三菱 デリカD:5 「∴ミニバン市場への刺客★実力派D：5！ ﾘｺｰﾙ問題などで、一時期、市場で敬遠され　販売も低迷し、このまま消えてしまうのかと心配した三菱車ですが、軽自」のユーザーレビュー

∴ミニバン市場への刺客★実力派D：5！ ﾘｺｰﾙ問題などで、一時期、市場で敬遠され　販売も低迷し、このまま消えてしまうのかと心配した三菱車ですが、軽自

2007.8.4

総評

∴ミニバン市場への刺客★実力派D：5！
ﾘｺｰﾙ問題などで、一時期、市場で敬遠され　販売も低迷し、このまま消えてしまうのかと心配した三菱車ですが、軽自動車のｉをリリースした頃から、破竹の勢いで、この所続々と魅力的な新車を出し始めた感がありますね。この度のデリカD：5は、名前のとおりデリカの5世代目を表す名前だそうですが、13年間ぶりにモデルチェンジされた、この車、凄い車です。判る人には、この凄さがわかる車。以下に理由を書いてゆきます。ランエボが出てきて以来、かなり心が動かされる、エンスーなミニバンが出てきました。現行の新車のミニバンカテゴリーでは、別格でエンスー度は文句無くNo1です。

満足している点

デリカは歴代、1BOXのパジェロとのあだ名が聞かれるほど、土モノに強い三菱のクロカン四駆のテイストを生かした製品構成で、先代のデリカ・スペースギア（4WD）や、更に前の、スター・ワゴン（4WD）も、非常にエンスー度の高い、只の商用ベースの他社1BOX車とは違う魅力を持った車でしたが、ミニバン市場というカテゴリーが謳われるようになった近年、このミニバン市場は、ヒットメーカーとして初代ステップワゴン⇒先代ノア・ボクシーと他社に抑えられてきた市場でした。しかし、このたびのD:5は、この市場をリードできるのではないかと思うのです。なぜなら従来路線の4WDも、2007年ダカールラリーのラリー・サポートカーとして参戦し、駆動系はほぼノーマルでオートエアコンまで装備されたほぼ市販に近い状態のこの新型ミニバンが８０００ｋｍのラフロードを１６日間で走りきっているほど高い実力の持ち主なのです。しかもATですよ、ダブルで驚きです。＜ラリーアートHP等、参照ください＞　更に、追加されたFFのスポーツグレード・ローデストは、いわゆる前述（ノア・ボクシー、セレナ系）の路線を狙ったものですが、エクステリアのエアロデザインも垢抜けており、今回のフルチェンでデザイン面で自爆したノア・ボクシーより遥かに素晴らしく、初代ステップワゴンを真似たようなデザインのセレナと比べても負けていません。価格も３ナンバー専用サイズのクラスでは破格だと思いますです。５ナンバー枠を思いきって度外視したことで、一部の客層は逃すかもしれませんが、5ナンバー縛りのものに比べ、スタイリングや、余裕の排気量エンジンによるパワー、トレッド拡大による足回りの限界性能の向上、衝突安全性の向上に貢献し更なるアドバンテージを得たのです。過去最高の出来と思われる、エンスー度の高いミニバンD:5。格上のエルグラやアルファードの客層も狙い、今後の売れ行きが楽しみです。

不満な点

デリカのルーツ本来の4WDの＜なんとなくUSAハンビーH3のような雰囲気を漂わせる＞、オフロード系を買うか、はたまた流行のローダウン・wideエアロ系・evolutionテイストのローデストＦＦにするのかユーザーは大いに悩みそうなこと・・・。どっちもともに魅力的。でも市場では結果的にＦＦ系が伸びるのかな？

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験