メルセデス・ベンツ Vクラス 「まず、１BOXを希望される方には、高い車...」のユーザーレビュー

まず、１BOXを希望される方には、高い車...

2008.10.15

総評

まず、１BOXを希望される方には、高い車だが、[車に教えられることが多い]車であり、家族の安全を守る点からも、子どもたちと触れ合える[限られた時間・時期]に「どーんと大荷物を抛りこんで、長旅」をするには、この車は適していると私は、推薦できます。
ベンツの営業の中には、商用車（ヴィト-）をベースにしていることを揶揄するものもおり、W638やVIANOでずいぶん[クレーム]に苦しめられたようですが
Vに戻ってからのW639は、殆どの課題を解決しております。
燃費が悪いという人には、もともと[ふさわしくない]車としかいいようがありません。
車の本質を教えてくれるのは、やはりドイツ車だと思います。

満足している点

ドイツ車の特徴的な、魅力ともいうべきは、安定感と公表されているスペック以上の機動力だろう。最近では、ベンツも日本車・米車との競合の影響か、柔軟な走り心地に変化している。ポルシェやアウディ、BMWのみがドイツ車の味わいを残しているのでは、とは、あるｴﾝｼﾞﾆｱの弁である。２台目のドイツ車として、この車を選んだのは、①他に１BOXで適当なものがなかったこと、②ベンツへの信頼、③W638の頃から注目していた　からである。しかし、満足対価格は、当初低かった。ドイツ車らしい「ゴツゴツ」としていながらも路面に張り付くような安堵感が足回りから得られないこと。スタイルが、横から見ると、魚の「マンボー」そっくりで「間ぬけて見えること」。風評が冴えないこと。内・外装ともに、しばらく乗れば車本来の機能である【走る・曲がる・止まるには全く無関係であることを悟らせれるほどに、[トルクフルでマイペースな車]であることに気付かされる。使いやすい内装などもよいだろうが、日本車に見られる[安っぽい]サービス商品のような中途半端なオプションは不要である。スィッチ類が中央に集中することも、機能美といえる。センターコンソールなどあると却って、狭い駐車場での乗降車など後部のドアを利用する際に邪魔にしかならない。・・・数えれば、きりがないが、[つまらない瑣末な視点]で[車]選ばなくてよかったと思っている。尚、足回りだけは、我慢できなかったので、エンジニアに忠告されたが、エナペタル（ビルシュタイン系統）のダンパーに替えた。ドイツ車らしい走りになった。新しいVが軽量化したことは、残念である。

不満な点

サイドミラーが縦にもう５CM長ければ、後方の視界良好なのだが。
バックヴューカメラの範囲が狭い。
バックミラーの視界も狭い。
スライディングドア（電動）の開閉に安定感がない。
ブレーキの遊びが多すぎる（高速では、自動制御されるのだが）
ハンドルの遊びも多すぎる。
キャプテンシートは、要らない。
２列目・３列目ともに３人用にならば、使い勝手がよいのだが。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験