メルセデス・ベンツ Sクラス 「ベンツらしい最後のベンツ ベンツは有名な車なので、ポジティヴな意見・ネガティヴな意見と様々ありますが、トータルで見ていまだにすばらしいモデルだと思いま」のユーザーレビュー

ベンツらしい最後のベンツ ベンツは有名な車なので、ポジティヴな意見・ネガティヴな意見と様々ありますが、トータルで見ていまだにすばらしいモデルだと思いま

2007.6.4

総評

ベンツらしい最後のベンツ
ベンツは有名な車なので、ポジティヴな意見・ネガティヴな意見と様々ありますが、トータルで見ていまだにすばらしいモデルだと思います。

満足している点

年数経過にもかかわらず、外装・内装・ボディ・機関のヤレが少ない所です。これは基本設計がしっかりしていることが理由だと思います。当時としてはまだあまり普及していなかったABS・AIRBAGを装備し（一部モデルはAIRBAG無し）、コンピューターに頼らず機械制御にこだわっている設計はユーザーにとってメンテナンスしやすいという利点があります。他にも、車の故障部分を極力オーバーホールもしくは一部のパーツ交換で対応できるようにしているのも、ユーザーに親切なメーカーらしい点です。例えば、126の場合、パワステのギアボックスはオーバーホール可能です。部品工賃込みで4万円前後です。かなり細かいパーツが単品で注文可能です。サンバイザーの受け（プラスチックの小さいパーツです）も新品で注文したら出てきました。1500円くらいでした。

不満な点

短所もあります。設計年度が古いため、空力性能は現代の車には及びません。そしてこれは短所と言えるかどうか人によって異なりますが、パーツの寿命が日本車と比べて短いという所です。この原因は日本独特の交通事情にあると思います。都内の慢性的な渋滞はメーカーの想定外であったと思います。ただ、一般的な消耗品は良心的な価格ですので、けちらず早めの交換を勧めます。水・オイルの管理・消耗品の定期交換をしっかりしていれば、相当な距離を走ってもすばらしい状態を維持してくれるのがベンツです。その逆は悲惨な状態です。故障が皆無というわけではありませんが、非常に故障の少ない車だと思います。ATの脆弱性については私は否定的です。私の560SELは既に11万キロ走っていますが、とくに滑りや大きなショックはありません。ATが消耗する原因は粗雑な操作だけでなくATフルードの劣化にもあります。ATフルードはラジエーターの中で冷却されていますので、水温が常に100℃（冷却系の管理がしっかりしていれば、せいぜい90℃のはず）に達してしまう車ではフルードも高温になり、ATの劣化につながります。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験