メルセデス・ベンツ Eクラスハイブリッド のみんなの質問

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※ 燃費向上 ※

冬場の燃費向上策として、ラジエターグリルの前に風が入らない様にダンボール(ビニール)でも覆ってはどうでしょうか? エンジンを早く暖めると言うことです。

現在のままでは、ラジエターサーモスタット(エンジン)が温まるまでLLCが流れない様になっていますが、でも外の冷風がエンジンルームに入って来ては温度が上がり難いです。それなら温まろうとするエンジンを早く温度が上がらす様にグリルを覆ってやれば良いのか?と思ったりします。


通勤距離が片道7キロ。非常に燃費が悪くリッター4.5キロです現在(夏は5.5キロ)(満タン法)

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ベストアンサーに選ばれた回答

●実施例は?
この方法は実際に大きな燃費改善効果があり,一部の欧州車では,すでに実施して,燃費を改善しています。下記URLをご覧ください(英語で申し訳ありません)。

http://www.emercedesbenz.com/autos/mercedes-benz/e-class/the-2010-mercedes-benz-e-class-blueefficiency-technology/

これはベンツのEクラスの例ですが,他のクラスやBMWにも同様の技術があり,「ラジエータ・シャッタ」という名称が一般に使われています。

ここで紹介されている燃費効果は,主としてエンジンルーム(=エンジン・コンパートメント)内に流入する外気量を低減し,空気抵抗を少なくすることによる効果です。

・NEDC(欧州燃費計測モード) : 0.7%改善
・130km/h 一定速度 : 2.7%改善

●他の効果は?
もうひとつの効果は,暖機促進です。エンジンは水温が60℃,触媒が300℃くらいになるまで,吸入空気量および燃料噴射量を増加します。これはエンジンオイル温度が低いと,エンジン内部の摺動抵抗が大きく,エンジン・ストール(=エンスト)の危険性が増え,しかも触媒が活性前の温度では,十分,排ガスを浄化できないからです。

ラジエータ・シャッタは,外気がエンジンルームに入るのを妨げるため(一部は入ります),エンジン周囲の対流が低減し,エンジン周囲からの放熱量が低減でき,その結果,エンジン水温やエンジン排気温の温度上昇が改善し,暖気時間が短くなります。

たとえばプリウスは電動ウォータポンプを搭載し,暖機時は,エンジン冷却水の流れをとめ,エンジンから放熱量を低減していますが,ほぼ同様の効果です。

●どうやるか?
暖機後のエアコンやオイルクーラのことを考慮して,バンパ下部の開口部は少し開けておくべきです。またエンジンルーム下部のアンダーカバーは十分,きっちりおこなう必要があります。これはエンジンルーム下部から入った外気がエンジン周囲で対流するのを防ぐためです。

●昔は?
30年くらい前までは,冷たい外気を吸うと暖機が遅いので,よくラジエータ前に段ボール紙を入れていました。またオールシーズンタイプのエンジンオイルがなく,夏季と冬季で粘度の異なるオイルを使い分けていました。この時の習慣で,ガソリンスタンドでは,3000kmごとにオイルを交換するようなっていますが,もちろん現在のオイル交換は1万~1.5万キロです(欧州車は2.0~2.5万キロ)。

●注意すべき点は?
下記の5点に注意しましょう。

(1) はずれないか?
段ボールが落下し,ブレーキホースなどの重要保安部品に当たったり,触媒コンバータ周囲にたどりつくと火災の問題があります。このため段ボールは車両振動などで絶対に落下しないようにしてください

(2) 水温は?
エンジン水温が83℃を超えると,サーモスタット弁が開いて,ラジエータに冷却水が流れ,エンジン冷却水を外気で冷却します。この時,冷却ファンも同時に稼働します。このファン動力は70~200Wくらいで,燃費を0.7~2%くらい悪化させます。
段ボールでラジエータ・シャッタを構成すると,暖機時間の短縮化は実現しますが,ラジエータの冷却ファンが長く稼働するようになると,燃費悪化要因になります。このため冷却ファンが稼働しないように,あるいは稼働しても短時間に終わるようにしてください。

(3) 油温は?
変速機のオイルクーラは別体であったり,ラジエータのタンク内にあったりします。そして油温が高すぎると,警告が出ますが,それを無視していると,変速機内のオイルが低粘度過ぎて,歯車やブレーキ・クラッチ(変速機内の部品)を痛めます。このためオイルクーラ周囲はあまり加工しない方がベターです。

(4) エアコンは?
冬季といえども,内気循環でエアコンを使い,除湿する方が,外気導入よりも燃費が良くなる場合があります。このためエアコンのコンデンサにも少し風が当たるようにしておきましょう。そうしないと,エアコンON時に冷凍サイクルの高圧側圧力が高くなり,冷却ファンが稼働指定してしまいます。

(5) アンダーカバーの加工は?
これはかなり専門的な知識が必要です。大丈夫でしょうか?

●エンジンブレーキ?
エンジンブレーキを多用し,燃料カットするのは,最初はめんどうなものです。しかし少し我慢して慣れれば,いつも使うようになります。是非,ご活用ください。なお変速機やエンジンへの負担はありません(加速時の1/3くらいの負荷です)。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

2012.12.19 22:14

製造メーカーが立案設計しているので素人の思案が入る余地は少ないと思いますが、でもユーザーはちょっとで・と

水温が安定水温までになるまで短期間ですからそんなに効果は薄かも知れません

暖気運転? 確かに暖機終了後は燃費は上がりますが、暖機運転(停止アイドリング)中のガソリン消費代を考えると無駄の一言

エンジンブレーキは多用してますが、エンジンブレーキを使うのは一番最初が多く実際は使えません(山に住んでいます)

その他の回答 (11件)

  • 古めのFR車などで、サーモカップリングを介したベルト駆動の冷却ファンを採用しているならば、多少の意味はあるかもしれません。しかし、そのような古いFR車はもともと燃費が良くない車が多いので、実感できるほどの効果はなさそうな気がします。
    逆に輸入車など、暖機終了後は覆いを取り除かないと今度はオーバーヒートにつながりかねません。
    FF車や、最近(21世紀に入ってから)の国産ではFR車も電動ファンを採用している車が多いので、そのような小細工はほぼ無意味です。

    走行による風が大量に入ってくるようなスピードで走れるのであれば、エンジンの発熱量もそれなりにあるので、覆いをつける必要はありません、。
    逆に、7キロ程度をトロトロと市街地走行する程度であれば、電動ファンを止めれば走行風はあまり入ってきませんので覆いの効果はほとんどありません。

    要は、あまり効果は期待できないということです。

  • limit_kid_fortyさんへ

    えっ!?
    h26358さんが書かれている様に、停車したままで延々と暖気運転していませんか?
    エンジンは始動したら、低速低負荷でトコトコ走って下さいナ。それが一番良い対応法でしょう。
    前ガラス表面の着氷・霜は、プラスティックのスクレーパーで削り落としちゃう、と言う事で。

    >ラジエターグリルの前に風が入らない様に
    >ダンボール(ビニール)でも覆ってはどうでしょうか?
    消防車がやってたりしますね。
    でも、やり方が拙いと、脱落の危険の他に、昇温後の火災発生の危険が生じます。又、外し忘れればオーバーヒート招来です。
    暮々もご注意下さい。

    >エンジンを早く暖める
    と言う意向は解らないでも無いんですが、

    >ラジエターサーモスタット(エンジン)が温まるまで
    >LLCが流れない様になっています
    実は流れています。と言うか、適温に昇温したかどうかを検知する為にも、流れ続けてくれていないと困るのです。d(^^;)

    サーモスタットはラジエーターへの通路をバイパスする様に設けるのが基本です。から、

    >外の冷風がエンジンルームに入って来ては温度が上がり難い
    余り関係無いんですよ。d(^^;)

    ちょっとだけ余談。
    水路の何処にサーモスタットを設けるか、と言うのも、大事な設計ノウハウだったりします。位置が悪いと、昇温を検知してラジエーターからの冷たいLLCが流れ込んだ途端に温度が下がって閉まり、又昇温して開いたら閉まり、とハンチングを起こします。
    水温補正が正しく働くECUだったら、空燃比を濃くしたり薄くしたりを繰り返さなきゃなりません。d(^^;) ですから、水(お湯)ポンプの入口に。
    今の車は全て、その様に進化しているでしょう。(かつて毒舌評論で酷評されましたから)

    で、メーカーも考えていない訳ではありません。先ずやってるのが、LLCの総量を少なく抑える事。沸かそうと思う量自体が少ないのだから、早く暖まる訳です。
    次。
    エンジンが十分に回り始めたら、意識的に混合気を薄くして燃焼温度を上げようとします。
    通常、NOx生成・排出が問題に成る空燃比領域ですが、何せ低温で泣いている状態ですから問題無し、として使っています。(触媒稼働開始促進の為)

    これ以上は手が無いか?
    実は在ります。けど、世間がそこ迄を求めるかどうかで、メーカーがスタンダードな仕様として作り込む様に成って行くかどうかが決まるでしょう。

    アイドル回転等、低回転低負荷に限って、吸気行程でもちょっとだけ排気弁を開けるか、弁開閉角の位相機構を活かして、閉じ切らずに排気を吸わせる様にします。通常、スロットル弁で吸入負圧が生じていますから、比較的容易に吸い込ませられる筈です。
    ディーゼルで(本来不要な筈の)吸気絞りをやると排気温が約260℃、これに排気ポートから熱々の排気を直接吸わせる自己EGRを加えると300℃以上達成! で、停車中でもDPFの連続再生(漉し取った煤燃やし)が可能に成ります。
    このアイディアをガソリンエンジンにも適用すれば、始動直後から排気温を積極的に制御出来る様に成るのです。(特許成立済)


    と言う事で、本来は自動車メーカーが考え、対策する事なのです。
    残念ですけど、出来る事は限られているとお考えに成った方がよろしいかと思います。

  • まさか延々と暖気運転しているとか。

  • そういえば昔、レビンに付いてましたね
    エアロダイナミックグリル


    でも効果が無かったのかマイナーチェンジで無くなって、その後新たに採用した車も聞きません

  • 基本的にエンジンの下はがら空きですからグリルを覆っても意味がありません。

  • 室内の暖気が上がらないから、ダンボールでおおってるってのは書いてありましたけど。「多少良くなるみたい。」
    燃費でってのは、見たことないですね!
    アクセルワークで、多少の改善は出来ると思いますけど。微々たるものかな。
    でも、燃費悪い車ですね~古い車?
    だいたいいつも混んでる道なんですが、あなたと同じくらいの燃費です。「古い車です。」
    2キロくらいの間に信号が、11個位あります。これが燃費悪くする要因なんですけどね~。
    田舎道だと8キロ走ります。
    「5キロで、信号5個くらい。」

  • 回答者さん 皆さん 暖気ですね 機械を暖めるので 暖機ですよ

    エンジンを暖めるのに ダンボールは殆ど無意味です

    自分は 駐車時 ボンネットに毛布をかけ エンジンルームに 白熱灯の作業灯(100W)を入れて 保温しています

    暖機時間が短く 燃費改善になりますよ

  • 片道7kmだと何をしてもムダでしょう
    暖気中に到着してダンボールの意味も無いかと

    自車のエネルギーで水温を上げようとすると不可能に近いので
    外部から暖めるしか燃費改善は見込めません
    密閉した空間で50℃で保管する、オイル・水を外部に繋いでヒーターで余熱する
    でも5.5km/Lが4.5km/Lと1km/L落ちとは良い性能ですね
    軽自動車だと3km/Lは落ちるのも有りますよ(ま、キャブ車ですけど)

  • 暖気を短くする方法またはやわらかめのエンジンオイル【0W】が入っていなければ入れても良いと思います。

  • >ラジエターサーモスタット(エンジン)が温まるまで
    LLCが流れない様になっていますが


    冬場は気温が下がりますので、「エンジンを温めるため」
    自動チョークの作動により、
    エンジンが温まる(適温)まで、濃いガソリンを
    普通より多く使用します

    ただ
    車の走る距離が短い場合(30分以内など)、
    外の気温の冷え込みで
    エンジンがまた冷えてしまえば、再度、エンジン、ラジエター液が暖まるまで
    自動チョークが働きますので、ガソリンを多く使用します
    そのため
    移動距離が少ない方は
    燃費が夏場より悪くなる場合もあります

    早期暖気運転が終わるように
    エンジン上、下に毛布などを置いて
    完全にエンジンを冷やさないほうが良いかも

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