メルセデス・ベンツ Sクラス 「　今度のSクラスは世界中で人気のように、...」のユーザーレビュー

　今度のSクラスは世界中で人気のように、...

2007.4.27

総評

　今度のSクラスは世界中で人気のように、あまり欠点がないように思う。エクステリア、インテリア、動力性能、乗り心地等、先代のSクラスを確かに超えている。現時点の７シリーズ、A8、レクサス、ジャガーよりも上であると思う（ディーラーでのちょい乗りだが）。

　そしてメルセデスのもつ圧倒的なブランド力。

満足している点

　存在感あるメルセデスらしい外観。伸びやかなサイドシルエットはとくに躍動感もあり、クーペのようで美しい。フェンダー部分のデザインから受ける印象はSUVのようで最初はどうかとおもったが、グラマラスでスタイルのよい女性を見ているようでエレガントさも漂う。
　動力性能に関しては、どの速度からでも加速していくトルクフルな力強さは気持ちいい。エンジン音もマル。ステアリングフィールも以前のダルな感じはなく、シャープで高速ではずしりと重くなる。BMWのもつドライビングプレジャーを最近のメルセデスは取り入れている。エアサスは好みにもよるが、クラウンみたく柔らかめであり、高速でうねりを乗り越えていく時は気持ちよく同乗者（主に妻）は満足しています。

不満な点

　決定的に不満というわけではないが、内装は当初見たときは斬新で感激したが、今は賛否両論である。まずデジタル表示の速度計は昼間も鮮明でメーカーの言うようにアナログの針より見やすいし、いきなりナイトビューアシストにかわる画面はデジタルならでは。しかし、長くのっていると飽きもきて、やはりアナログの針の方が高級車としてはふさわしいのかなとも思う。スイッチにアルミ等多用したデザインはぴかぴかしていてなにかおもちゃぽく見える時もある。しかし、レクサスの旧態依然としたインパネ周りのデザインは最悪であり、書評でもトヨタエスティマのようと書いてあった。あの内装をみて買う気は完全に失せてしまった。あそこまで保守的なデザインより、デジタルに挑戦したメルセデスの進取の気性に富ん姿勢を評価する。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験