マツダ RX-7 「魔法で生み出されたような車 セクシーな機械とは、こういうものを指して言うのではないでしょうか? 私の親友がFCとFDの6型を所有していました。 残念な」のユーザーレビュー

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マツダ RX-7

グレード:-

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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魔法で生み出されたような車 セクシーな機械とは、こういうものを指して言うのではないでしょうか? 私の親友がFCとFDの6型を所有していました。 残念な

2009.5.19

総評
魔法で生み出されたような車
セクシーな機械とは、こういうものを指して言うのではないでしょうか?
私の親友がFCとFDの6型を所有していました。
残念ながら、諸事情でFDは手放し、FCはナンバーを外され、ガレージで眠っています。
彼の黄色い6型FDと私のDC5インテRで連れ立って、ジムカーナ場に遊びに行っていたことが懐かしく思い出されます…。
一見して、低く、美しくうねるエクステリア。
「完璧なデザイン。しかし、フロントフェンダー後ろのエアアウトレットが一体成型できず、別パーツとなったことだけが心残り。」
と言っておられたのは、エクステリアデザイン担当の福田さんだったか?
だが、私にはアウトレットに嵌め込まれた別体パーツすら、丁度良いアクセントに感じます。
そして、工夫されたドアノブを引いてコクピットに乗り込み、ドアを閉めると、そこにはドライバーのためだけの空間があります。
これこそ正しくコクピット。
人間工学とデザインを、共に満足する稀有な逸品。そこに、『人間』という最後のピースが嵌り(まさに嵌るという表現が適切)完璧な空間が完成します。
ステアリング、シフトノブ、アクセル、ブレーキ、クラッチ、全てが在るべき場所に在る。腕を伸ばしたり足を捻る必要は無く、自然に手足を置いた位置に必要なものがあるのです。
FDという車は、外も中も中身もトータルデザインされている、ありそうで中々無い作品だと思います。
評価できるほど乗ったFDは、6型以外は遊びで買ってすぐ手放したボロボロの1型くらいなのですが、その熟成たるや目を見張らんばかりでした。
まず、ロードホールディング性能が違います。今にして思えば、1型はダンパーも抜け気味だったかもしれませんが…。
6型の方がホイールが大径化されているのに、ガタガタしそうな細かいバンプを品良くいなしてくれました。つまり、あまり堅さを感じない足なんです。しかし、高速コーナーではそのままフニャっとロールなどせずにギュっと粘る、コシのある足でした。インテRを乗り回していた私は、そのジェントルな乗り心地がちょっとだけ羨ましかったものです。
4型までパワー志向だったタービンは、それ以降、レスポンス志向でやや小型化されたそうです。確かに、違います。6型はブーストの立ち上がりが速かった。ナビシートでぼんやりしている時に、予告無しで全開加速されてムチウチになるかと思いました。
満足している点
フロントミッドシップで、マスがホイールベースの内側に集中していること。
単純に前後重量比50:50の車なら他にもあるけど、ミッドマウントエンジンの車は自分の腰を中心に車が旋回する感覚が面白いですね。S2000にも同じことが言えます。
十分なパワー。
乾燥重量1260kgの車体に280ps/32kgmのパワーとトルクは十分です。
また、ロータリーの独特の回転感、ロータリーサウンドなど、REでなければ味わえないオンリーワンな魅力もあります。
美しいボディ、美しいインテリア。
かつて、イギリスの「テレグラフ」誌webサイトで「最も美しい車100選」で61位に選ばれていましたね。
自動車という自動車全ての中でトップ100にランクインしているのだから、胸を張って良いと思います。
ノーズラインの美しさなども、リトラクタブルライト車ならでは。
リセールバリューも高い。
特に、高年式・低走行の個体などは、プレミア価格と言って良い値段。
大事にキレイに乗りたいですね。
人気のある車だけに、アフターパーツもよりどりみどりです。
いまだに新規開発の部品が発売されていますね。部品には困りません。
運転席の素晴らしさは言うまでもありませんが、ナビシートも居心地の良い空間です。
運転席ほど車に包まれているわけではないですが、適度にタイトで安心感があります。
ノーマルのシートも座り心地が良く、それでいて腰回りのホールド性能もなかなかで、競技やサーキットユースはともかく、普段のドライブやワインディングなら交換しなくても十分快適です。
2シーターモデルもありますが、後部座席という名の荷物置き場がついています。
所詮、+2のシートですが、私などは靴を脱いであぐらをかいて寛いでいました。3人までなら移動も苦になりません。
不満な点
冷却系の容量が弱いですね。
熟成が進むごとに改善されていきましたが、発生する熱量に対して開口部の面積が少なく、全開走行では水温と油温に注意しないと。
抜本的にはアフターパーツのラジエータやオイルクーラーを導入せねばなりませんが、普通にドライブしたりワインディングを楽しむにはまったく問題ありません。あくまで、低いギアで高回転を維持する競技・サーキットユースでの話です。
ジムカーナ程度なら、1ヒート走り回ってゴールしたら、ボンネットを開けてアイドリングしてれば大丈夫。
高負荷が多い使い方では、ロータリーもヘタリ(圧縮抜け?)が起こりますので、適当な間隔でオーバーホールして復活させたいですね。
REは構造が単純なので、エンジンをバラしてオーバーホールしても、交換する消耗部品も作業時間(=工賃)も少なく済む…はず。
人によって感じ方も違いますが、並みの車よりずっと低重心で安定しているのですけど、見た目よりはロールセンターの位置がやや高いような気がします。ハイG旋回するとかしないと、気付きもしないかもしれませんが…。
後期型のFDの話ですが、キーレスエントリーのリモコンが、個人的に気に入りません。
機能とか性能の問題ではありません。
FDのキーレスリモコンは、本来のキーの持ち手にカバーをするように取り付けられています。
しっか~し!スポーツカーたるもの、キーだって美しくセクシーでありたい!
せっかくRX-7専用デザインのメインキーなのに、キーレスリモコンを被せちゃったら見えないじゃん!!
ここだけは、ホンダのタイプRやS2000のように、専用デザインのキーを主役に、キーホルダースタイルのリモコンをぶら下げてほしかった…。
お茶を飲んでいても、喫茶店のテーブルに無造作に置かれたキーまで『特別』でカッコイイなんて、スポーツカーならではのステータスなのに…。
友人のバザーストはアルミにカーボン巻きの軽量なシフトレバーでしたが、FDは割とミッションの操作が重めで、軽いシフトノブではゴリゴリ操作しなくてはなりませんでした。鉄のポールにチタンのノブみたいな、先端が重めのシフトレバーだったりすると楽です。
基本的に車両本体に短所っていう短所は無いですね。
燃費が悪いと言われますが、13Bエンジンは2ローターなんだから、レシプロ3.9リッターと思えば、極端に悪いとも思いません。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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