもしれません。

    車のチューニングも盛んになってきて、スカイラインの方はL28の2800ccで更にボアアップして3000ccとかにする人達が多く居てべらぼうに速くできたので、お父様的には、そう感じたのかもしれませんが、あくまで純正ドノーマル状態で比べればセリカは間違いなくスカイラインのライバルです。

    お父様が言う構図は全車種チューニングカーにした場合の構図ですね。

  • 半世紀くらい前の話ですから、記憶の間違いもあるんじゃないかな?

    でも、セリカvsスカイラインという構図は、雑誌社などが無理矢理作ったものじゃないかな?
    もっとも、ずいぶん後になって、セリカが「名ばかりのGTは道を譲る」とかいうCMをやっものだから、スカイライン方もずいぶんとヒートアップしたんでしょうね。


    元々、トヨタと日産ではラインナップが違っていて、その関係でおかしな対決になったことはありました。

    1970年頃だと、

    トヨタ・パブリカ・・・日産のライバル車は無し、のちにチェリーが誕生
    トヨタ・カローラ・・・日産サニー
    トヨペット・コロナ・・・日産ブルーバード
    トヨタ・カリーナ・・・日産はライバル無し
    トヨタ・セリカ・・・日産はライバル無し

    日産スカイライン・・・トヨタはライバル無し
    日産ローレル・・・トヨタはライバルが無くて、のちにマークⅡを発売
    トヨペット・クラウン・・・日産セドリック/グロリア

    トヨタは、カローラで成功を収めたので、その少し上のクラスとしてセリカ/カリーナを投入。
    当初は1400/1600の車でしたからね。
    この車をスカイラインと戦わせることに無理がありました。

    まら、ローレルとスカイライン、グロリアは純粋に日産車ではなく、プリンス自動車を合併したことによってできた車です。

    セリカリフトバックは、ケンメリの対応として追加したというのは、少し無理があります。
    ケンメリが1972年で、セリカLBが1973年ですけど、実は1971年の東京モーターショーで試作車として「SV-1」という車を発表しています。
    https://blog.goo.ne.jp/koyapop/e/9907f3967b3917e6740e90d47bc8934e
    それを市販化したのがセリカLBです。

    また、セリカのエンジンですけど、1600ccは2T-Gで、2000ccは18R-Gですが、実は構造が違っていて別物です。
    2T-Gは(ボア×ストロークが)85.0×70.0mm、18R-Gは88.5×80.0mmでストロークも違います。

    18R-Gというのは歴史は古く、初代のマークⅡ1900GSSに搭載されたエンジンを拡大したものです。

    2T-Gはベースが「T型」というOHVのエンジンで、シリンダわきにOHVカムシャフトを設置していた名残があります。
    そこからスプロケットでつないで上にある2本のカムシャフトを動かしていました。


    ちなみに、三菱の初代ギャランGTOのエンジンは4G32というエンジンで、76.9 x 86mm、2000ccは4G52というエンジンで84.0×90.0mm。
    さらにGTO MR はツインカムでしたけど、4G52はずっとSOHCでした。
    4G52は、のちにサイレントシャフトが組み込まれて静かなエンジンになっていました。


    セリカvsギャランGTOという考えには賛同しますけど、販売数が圧倒的にセリカの勝ちで、比較は難しかったですね。

    FTOはだるまセリカではなく、カローラクーペの辺りを狙った車でした。
    当初は1400ccしかありませんでした。
    だるまセリカと言いますけど、フロントグリルが少し変わって大きく見えますけど、寸法は変わらないはずですからね。
    また、セリカはリフトバックが追加されたときに1600ccと2000ccだけになった記憶もあります。


    こういう比較になると、スカイラインGT-Rを引っ張りだしてくる人も多いのですけど、これはほとんど比較されたことは無いです。
    ケンメリのGT-Rは生産数が少なく幻の車でしたからね。

    比較が多かったのは、ケンメリの200GT-Xとセリカ200GTでしたけど、動力性能ではセリカの圧勝でした。
    セリカの方が軽かったはずですし、エンジンが145PS(ハイオク仕様)、ケンメリは125PSしかなかったはずです。
    エンジンのスペックに差がありすぎました。
    これはスカイライン側に、どうしようもない理由があったと思います。

    プリンス時代のスカイラインは、4気筒のスカイラインのボンネット部分を延長して、そこにグロリアのエンジンを搭載していました。
    日産に行っても、同じことをしていて、セドリックのエンジンを搭載していました。
    「L型」というエンジンで、チューニングするといいエンジンになるんですけど、ノーマルだと走らないエンジンと言っていいんじゃないかな?

    ただ、高速のクルージングになってくると、室内の広さとか乗り心地の良さでスカイラインの評価は上がりました。

    「父はケンメリスカイラインに対峙できるトヨタの車でいえば2代目マークIIGSLハードトップだろう」というのも微妙に違っていて、「GSL」は4気筒のモデルだったはず。
    二代目マークⅡは発売後に「Lシリーズ」が追加され、クラウンのエンジンを移植していました。
    これがスカイラインの直接的な対抗馬でした。


    でも、リフトバック2000GTは大切に乗り続けてほしいですね。

  • セリカの1600GTと2000GT2代並べてエンジンルームを見比べて、見分けがつきません。ボディー、エンジンは共通で、違う点はエンジンの内部の容積だけなんです。エンジンの外観は同じで、ツインカム2000ccでもセリカはセリカなんです。
    また先の方の回答で、スカイラインのツインカムエンジンはスカイラインGTRで生産台数197台、ギャランGTOのMRは870台と非常に少なく、排ガス規制に引っかかって生産打ち切りとなりました。お父様の言ってる通り、セリカと対峙してた車格の車はギャランGTOと FTO、ケンメリスカイラインと同格なのは回答にありますがマークIIGSLハードトップだと思いますね。

  • スカイラインのエンジンが全く違うのです。スカイラインのエンジンS20はDOHC4バルブ6気筒で160psのパワーを誇ります。当時の国際エンジンとして相対的に最高のパワーを誇ってました。トヨタのGTとはDOHCエンジンに4輪ディスクブレーキというコンセプトがありました。
    ただしお父様のおっしゃる通り、同じDOHCエンジンで1600ccエンジンのボア径を広げて2000ccにアップさせただけなので、パワーはスカイラインに遠く及びません。トヨタは2000ccのエンジンはボアが違うだけなので共通して使えるので、カローラレビン、スプリンタートレノにも搭載されてます。ボアの広げただけの2000ccはカムリに搭載されたので、セリカカムリと名付けられました。
    スカイライン2000GTはL20、6気筒2リッターでパワーが115馬力に抑えられてます。マークIIGSLハードトップはスカイラインと似たフォルムで、6気筒エンジン搭載なので、お父様のおっしゃる通りだと思います。

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  • そもそも車格が違うんですよ。
    セリカはスカイラインに比べると一回り小さなクラスです。

    セリカクラスと言えば、日産だとシルビアクラスになります。

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