メルセデス・ベンツ Vクラス 「Vクラスとアルファードの比較 元々はカートのトランポ用だったので、ハイエースかキャラバンが選択肢でしたが、ある日、“Vクラスのロングならカート入る”と」のユーザーレビュー

Vクラスとアルファードの比較 元々はカートのトランポ用だったので、ハイエースかキャラバンが選択肢でしたが、ある日、“Vクラスのロングならカート入る”と

2013.2.13

総評

Vクラスとアルファードの比較
元々はカートのトランポ用だったので、ハイエースかキャラバンが選択肢でしたが、ある日、“Vクラスのロングならカート入る”との話を聞きつけ、近所のシュテルンに行き、ほぼ即決。17年のアルファードMZ-Gの4WDからの乗換えです。
アルファードで困っていた点は、ブレーキが効かない、回転半径が異様に大きい。ブレーキはストロークとか言う人もいますが、コストダウンをブレーキの容量縮小などで実現しているので、やはり効きません。スポーツパッドに交換してようやく効くようになりますが、標準だと踏み直さないと効かないことがよくあります。また、回転半径は致命的です。この部分についてはVクラスは、車重2.2トン、全長5メートルでも、ボッシュ製のブレーキの効きはアルの比ではなく、20センチ短い回転半径は、格段の違いを感じます。乗り心地についても、アルではローサスだったからかアルのほうが突き上げが激しく、特に後部座席の乗り心地については、明らかにVクラスのほうがしなやかです。
エンジンは、出だしの吹き上がりは意識的にアクセルを開かせているアルのほうがいいですが、Vクラスは自然な出だしから、2速、3速のトルクの盛り上がりが大きく、“えっ？”っと思うような加速をします。アルの前はアリストに乗っていましたが、アルよりもアリストに近い走行感。また、トヨタのミッションは変速にムラがありますが、Vについてはとてもシルキーな変速で、とにかくスムーズです。
装備面では国産にかなわない部分多々。例えば、アルでは各所に配置されたカップホルダーや小物入れなどがVではないので、後部座席でちょっと不便さを感じます。100Vの電源などもそうです。ただ、シートヒーターが背中部分も暖まる、シートの調整やメモリーシート、しっかりした3列目のシートなど、お金の使い方の違いがよく判ります。
アルは、走るという機能や本質的な上質という部分より、低価格帯に対しての豪華さや装備の充実度で満足感を与える車で、Vはその逆ということが鮮明に出ていると思います。アルは、フル装備だと500万円をゆうに超える最上級クラスでも、外観からは判別できないというマーケティングをしています。車格の満足度で載る車ではないのです。
アルファードもいい車でしたが、うちの家族はVクラスの満足度が非常に高く、乗り換えてよかったという結論に落ち着いています。

満足している点

１．広い
２．トルクが太い
３．回転半径が短い
４．ブレーキが効く
５．高速での走行感
６．シートメモリー、背中まで暖まるシートヒーターなどの装備及び質感
７．メルセデス！
８．シートアレンジ（変更幅が大きい。色々出来る）

不満な点

１．でかい（駐車場で気を遣う）
２．内装の装備の不足（慣れの問題ですが）
３．シートアレンジ（変更が大変)

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験