マツダ RX-7 「純粋に運転だけを楽しむ車 『一人で楽しく車を運転をしたい』という目的以外では買ってはいけない車だと思います。 3人以上乗るとか、荷物を運ぶとか、買い物」のユーザーレビュー

純粋に運転だけを楽しむ車 『一人で楽しく車を運転をしたい』という目的以外では買ってはいけない車だと思います。 3人以上乗るとか、荷物を運ぶとか、買い物

2010.10.24

総評

純粋に運転だけを楽しむ車
『一人で楽しく車を運転をしたい』という目的以外では買ってはいけない車だと思います。
3人以上乗るとか、荷物を運ぶとか、買い物に行くとか、そのような事を期待してはいけません。
純粋に運転する喜びを得るために購入するのであれば、この車はその期待に応えてくれると思います。
私は約6年間所有していましたが、この車の運転に飽きが来ることはありませんでした。
海外赴任のため止むなく手放しましたが、今でも乗り直したい車です。
あと、FD3Sはメンテナンスをきちんとしていないと、すぐヘソを曲げてしまいます。
ファミリーカーの感覚でガソリンだけ入れておけば、という乗りっ放し感覚ではFD3Sはすぐに真のスポーツカーとしての性能を失なっていくでしょう。
各種オイルとプラグとラジエター液の点検をきちんとやっていく覚悟が、この車のオーナーには求められます。

満足している点

(1) スタイル
　このスタイリングは個人的に現在でもナンバー１です。H社とN社のスーパー・スポーツもカッコイイですが、色気を感じられないのが寂しいところ。FD3Sの色気は日本車史上でも稀有な存在でしょう。
(2) 素直なハンドリング
　イメージ通りに車が曲がってくれるので大好きでした。これに慣れてしまうと、他の車を運転した時に「船を運転している」ような違和感を感じます。ただ、個人的にはもっとシャープなハンドリングでも良かったですが十分に満足のいくハンドリングでした。
（某サスペンションの駆け込み寺の製品でチューンすればもっと楽しかったかもしれません。）
(3) ロータリー・ターボの独特な加速感
　M社のハイパワー4WDの加速も凄かったですが、ただ凄いだけでワクワクさせてくれる加速感ではありませんでした。しかし、ロータリー・ターボの加速感（特に冬場）は独特で、いつもワクワクさせてくれました。
(4) 狭い室内と雰囲気
　あの室内の狭さと、ドライバー中心を意識した左右非対称な内装が独特の雰囲気を醸し出して、運転する者をワクワクさせてくれました。こういった演出はとても貴重だったと思います。
(5) ウィンドウから手を出してボディーに触れた感触
　ウィンドウから手を出してボディーに触れた時の肉厚感が大好きでした。大概の車は薄いドアで興ざめしてしまいますが、FD3Sはこういう所の雰囲気も大事にしていたと思います。

不満な点

(1) 室内の軋み音
　室内の軋み音は、気になる時がありました。そういう意味で「高級感」には乏しかったと思います。ただ、内装の高級感まで求めたら、とても400万では収まらなかったでしょうが。。。
(2) シフトの渋み
　これは良いオイルを使えば結構な割合で解消されますが、それでも気になる時はありました。
ロードスターくらいカチ・カチと気持ちよく入れば言う事無しでした。
(3) 直進性は少し甘いところ
　何となく感じていたのですが、直進性が少～し甘い部分があったと思います。高速道路で長時間運転していると、手のひらに薄ら汗をかく時がありました。これも長所(2)のチューンをすれば解消できたのかも知れません。
(4) 夏はパワーの出方がヘタる時がある
　暑い日はアクセルを踏み込んだ時の加速の力強さが少しずつヘタって行く感じがありました。
でも、これはFD3Sに限ったことではないでしょうが。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験