マツダ CX-60 「プレミアムスポーツSUV」のユーザーレビュー

おにゅんさん おにゅんさんさん

マツダ CX-60

グレード:25S エクスクルーシブモード(AT_2.5) 2022年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
5
乗り心地
4
燃費
3
デザイン
5
積載性
3
価格
4

プレミアムスポーツSUV

2023.8.2

総評
主に乗り心地面でネットメディアの批判の多い車ですが、プレミアムスポーツSUVと考えれば、日本車離れした完成度だと思います。FRベースの縦置きレイアウト、このスポーツ志向の運動性能、明らかにBMWを意識していると思われますが、コスパの点では世界最強のSUVだと思います。
乗り心地重視なら、どうぞエクストレイルをご購入あれ、です。
満足している点
内外装デザイン、ハンドリング、エンジンフィール、スタビリティ等、動的・静的質感が極めて高く、欧州車と同等以上の所有感を充してくれます。
不満な点
低速域のトランスミッションのギクシャク感、車体の大きさの割に狭いキャビンスペース、収納の貧弱さ、非接触充電の感度の悪さ。
デザイン

5

ロング&ワイドなノーズと洗練されたヘッドライト、リアコンビネーションランプの造形。
エクスクルーシブモードの内装は非の打ち所がないエレガントな仕上がりで、高級車に乗っているという満足感を与えてくれます。
走行性能

5

最初の一踏みで、1.7tの車重を感じさせないフワッとした走り出しを実現してます。
前車のCX-8も良い出足でしたが、同じ2.5ℓNAエンジンの最大トルクを低回転化し、トランスミッションを多段化かつローギアードにしたことで、より上質な出足を実現しています。
惜しむらくは、トルコンレスのオートマのギクシャク感です。
高速域でのスタビリティは直進もコーナーも秀逸で、首都高のクルージングはとても楽しかったです。
乗り心地

4

比較的硬いですが、プレミアムスポーツとしては上質な部類に入ると思います。
気になるのは上下動で、高速域で緩やかなアップダウンがある路面で、緩やかに跳ねる動きが気になりました。慣れの問題かもしれませんが。
ロールはCX-8より少なく、酔いにくさの点ではCX-60に軍配が上がると思います。
積載性

3

ラゲッジはそこそこの積載量ですが、ラゲッジアンダーはBOSEが占有していて、ほぼないに等しいです。
燃費

3

2.5Sの燃費は今のところリッター8キロ程度で、CX-8よりはやや良いという程度で、XDの足元にも及びません。
価格

4

BMWに比肩する品質を考えると、コスパは世界最強だと思います。
残念ながら、8/1に製品改良なき大幅値上げとなりましたが、勇気を持って初期ロットを買って正解でした。
故障経験
非接触充電のユニット感度は故障レベルだと思います。リプロで何とかなるのやら…

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