マツダ RX-8 「マツダのロータリーエンジン搭載車」のユーザーレビュー

マツダのロータリーエンジン搭載車

2022.1.7

総評

唯一無二のロータリーエンジン有りきの４シータースポーツモデル。
ロータリーのマツダ，最後の一時代を築いた拘りの１台かと。「ロータリーエンジン＋MT」の走りには、こちらにも唯一無二の世界があります。

満足している点

ロータリーエンジンの振動の無いモーターのような回転フィール、スポーティな足回り、キャビンの広さ。

不満な点

フロントマスクがカマキリ顔に見えるのが苦手でも・・・。
リアは、あくまでも人2人用、大物荷物は苦手。

デザイン

4

どこから見てもこのクルマは美しい。運転席から見えるボンネットの造形も特徴的かと。

車内はナビ取付で車外パネルに変えてあり、オリジナルより落ち着いた雰囲気になっています。決して豪華さは無いけれど、コックピットは必要十分な造形で囲まれます。

走行性能

4

やはりマツダ車、街乗りからスポーティな走りまでそつなくこなします。
モーターのようなエンジンフィールやクロスしすぎの6MT、普通+アルファの運転位では不満はありません。
フロントミッドシップの小型軽量ロタリーエンジンとLSD（ビスカスカップリング式）の恩恵で、九十九折りのドライブは得意技の一つ。ロータリー＋MTの真骨頂かと。
重心の高さからか、「コーナリングの美しさは、最新ロードスターに軍配」と感じてしまうのも確かなのですが・・・。

乗り心地

4

購入後、運転席をRECAROに交換。運転操作性が一気に向上。（自分でもビックリ）
硬めのスポーティーカー好きとしては、現状でほぼ満足。
タイヤを含めた経年劣化も有ると思うが、標準仕様タイヤ(BS/S001）で、足回りのばたつき感は否めないところです。
ローターリーエンジンの低振動は、長距離ドライブでも疲れにくい気がしています。（運転が楽しいからかもですが）

積載性

3

チョット深めのトランク容量はそこそこ。室内は大人４人OK。リアはやや閉鎖的。普段は2+2的な使用で後部席は手荷物置き場として便利。観音開きの不便さは許容の範囲です。
センターコンソールが後部席まで伸びるため大物の積み込みには制限有り。

燃費

-

燃費は禁句かも・・・。
乗り方次第でも大きく変わります。我が家では、概ね911（４L）と同程度。
それだけの価値が有る走りと楽しさで妥協です。

価格

-

マツダ・Uカーセンターからの婿養子。今年で６年目へ。決め手は、エンジンの始動性と走りの楽しさ。
そろそろ経年劣化も出始め、メンテ費用もこれから増えてきそう。
唯一無二のロータリー車、今後どのように評価されていくのかと・・・。

故障経験

点火系の劣化で片ハイ運転⇒HVコイル～プラグまで全更新。
クラッチ動作に不安⇒マスターシリンダー～クラッチ板まで全更新。
MT３速の入り時カジリ感対策⇒ミッションオイル交換＋丸山モリブデン（斉藤商会）添加⇒ほぼ解消♥
ナビ更新⇒ステアリングスイッチ、BOSEサウンドの復活。