マツダロードスターが、世界的に評価が高い理由

Question

スポーツカーインターナショナル誌が２００４年に、ユーザー投票で
歴代スポーツカーの名車ランキングを決定したようです。
その結果が以下です。


フェラーリ・250GTO（フェラーリ）
マクラーレン・F1（マクラーレン）
ジャガー・Eタイプ（ジャガー）
ランボルギーニ・ミウラSV（ランボルギーニ）
メルセデス・ベンツ 300SL（メルセデス・ベンツ）
ポルシェカレラRS（ポルシェ）
ポルシェ・356（ポルシェ）
ポルシェ・カレラGT（ポルシェ）
シェルビー289コブラ（シェルビー）
マツダ・ミアータ（マツダ）

上から１位から１０位の順なのですが、
１０位に唯一マツダの国産が健闘しているのは然る事ながら、
マツダロードスターが世界的スーパーカーを抑えてランクインしているのに驚きました。
フェラーリ、マクラーレン、ポルシェ、ランボルギーニらは、数千万円レベルのグレードだと思うのですが、
一方、マツダロードスターは現行機種でさえ２００万円台で新車購入できてしまう車種です。

たしかに、個人的にはロードスターは、美しいフォルムだなと思います。２シーターですし、
しかし馬力等ではスポーツカーとしては小ぶりであるし、間違ってもマクラーレンF１、NSXのような「スーパーカー」という部類では無いと思います。

国産でもNSXやスカイラインGTRなど１千万クラスのスポーツカーが存在すると思うのですが、
なぜ？２００万円程度の価格帯であるマツダロードスターがここまで世界的に評価されているのでしょうか？

ロードスターには価格帯を超えた魅力があると世界的に認められているのでしょうか？

Answer 1

マツダミアータが評価されているのは性能やスタイルで評価されている訳じゃ無いんだよ。
ミアータが発売されたのが何年だったか…忘れたけれど、その当時、オープンカータイプのライトウェイト・スポーツカー（フェラーリのような特権階級の人が乗るようなスポーツカーでない。世間一般の車好きが気楽に買える値段で発売されたスポーツカー）は日本ならずも世界的に全滅状態だったんだ。
当時、新車で売っていた車の中で世界中に一台も無かったと思うよ。
それは特には屋根が無いことから来る安全性の面でアメリカでは安全基準をパス出来るような車が無かったこともあり、また２人しか乗れない車は需要が少なく 従って一台当たりのコストが高くなり商業的に成功出来る車は無いに等しかった。

為に、世界中のメーカーがそんな車の開発をやってみようとも思わずに約20年間も過ごしてしまったんだ。
また日本ではオープンカーの禁止令が出て ホンダのS800やトヨタS800、ニッサンフェアレディSRなどのオープンカー以降、何十年も日本には無い。
その頃の雰囲気としては・・・もう二度とオープンカータイプのライトウェイト・スポーツカーは発売されないだろうという感じだった。
だからその楽しさを味わいたかったら、60年代の国産スポーツカーか70年代初頭のヨーロッパ車を買って乗るしかなかった。

そんな世界の情勢に風穴を開けたのがマツダのミアータだったんだ。またこの車は世界中のメーカーの頭をハンマーでぶん殴った！と言っても良いほどの影響力を与えたんだよ。
当時の外国メーカーのデザイナーが「目が覚めた！」と言ったほどだ。
後にBMWもベンツも同じような車を作ったのは知っているだろう。それさえ、もしミアータが無かったら…無かったと言っても良いくらいなんだよ。
だから世界中のオープンスポーツカーファンにとって ミアータは絶対忘れることの出来ない車なんだよ。

Answer 2

ロードスターの評価が高い理由ですが、オープンカー市場を再開拓したという点の評価が大きいのでは？と思います。

あとは車との対話を最大限楽しむためにデザインされている部分が大きいのではないかと思います。
誰もが肩肘張らずに乗れて楽しめる車なんですよね。
実際にのんびり走ってるだけで楽しいです。

これって、実は趣味としての車としては非常に重要な部分なのではないかなぁ？と思います。
某英国の評論家は「運転の楽しさは、フェラーリ F430スパイダーと変わらない」と評価していたりしますし。
（参考：http://www.nicovideo.jp/watch/sm8026644 ・・・ただこの人の評価は多少オーバーというかひいき目な気がしますが）

スーパーカーみたいな所有欲を満たせる車では無いですけどね。

Answer 3

ミアータ （ユーノス ロードスター）は確か市場もっとも売れた２シーターオープンカーだったかと記憶しています。
販売成績がよかったからこのランキングに入っているとは思いませんが、逆にこのそうそうたるラインナップの中でトップ１０に食い込むあたりに売れに売れた理由があるのだと思います。
なんといっても古き良き小型オープンカー（そのものずばりロードスター）というジャンルを復活させたということが大きいですね、あとその偉業に見合わぬ肩の力の抜けた小粋なデザイン、余計なことを一切していないので未だに古臭くありません、代わり映えばかりに目が行って小手先のディテールばかりごちゃごちゃコネ回した昨今のカーデザインからはもうこんな名作は生まれないかもしれません。
次期ロードスターはダウンサイジングされて初代のコンセプトに近くなるとのうわさも聞こえてきます、歴代ロードスターのコンセプトがそれほどずれてきているとは感じませんが、それをなお原点に立ち返らせるとのことなので次期ロードスターにも期待したいですね。

Answer 4

80年代のオープンカー死滅時期に登場して欧米市場でオープンカーのスポーツカー市場を復活させた立役者という意味かと思います。
ロードスター(MX-5 Miata)が登場しなければ、多くのオープンのスポーツカーは登場しなかったと思いますし。
それだけ、欧米市場にインパクトを与え、市場を再認識させた車であるという事です。

極論言うとNSXは欧州のスポーツカーに対抗出来る日本車であり、GT-Rは日本車お得意のハイパフォーマンスカーの一つの頂点であるだけです。
欧米のスポーツカーの認識を変える程までのインパクトのあるスポーツカーでは無い為かと。

ちなみにリストにある他のスポーツカーも登場当時にインパクトを与えた車が選択されていますね。
価格では無く、市場に衝撃(インパクト)を与えたスポーツカーという意味でのリストと思います。

Answer 5

理由は解りません。でもショーウインドウに映るロードスターを見ているとやはりイイ格好だと思います。見慣れてインパクトがないスタイルですがそのプロポーションはやっぱり独特。前から後ろまでベルトラインが低くて窓ガラスが小さく立っていて…誰でも落書きで書けそうなカタチ。それは見た目だけでなく乗ってもそうで誰が乗っても楽しめる。それがロードスターの全てに渡って行き届いているからこその高評価かもしれません。蘊蓄不要。乗れば解る？

Answer 6

へ～～。
うれしいデーターがあったんですね。
所有している本人（私）たちが
飽きずにひたすら乗り続けているということが、
魅力を知っているという何よりの証拠、なんでしょうね。

Answer 7

スポーツカーインターナショナルって雑誌自体がアメリカの雑誌だって事も

一つの要因でしょうね。

他の方がおっしゃられている通りロードスターは革命的な１台でしょう。

それに続いてＺ３やＣＬＫも出ていますから。

それとアメリカ国内でのアフターパーツがかなりあったって事もポイント

でしょうかね？こちら以上にチューンとかが好きですから・・・。

このリザルトは総合のものだと思いますが、ある意味気軽に購入できて

いろいろいじって遊べる車として広く認識されているからの結果だと

思いますよ。

残り９台は簡単に買えないですし、メンテも一苦労ですからね。

Answer 8

個人的な私見ですが気軽に買えるし扱えるパワーに洒落たスタイルが評価されたと思います。上位のフェラーリ・250GTO（フェラーリ）
マクラーレン・F1（マクラーレン）
ジャガー・Eタイプ（ジャガー）
ランボルギーニ・ミウラSV（ランボルギーニ）
メルセデス・ベンツ 300SL（メルセデス・ベンツ）
ポルシェカレラRS（ポルシェ）
ポルシェ・356（ポルシェ）
ポルシェ・カレラGT（ポルシェ）
シェルビー289コブラ（シェルビー）
どれも高いし扱いもレーサ－並の運転技量に精細なメンテナンスが要求される車ばかりです。維持管理も金が莫大にかかる。だからマツダが受け入れられたと思います。

Answer 9

＞なぜ？２００万円程度の価格帯である
マツダロードスターがここまで世界的に評価されているのでしょうか？

マツダロードスターだけでなく
世界中でも、運転して楽しい車は
どのような車でも、本当に評価が高いですよ


2012年に全世界で発売された「スポーツモデル」の中から、
全世界約60名のジャーリストの投票によって
ベストな1台を選出する（ 年間生産台数は最低500台以上）

第二次選考10台を発表
●アストンマーチン・ヴァンキッシュ●トヨタ86/スバルBRZ
●アウディRS5●BMW M6●BMW M135i●フェラーリF12ベルリネッタ
●メルセデスベンツSL63AMG●メルセデスベンツSLS AMGロードスター
●ポルシェ・ボクスター/ケイマン●ルノー・ルーテシアルノースポール

第三次選考3台を発表●トヨタ86/スバルBRZ
●フェラーリF12ベルリネッタ●ポルシェ・ボクスター/ケイマン

2013年WCOTYワールドパフォーマンスカー
主催団体は ワールドカーオブザイヤー（WCOTY）
●ポルシェ『ボクスター』/『ケイマン』が受賞
●トヨタ86/スバルBRZ
●フェラーリF12ベルリネッタ