na nb ロードスターのサイドシル内には元々防錆は施工されてるのですか？

Answer 1

マツダは、1960年台に国産メーカーでは初の水溶液にボディを漬ける事による防錆の電着塗装を実現しました。
1970年代には全てのメーカーが電着塗装を導入しているので、NAの時代は当たり前に実施されています。
ただ水溶液の電着塗装のレベルは新しい時代程、強化されています。
(昔はただ漬けるだけでしたが、現在は漬けている間にボディを回していたりします)
以下は現在の防錆塗装(電着塗装)についてですが、NAロードスターの時代から基本構造は変わりません。

【潜入取材】魂動デザインが美しくきらめく理由～「電着塗装」技術の真価～
https://blog.mazda.com/archive/20160413_01.html

注意事項として、ボディの組み立てが終わったのちに電着塗装が行われますが、基本ドア、トランク、ボンネット等のボディパネルは全てつけた状態で電着塗装は実施されます。
この為、ボルト固定された場所や溶接でつながれた密着面は電着塗装の塗膜が入りづらく、これはどのメーカー問わず長期的には錆びやすい箇所になります。
サイドシルのサビは、長年雨水等がボディパネルの隙間に染み込んでいき防錆塗装のない場所から錆が発生したりしています。
また電着塗装も長年弱酸性の雨水や凍結防止剤などが付着した場合、防ぎきれなくなります。
大体錆が防御できるのは製造後10年程度だと思いますので、19年以上経過しているNA、NBで発生するのは致し方ないと思います。

ちなみに添付の画像は自分のNAロードスターの昨年のサイドシル交換時の写真です。
灰色になっているのが電着塗装です。
サイドシル内に水が溜まったりしたことがあるので内側のボティパネルにうっすらと表面錆がある事がわかります。
ここはパネル接着前に防錆対策しています。

Answer 2

サイドシル内には元々防錆は施工されてるのですか？
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