ニックネーム非公開さん
メルセデス・ベンツ Vクラス
グレード:V350 アンビエンテ_RHD(AT_3.7)
2007年式
乗車形式:その他
購入してからちょうど1年になります。購入直後投稿しようと思いましたが、1年ぐらい乗らないと良さもわからないと思い、今日になりました。総合的に見て、今ま
2008.9.23
- 総評
- 購入してからちょうど1年になります。購入直後投稿しようと思いましたが、1年ぐらい乗らないと良さもわからないと思い、今日になりました。総合的に見て、今まで乗り継いできた車の中では群を抜いている、と云うより、今まで乗ってきた車がいかに車のように見えて、実は本当の車ではなかったかを痛感しました。つまり、シビック、カローラ、ミラ、ファミリア、シビッククーペ、マークⅡ、フィット、グロリア、エスティマ、AZワゴンなど、いくつもの車を乗ってきているし、すべてが気に入っていた車だったが、V-classはそれらのどれよりも断然優れている。普通は、車の取り扱い説明書などは読まずに運転できるが、Vクラスの場合、隅から隅まで読まないと、操作もわからないことが多く、運転することができない。日本車と多くの部分で違っているので、考え方や、体が覚えてきた運転術も変えなければならない。それだけカルチャーショックも大きく、しかもすべてが新鮮である。世界にはこういう車もあるんだと、驚いたり、感心したりする365日であった。実はまだわからないことも数多くあるので、今後が楽しみでもある。仕事には軽を使っていて、V-classは週末や休日にしか乗らないが、毎週末のレジャーが楽しみな毎日である。子どもたちは新幹線に乗っている感じと言うが、自分は高級ホテルのロビーにいる気分である。
- 満足している点
- ベンツが持つステイタスとか優越感とかのレベルではなく、純粋に車の「良さ」「卓越さ」を感じることができる車である。購入直後から感じた事ではあるが、日本車のように「運転者」に優しくない。何か「おやじ」に怒られているかのような、大黒柱的存在を肌で感じる。つまり、「車」ってちゃんと運転しないと危ないんだよって教えてくれている。ドアも、しっかり持って開けないと、脚や腰にぶつかってくる(バネが装着してある)。一つ一つしっかり操作しないと受け付けてくれない。しかし、シフトノブは、大変なめらかで、日本車のようにレバーを押して、行き過ぎてLや2に入ってしまうことはない。自然に下ろすとDになり、バックもスムーズ。大きい割には小回りが利く。雪道もスリップするとウォーニングがついて、安全走行を勧めてくれる。運転席が高くて、見通しが利く。真夏でも車内が熱くならず、太陽光線も減光されて入ってくる。長時間運転しても全く疲れない。トルクフルなので普段はゆっくり走れ、高速では安定感があり、加速は良好。大きさはだいたい国産ミニバンと同じくらいなので、駐車場で困ったことはない。1年点検をしたが、メルセデスケアのため、無料だった。オイルは1年に一回で良い。対面座席にすると、家のリビング並みの快適さがある。とにかく、乗り出し価格700万円の価値は十分にあると断言できる車である。
- 不満な点
- ・後部座席の移動はヤナセに頼まないとできない。重くて操作が複雑で困難。対面にしたら1年くらいはそのままの覚悟が必要。・スライドドアはクレームっぽくて、今だに途中で止まったりするので、雨の日には最悪。ヤナセに言ってあるが、まだメーカーが対応してこないらしい。世界中でもこのクレームは少なくないらしい。手動では重すぎて動かないので、ドアが途中で止まったら地獄の思いをする。しかも頻繁に起こる。これだけが唯一で最大の不具合。きっと購入したらあなたもこれに悩まされるはず。覚悟が必要。・給油するとき、助手席に人を乗せてないと難しい。助手席側のドアを開けないと給油できないので。慣れたガソリンスタンドの店員だとわかっているから開けてくれるが、アルバイトや不慣れなステーションだと少々困る。中には感心していろいろ聞いてくる店員もいるから面倒くさい。・エアコンの利きがいいので、寒い時がある。微調整が難しく、冷え症の女性にはちょっときついかもしれない。・燃費はだいたい5か6くらい。原油高の現在、燃費を気にする人は絶対に乗れない。・最近、推測であるが、アルやエルやエスを敬遠する人(?)が乗るようになったのか、少しずつ台数が増えてきた気がする。あまり多くない方が自分的にはいいのだが。でも本当の良さを知る人にとってはお金には変えられない安心感と存在感と充実感があるので、生涯の友にしたいと思っている。きっと10年後にも満足感を感じているような車だと言える。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験