前回の質問とネタは同じなんですが・・・。

Question

Ｅ３０ギャランはＣＭにほぼ常勤で出演したＭＸと、一時期のみ出演したＶＲ－４の２極体制（いずれも前期）を主軸にしてたんですが、実際国内市場にはどちらの台数が多く出てたんでしょうか。

『新車情報』や『ベストモータリング』など当時の新車紹介番組や雑誌／ビデオでは、とにかくＶＲ－４が徹底して推されてた感じがあり、最近の『おぎやはぎの愛車遍歴』でもジャーナリストの竹岡さんが、“４駆のギャランは残ってるんですけど、ＦＦは…”とおっしゃってたので、ほとんどはＶＲ－４だったんじゃないかと思ったんですが、当初ＡＴがなかったのと普段の足使いに多少の難があったので、それらが必要な人の多くはＭＸ、さらにごく一部はほかの２.０～１.８に行ったんじゃないかとも・・・。

Answer 1

正確な販売台数は分からないけど、VR-4がギャラン全体の販売台数に占める割合はそれほど大きくなかったはずです。

旧車全般に言えることですが、上級グレードや高性能グレードの現存数が多いのは、価値のあるモデルほど大切に残されているからで、本来販売の中核をなしていたベーシックグレードは普通に乗り潰されて廃車されちゃうことが多いんです。部品取り用にも使われちゃうし。

ハコスカなんて、販売台数の多くはショートノーズの4気筒だったはずなのに、現存車は6気筒のGT系ばかりで、その中でも最も販売台数が少なかったはずのGT-Rばかりがやたらと残存してたりします。GTをR仕様に改造したものも多いんだろうけど。

いつだったか、横浜の日産ギャラリーにハコスカのGL、しかもATの個体が展示してありました。当時はそれなりに売れたグレードだったろうに、今や公道ではまずお目にかかれないです。