マツダはルマンを優勝した後、V型12気筒エンジンを開発していましたが、何故実用化する前に開発を断念したのですか？

Answer 1

優勝したのが1991年ですよね。
翌年は3500ccV10で挑戦しましたが、４位。
この時のエンジンは独自開発ではなかったようですね。

ユーノスコスモが1990年の発売でした。

すべてタイミングが悪かったですね。
1990年秋頃からバブル景気が崩壊して、世の中が一気に不景気になりました。
1991年や1992年のルマンの頃は、マツダもこれほど景気が悪くなるとは考えていなかったかも知れませんし、すでに投資していたものを、好成績を上げることで宣伝として回収することを考えていたんでしょうね。

1990年の春頃から、マツダは販売チャンネルを増やして、そのための車を大量に投入しました。
ただ、１台の車をベースにした兄弟車が多く、最大で８兄弟になっていた車もあったはず。（ちょっと強引に数えていたような）

ところが、不景気は予想以上で、販売チャンネル網は崩壊して現在に至っているという感じ。


もし、画期的なV12エンジンを開発していたとしても、それを何に乗せるのか？
レース用では、使えなかったんじゃないかな？（カテゴリの問題）
また、レースでの勝利は必ずしもメリットにはならなくなっていましたしね。

そのエンジンに見合った高級車を作ったとしても、マツダに売り切るだけの力は無かったのでは？

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。とても参考になりました。
確かに不景気もあると思いました。
あと、エンジン作っても使い道も…と言う事だったのかもしれませんね。

Answer 2

V12は作ったことはないです。

ルマンの1992年を走ったのはジャッドV10エンジンです。
金さえ払えば、使えるエンジンです。
マツダで作ったエンジンではないです。
レース後は返却するエンジンです。