メルセデス・ベンツ GLCクラス 「クーペもあるイケメンSUVの代表格」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

まるも 亜希子
まるも 亜希子
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
5
走行性能
5
乗り心地
4
積載性
5
燃費
4
価格
4

クーペもあるイケメンSUVの代表格

2021.10.29

年式
2016年2月〜モデル
総評
GLCはゆったりとして上質な室内空間、クーペでも見た目ほど圧迫感のない室内の快適性は素晴らしいです。大きなボディでも俊敏かつ軽やかに操れる、ドライビングも楽しめる使い勝手のいいSUVだと言えます。
満足している点
オプションで用意されている「エアボディコントロールサスペンション」を装着すると、オンロードの乗り心地が2段階くらい上質になる印象。まるでスポーツセダンを運転しているかと思うようなしなやかさです。
不満な点
インパネのデザインは、最近のメルセデスに共通するワイドパネルを並列に2枚並べた先進的なものではなく、オーソドックスなメーターまわり。これが落ち着くという人もいますが、ちょっと古典的に感じてしまうかも。
デザイン

5

豊かな面と流麗なルーフラインが特徴で、クーペモデルはさらに低くエレガントなサイドビュー。極力、泥臭さを抑えながらも、どこかタフな印象もプラスされている絶妙なデザインです。AMGラインを装着するとワイルドにも。
走行性能

5

220dは低速でのコントロールがしやすく、軽やかさもありつつここぞという時の加速はパワフル。300は重厚感がアップし、上質でなめらかに吹け上がっていくのが気持ちのいいエンジンです。350eも上質感たっぷり。
乗り心地

4

重心が高いはずのSUVなのに、まるでCクラスに乗っているかのように、安心感があって快適。山坂道ではさすがに後席では横揺れが大きくなるものの、ボディ剛性の高さがしっかり伝わってくる乗り心地です。
積載性

5

クーペでも5人乗車時で500Lの容量があり、奥行きもしっかり。後席を倒せばほぼフラットになり、容量は1400Lにまで拡大。リヤゲートの開口部も大きく、床下にサブトランクもあるので小物の収納もしやすいです。
燃費

4

ディーゼルはWLTCモードで15.1km/Lと、重量2t前後になるSUVとしては優秀。ガソリンの2.0LターボもWLTCモード12.3km/Lで、高速走行が多ければほぼそれくらいの実用燃費が稼げるのが嬉しいところです。
価格

4

220dで700万円強からというラインアップは、GLAが500万円以上すると考えると妥当なところでしょう。Sports Line Editionはお得な印象です。ただ、V8エンジンを搭載するAMGの63Sは、1526万円と別格の値段。
まるも 亜希子
まるも 亜希子
自動車ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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