マツダ CX-7 「短所は多い。が、それを補って余りある長所...」のユーザーレビュー

短所は多い。が、それを補って余りある長所...

2008.4.3

総評

短所は多い。が、それを補って余りある長所がたくさんあります。

ＣＲ－Ｘ、スカイラインＲ３３、レガシィツーリングワゴンＧＴと走りを楽しむ車を乗り継いできましたが、どちらかと言えば高回転型の車。ＡＵＤＩの１．８ｔエンジン搭載車に乗ったとき、低回転から背中を押されるようなトルクフルなエンジンに衝撃を受けました。峠を責めるわけでもなく、高速を制限速度をはるかに超過して走るわけでもなく、地方の国道を気持ちよく走るにはトルクなんだと痛感しました。カタログの最高馬力ばかりに目が行っていたことを反省し、次はトルクフルな車に乗ろうと考えていました。そこに現れたのがＣＸ－７。レガシィからの買い替えにあたり、いろいろな車を試乗しましたが、運転が楽しかったのはＣＸ－７のみ。０６年１２月発売時からそのスタイリングが気になっていましたが、走りの良さが加わったことで一気に購入モードに。

コーナーリング性能も今まで乗ってきた車に引けを取りません。中高速コーナーでのコーナーリング、とても気持ちが良い。一歩、内装はプラスチッキーで、世界ＮＯ１メーカーの車が好きな人には考えられない内装でしょうが、走りに重点を置く私には全く気にならない。

北米での販売が主となるため、車幅には気を遣いますが、左側面を映し出すサイドビューモニターを活用すれば狭い道でのすれ違いもそれほど気にならず。できる限り長く乗れるように、日々のメンテを欠かさないようにしていこうと思っています。大満足な購入でした。

満足している点

・低回転からのトルクフルなエンジン性能。１７００ｋｇ超の車重を感じさせない。
・ＳＵＶとは思えないクイックなハンドリング。狙ったラインを外さない。
・いかついフロントビュー。そしてグラマラスなサイドビュー。かなりインパクト大。でも後ろ姿は大人しい？
・意外にも良い燃費。１６００ｋｍの走行で、７．１～８．５ｋｍ／ｌ。高速４００ｋｍ、地方の国道の通勤６００ｋｍ、田舎道のドライブ６００ｋｍでの結果。
・センターコンソール周りをピアノブラックにオプション変更したが、これが極めて良い。
・ステアリングスイッチの使い勝手が良い。運転中、ステアリングから手を離すことがことがほとんどない。
・明るく視認性に富む３連メーター。

不満な点

・この後席に満足する人はいないでしょうね。着座位置を低くしスペースを確保しただけで、極めて乗り心地は悪い。
・やはり後席ですが、ドア付近の作りこみは超チープ。
・ＳＵＶは皆同じかもしれませんが、左後方の視角が狭い。左後方から追い越してくるバイクが急に現れヒヤっとしたことも…。
・Ａピラーが寝ているため、交差点右折時、横断する歩行者にとても気を遣う。
・スバルのSI-DRIVEのように、走りのモードを選べると良かったかなぁ。市街地では４速にしか入らないのはいかがなものか…。ガソリン価格高騰の折、燃費を稼ぐシフトプログラムがあってもいい。
・直６、ボクサー４のエンジンに比べると、直４のエンジン音はがさつ。ディーゼルと言われても納得してしまうくらいの悲しい音…。
・燃費計などのデジタルデータ表示が欲しかった。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験