欧州車と日本車で迷ってます。

Question

車の購入について悩んでいて、いまいち方向性を決められずにいます。

自己満足に浸れる趣味用の車はあるのですが、嫁も運転しやすく、高速道路でも安全で楽な車を探しています。

欧州車は、アウトバーンでの走行も視野にいれていて走行性能（超高速域ふくむ）も高いようで、高級車になれば様々な電子デバイスにより安全性能はピカイチのようですね。
特にメルセデスの宣伝動画とか見ていると惚れ惚れします。

これに対し日本車（特にトヨタ）は、面白みや作り込みでは欧州車に負ける面が多いが、コストパの良さや故障のしにくさではトップクラスのようです。

と、いうあたりの傾向までは私もいろいろ調べて理解はしています。

しかし、本当に欧州車は日本車より壊れやすいのか、故障したとして何倍もカネがかかるのか、リアルなお話を聞きたいです。

そもそも疑問に思うのは、『走行性能が高く、高速性能も視野に入れ良く作り込まれている。でも故障しやすい』というのが意味わかりません。


いろいろ探して検討しているのは

・メルセデス（W212 Eクラス）←これが筆頭候補
・アウディ（A4かA6のクワトロのワゴン）
・レクサス（ISかLSかCS）
・BMW（あまり考えていないが買うなら3のカブリオレがいい）
・トヨタ（何かしら高級指向のセダン。面白みなさすぎて特定できず。）
・マツダ（新型アテンザワゴン）


つまりですね、使い方を考えればどれを見ても『必要十分な車』ではあるのです。

しかし、『決め手』がないのです。

エクステリア、ブランド力、インテリア、走行性能、安全性能、耐久性、コスパ、運転しやすさ・・・。

今回は単なる移動手段としての購入検討なんですが、だからこそ優柔不断になってしまっています。

個人的には、Eクラスが見た目やインテリア、ブランド、試乗はしてませんがネットで調べた限りの走行性能や安全性では優勢なんですが、ちょくちょくぶっこわれたりすると困るのです。
その時間がもったいない。

みなさん、それぞれにご意見いただけませんでしょうか。

Answer 1

Eクラスに乗ってみたいとお思いならば、この際やはりEクラスをお買いになるのが良いような気がします。
他の車を買ってしまうと、結局いつまで経っても自分の回りを走っているEクラスが気になることにならないでしょうか。

シャーシはエンジンよりも早くという有名なたとえの通り、ベンツというメーカーは自動車を発明したメーカーとしての誇りと責任を意識し、コストも少々度外視して車をどこまで安全に作れるかというテーマに傾注した直球ど真ん中の車作りを続けています。
ボディ強度、サスペンション、ブレーキ、ステアリング（前輪を切り側に倒すギミックまで動員して正確さにこだわります）、シート、静粛性等、それらから来る安心感、信頼感、疲労の無さまでもが重要な安全要素です。

耐久性も抜群で、ドイツではタクシーとして100万キロ位使う車体も珍しくはありません(記録としては400万キロというのもありますが勿論例外)。
私が乗っているCクラスも今年10年目に入るのですが、ボディのやつれというものが未だに全く見られないのはある意味驚異的です。

メンテ性も良く、私はエンジンオイル、各種のフィルター類、プラグ、バッテリーなどは自分で交換しています。
まともに整備工場もない世界の僻地まで使われている車なので、メンテ性の高さも重要な設計要素になっているのだろうと思います。

ですから数年で乗り換えるなんてのは実はとんでもないことで、高い車なのですし、早期に手放すにしても最低限10年でしょう。
5万キロを過ぎる頃から足回り部品やブッシュ類、ブレーキ、ポンプ類などの耐久部品の交換周期に入り、この費用が年間5～10万円かかるようになりますが、それを続けながら10年、20年と乗り続けるのが本当のベンツの乗り方です。
ドイツでは縦目のベンツでさえ今でも元気に走り回っています。

故障については皆さんも書かれている通り、今では心配するに及びません。
ここ10年ばかりのうちにドイツ車はどれも本当に信頼性が良くなりました。
一部問題があったエアコンなども今では日本製を使っています（ベンツの場合はデンソーです）。
勿論、3万点もの部品で作られているのが自動車ですから、どの車を買っても生涯故障に出会わないというのは期待するべきではありませんが、数年おきに重大でない程度の故障が起こるくらいは許してあげるべきではないでしょうか。
ちなみに、私のCクラスもこの9年間無故障ですが、他の皆さんの車もあってこれまで1～2件、費用も10万円を越えたものは皆無のようです。

維持費については同クラスの国産車の1割アップ、耐久部品の交換サイクルに入ると多くて2割という線です。
部品や整備費が国産車の1.5～2倍するからで、ただそれよりもはるかに費用がかかる各種の税金、任意保険料、車検の整備費以外の費用、ガソリン代などは日本車と殆ど同じなので、トータルとしてはそれくらいの費用差となります。


もしEクラス以外を買う場合、私ならレクサスを選ぶと思います。
こんなこと、10年前なら決して書かなかったです。
やはり日本人は努力家です。
出だしの頃の動きの鈍いサスペンションをゴムのブッシュでごまかすような車作りはすっかり影をひそめ、直近のレクサスは本当に良くなってきたと思います。
私が一番驚いたのは、サスペンションの伸び側で地球をくっつけて引っ張り上げてくるような、あくまでも路面に粘りつくあのベンツ独特の得も言われぬ粘り足を今のレクサスは持っている事です。
仕上げの良さは言うまでもなく、ベンツに劣っているのは少し妙なデザインと、見切りの悪さと路面のグリップ感が良く分からない事くらいしか思いつかなくなってきました。

アウディとＢＭＷはスポーツ走行に特化した少々乗り心地がハードな、ドライバー一人だけで乗り回すある意味趣味の車なので私なら避けます(と言いながら、我が家には古いBMWがまだいます)

マツダは世間評価が高いようですが、レンタルでマツダ６に乗ったときに、高速走行でソリッドなのに方向があまり定まらないステアリング特性が気になったので、以来私の頭からは消えています。

いずれにしても、各車試乗してみれば結論はすぐ出るような気はします。

質問者からのお礼コメント

多くの回答をいただき大変迷ったのですが、この回答の最初の2行が的を得ているような気がしました。
Eクラスを軸にもう少し悩みたいと思います。

Answer 2

外車はモデルチェンジから時間が経てば熟成して壊れにくくなります。
この中ならEクラスかA4アバントがいいかもしれません。
内装の質感が全然違うので、試乗すればよく分かります。

私もあなたと同じような考えでしたが、BMW、メルセデス、ボルボ、レクサス、日産、トヨタと試乗してみて決め手がありませんでした。
でもたまたま通りかかったアウディでA6アバントを試乗してみて、大変気に入りました。
それ以来、アウディを4台購入しています。

アウディは安全第一に作られていると実感します。
初期型だと故障はそれなりにありますが、それも事故を未然に防ぐための装置の故障であって、日本車にはついていない警報で知らせてくれます。
日本車だと故障していても事故が起こって初めて分かるみたいな感じです。
日本車はコストパフォーマンス第一なので、あまりオススメできません。

Answer 3

こんにちは。

外車は本当に「壊れまくり」です。
当り外れがあると言いますが「外れるのが普通」で、私は２台とも（ベンツＣ、ＶＷゴルフ）壊れまくりました。保証が切れた年は半年で６回故障、修理費は計５０万円でした。
そういう感覚が平気ならば欧州車でも良いし、駄目なら国産（私はレクサスＩＳ、今はＣＴ200h）です。

話してもなかなかわからないので、一度欧州車に乗って「懲りて」下さい。

Answer 4

今の輸入車は特別故障率が高いということはありません。
一昔前の故障内容の酷さが有名だったのと、故障と消耗品交換をごっちゃにしている人が多いから、そう思っている人が多いのだと思います。なので、

> そもそも疑問に思うのは、『走行性能が高く、高速性能も視野に入れ良く作り込まれている。でも故障しやすい』というのが意味わかりません。

これはウソです。しいていうと、「でも消耗品の交換が多く、部品が割高」の間違いです。

性能と耐久性の両立は難しいです。
耐久性を犠牲にしてでも性能を優先するのが輸入車（特にドイツ車）、性能を犠牲にしても耐久性（極力メンテ不要）を優先するのが国産車です。
故障だ、費用だと気にする人はそもそも輸入車を選ぶべきではありません。
日本の道ではその高性能さも過剰な場合が多いでしょう。超高速の長距離移動や石畳での走行など、日本では不要ですし。

それでも、（性能ではなく、ブランドやデザインが理由であっても）選びたい人だけが選ぶのが輸入車だと思います。
全ての面で100点満点の車なんてありませんよ。ほとんどの面で割高な輸入車にコスパを求めるのはおかしいです。
結局は自分の使い方を考えて、自分が何を優先したいか次第です。
そうすればもう少し候補も絞り込めるでしょう。
今のままでは、メーカーも車のタイプ（ワゴン？セダン？）もバラバラであまりに全方位的すぎです。

ざっくり言って、
・走行性能ならBMWかマツダ
・ラグジュアリーならメルセデスかアウディ
・性能よりも壊れないこと、手間がかからないことが大事ならトヨタ系
でしょう。

Answer 5

結局、貴方が購入する車に対して何を求めているのかで決まると思います。

欧州車のトラブルに関しては、走行性能は抜群ですが、エアコンや排気ガスセンサ(O2センサ)警告灯の点灯、パワーウィンドウスイッチなどの電子デバイスのトラブルが多めです。消耗品の交換頻度が多く、部品代も高いのでメンテナンス費用が割高になるのも考慮する必要があるでしょう。

個人的には、
3〜5年で乗り換える・高速走行性能重視なら貴方自身が気に入っているEクラスが最良でしょう。
走行性能や故障率の低さ等のトータルパフォーマンス重視・5年以上長く乗る・品質などをEクラスと比べるならレクサス。
車体の大きさ・車検などのメンテナンスや費用をとにかく抑えるのであればレクサスより下がベストかと。

あとは奥様の意見も重要でしょう。

Answer 6

何だかんだで、日本で使う以上は日本車が一番だな

まあ、それを知るためにも、一度は外車に乗ってみるのも良いかもしれない

故障しやすいって程ではないが、不具合に対しての情報はさすがに日本車に比べると少ない

だから、修理に時間が掛かったり、不完全だったりする

それが故障が多いと呼ばれる原因の一つだろう

道具としての完成度なら、日本車が一番だ

日本人が造っているから、日本人の使い方、考え方に合うのは当然ではある

移動手段として使うのなら、アテンザかトヨタのセダンだろう

日本車なら、突然の故障で知らない工場に入ってもあまり嫌な顔をされないしな

Answer 7

車に対する設計の考え方は各国で違います。

結局ご自身がなにを優先するかなんですよ。
新車で買って走行5万キロくらいで手放すなら何を買ってもそれほど故障は起こりません。

例えば同じコンセプトの車でポテンシャルが100だとすると

日本車では
耐久性20
メンテナンス性30
走行性能30
安全性20

ドイツ車では
耐久性10
メンテナンス性10
走行性能55
安全性25

イタリア車では
耐久性5
メンテナンス性5
走行性能80
安全性10

のように各性能が割り振られると思うとわかりやすいと思いますよ。
それは各国の交通事情や国民性が違うからです。

Answer 8

故障率なんですけど…… データ上はほとんど変わらないんですよ。1,000台辺りの故障率でみると、アメリカ車は若干高いんですけど、ドイツやフランス車は日本車よりも故障しにくいっていうデータが出ています。（ヨーロッパでの統計ですが）
そのデータで見ると、確かに10年前は日本車が一番故障率が低かったのですが、5年前の時点ではアメリカ車を覗き、1000台中5台以下になってます。特に日本車が壊れにくいということは今となってはないようです。
まあ、確かに昔乗っていたプジョーは結構壊れましたけど、ゴルフVはほとんど壊れませんでしたし、ボルボのC30は5年間ノートラブル、現在乗っているボルボS60も今のところ一切の故障がありません。

ということで、故障についてはあまり心配しなくてもいいと思います。

う～ん、検討中の車種で安全性と走行性能が優れているのは…… アテンザですかねぇ…… トヨタのカムリやプリウスα、メルセデスCクラスやレクサスIS、アウディA4は新しい衝突試験のスモールオーバーラップテストの結果では微妙な感じでした。（Eクラスは大丈夫みたいですが）
アテンザについてはスモールオーバーラップテストにも対応（評価は上から二番目）しています。総合的な安全性もかなりの物なんだそうです。

それと、最近のボルボは走行性能もかなり高く、私が乗っている限りは故障もしてません。走りも楽しい物が出てきました。ハンドリングなんてBMWに勝るとも劣らない出来だったりしますよ。（R-デザインに限る感じですが）維持費も国産並みにかかりません。

Eクラスについては、面白みは無いですが…… 良い車だと思います。ただし、メンテナンス費用は高めになってしまいます。（最近のドイツ車は壊れる訳じゃないんです。メンテナンス費用がかかるだけなんです）AMGにでもしなければ、恐ろしいほど費用がかかることも少ないです。（でも割高感は結構あります）

とりあえず、ボルボのS60だとかV60、V40のR-デザインを試乗してみてください。（60の方は6気筒のモデルがいいです）デザインも洗練されてますし、インテリアの質感も良く、走行性能も良いです。ボルボ乗りとして、一度は乗ってみて欲しいです。
あとは、かなりレアな車になっちゃうんですが、スズキのキザシなんて車もかなりお奨めできますよ。

Answer 9

やっぱり日本人は日本車だよ！ 自分達の身体や価値観で作り上げてるんだから。