マツダ MX-30 EVモデル 「航続距離もうチョイ…?」のユーザーレビュー

rossorosso rossorossoさん

マツダ MX-30 EVモデル

グレード:EV 2022年式

乗車形式:試乗

評価

3

走行性能
4
乗り心地
4
燃費
3
デザイン
3
積載性
3
価格
2

航続距離もうチョイ…?

2023.5.11

総評
マツダの1Dayモニターにて試乗。
特有のデザインを間近で目にしたかった。
派手ではないが、目を引く外貌ではある。
加速に関しては、同じEVのリーフより劣る。
EVの力強さはあるが、離陸しそうな程ではない。
航続距離に関してもリーフよりだいぶ不利。

走行性能に関しては以前、CX-5(スカイアクティブD)試乗で好印象だったので、
期待値が高めで臨んだ。
同じくGVC内蔵だが、CX-5ほどの極端にロールを抑えたオンザレール感の演出は感じなかった。
CX-5がやはり良いなあ、という感想が残ってしまった。

観音開き戸も面白いが、子が居る家庭にとってはやはり不便でしかなかった。
シングルの方か、子が居ないor巣立ったカップル向けである。

何処を切り取ってもEVとしての性能はリーフが上なので、
メーカーの制約がある方、若しくは、
合理的な理由以外で、この車のキャラクターが好き
という方が買うのだろう。
満足している点
ザ・デザインコンシャスな意匠。
好き嫌いを激しく分けそうです。
何処を見渡しても似たり寄ったりな中、
アグレッシブな気概は評価したいと思います。

それと、余談になってしまうが、
BOSEのプレミアムサウンドの臨場感は圧巻であった。
身震いする程に秀逸。
この点だけ家族から好評であった。
同じ音源で愛車では聴こえてこない音もしっかり堪能出来た。
不満な点
観音開きもかなりアグレッシブですが、
後席から任意で降車出来ないのは致命的。
開けてもらわないと、降車できない。
そうと割り切るなら、後席の居住空間をもっと向上しないとならない。
観音開きに高級車が多いのは、
自分で開ける必要のないお方が座るからなのね。
デザイン

3

アグレッシブさと、マツダのチャレンジングスピリッツに加点。
反面、嫌う人も多そう。
走行性能

4

CX-5で好感触だったGVCに期待したが、
CX-5を越えるものではなかった。
とはいえ、ロールがだいぶ抑えられて、
オンザレールなコーナリングは小気味良かった。
乗り心地

4

静粛でNVHは抑制され、
静謐な室内空間の演出を感じられた。
が、CX-5(スカイアクティブD)の重厚さは感じられなかった。
積載性

3

ラゲッジはあまり積載能力は無さそう。
ワゴンとは呼べず、飽く迄コンパクトハッチバック。
燃費

3

実質航続距離200kmだと、
やはり「充電計がみるみる減る」印象が否めなかった。
満充電の時点から既に、指示計から目が離せない印象。
価格

2

やはり割高感が否めない。
特に同じEVであるリーフと比較すると、
リーフのコストパフォーマンスに目が行ってしまう。
故障経験

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