メルセデス・ベンツ Sクラス 「いい意味でも悪い意味でもSクラス 先日新型Eクラス発表の際にかねがね気になっていたSクラスに試乗しました。さすがSクラスでメルセデスの粋を集めたこの上」のユーザーレビュー

いい意味でも悪い意味でもSクラス 先日新型Eクラス発表の際にかねがね気になっていたSクラスに試乗しました。さすがSクラスでメルセデスの粋を集めたこの上

2009.7.31

総評

いい意味でも悪い意味でもSクラス
先日新型Eクラス発表の際にかねがね気になっていたSクラスに試乗しました。さすがSクラスでメルセデスの粋を集めたこの上なく素晴らしい車ですが、果たしてこの車が今の世の中どれだけ必要かわかりません。

満足している点

・メルセデスベンツSクラスという、最上の響き。自動車の歴史はまさにこの車の歴史というステータスは何物にも変えられません。しかし、残念なことに今ではメルセデスも街にあふれすぎてしまい結局はSもAもEも十把一絡げです。
・特にS600やロングボディーの凛とした佇まいはたとえレクサスでも国産車には不可能です。
・大きくても見切りのいいボディと驚くほどの小回り。誰でも運転がうまくなります。
・安全性に一切の抜かりがないこと。液晶メーターがとても見やすいです。

不満な点

・フェンダー、テールランプなどデザインに高級感はありません。しかし、ロングボディに組み合わせるボディーカラーによっては驚くほどの上品さを醸し出します。
・車に見合わないドライバーのクオリティー。（田舎ではS600をすっぴんのおばちゃんが平気で運転しています。中小企業の経費名目でだんなが買った車を専務兼経理の奥さんがちょいと乗り回すという構図です。）
・シフトレバー（昔ながらのブーツなしギザギザゲート式に戻してほしい）
・ぼったくり価格（在庫処分になると一声200万円引きです。いかにリセールが悪く、その後の値落ちが激しいかは言うまでもありません。）
・時代がこの車を求めてないこと（今時5,500ccやツインターボに乗ることは残念ながら賢者の選択ではないようです。）
Sクラスのオーナーが世間に期待するリアクション（畏敬）と世間がSクラスに抱くイメージ（無駄、すでにベンツは一般化）に大きな差があり、Sクラスに絶対評価を見いだせないで、「どうだベンツだ～！」的なオーナーは世間の冷たさ、無関心さにがっかりすること間違いなしです。だからこそ、インポーターやヤナセはブランドの価値を大切に、１台１台丁寧に売るべきだと思うし、メーカーももっと丁寧に車を作るべきです。
Sクラスはいい車ではありますが、価格に対しての価値はそれほど高くないように思えます。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験