マツダ CX-5 「1年2万キロ マニュアルレビュー」のユーザーレビュー

1年2万キロ マニュアルレビュー

2020.3.29

総評

現時点で400万円までで購入可能な以下条件を満たすマニュアル車ではベストな車だと思います。
・大人4人が無理なく長距離移動ができるスペース。
・１回の給油で約1000キロメートル走行可能。
・大人4人乗車時も十分な加速及び減速が可能。
・最適なドライビングポジション取りやすい機構。
・オートクルーズやADH、死角センサー、電動パーキング、オートホールド等の運転補助機能が標準装備。
・シートヒーター、ハンドルヒーター、全窓オート開閉、電動パワーリアゲート等の快適装備が標準装備。

満足している点

このクラスのマニュアル車というだけで希少。
現在40代の自分ですが、子供も大きくなり4人家族で無理なく長距離移動ができるモデルが予算内で見つからず、10代から続いたマニュアル車ライフを諦めかけていた時に、最高の出会いでした。
デザインや内装、静粛性なども過去の保有車(セリカ、MR2、ゴルフ、オーリス)との比較や自分のライフスタイルとのマッチ具合などトータルで考えると満足度はかなり高いです。

不満な点

・アイドリングストップ時、クラッチを切ってもエンジン始動まで1秒から2秒間無反応な時があります。踏切や右折時の再発進などの際にはヒヤッとする時も。。またディーゼルとこまめなエンジン停止、始動の相性についても色んな意見がありイマイチ納得できていないこともあり機能として利用しなくなりました。
・電動パーキングはとても便利なのですが、エンジン停止後、見た目でかかっているかどうかが分からず、再確認する日々。エンジン切ったらデフォルトオン等の機能があればと思います。
・ガラスルーフの選択があれば最高でした。

デザイン

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走行性能

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・パワー感
がさつな音や高回転が回らない等のデメリットを差し引いても、次もディーゼルに乗りたいと思えるほど必要十二分です。ただし(扱いやすさで記載しますが)回転数を意識する必要があります。
・操作性
曲がる、加速、減速についての操作性に不満はありません。操作時の重さなどの感触もハンドル、クラッチ、アクセル等全てにおいて統一感があり、操作感と挙動のアンバランス差もないので気持ちよくドライブできます。特に緩やかなカーブの登り坂等では非常に気持ちよいです。
・扱いやすさ
1速を除きアイドリングから1300位までの回転数では全く力を感じません。以前力不足感が原因で売却したというコメントもあったと記憶していますが、購入当初は、自分も辟易としました。私の感覚では、気持ちよくドライブするには回転数を1700から2000位にキープする必要があります。
ボディーサイズは決して小さくはないですが前方見切りの良さやサイド、バックのカメラ等を活用することで取り回しに苦労することはありませんでした。

乗り心地

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・硬め、柔らかめ
高速走行(80キロ～)では少し硬めで気持ちよいが直進安定性がゴルフなどに比べるとかなり劣ります。
街乗りでは、段差も問題なくいなすし、加減速時のピッチも少なく気持ちよいです。
山登り、下りはやはり車高と車重が影響し、自然と安全運転を強要されます。
・静粛性
そこそこです。時速40～60位での走行時は静かですが、低即時はエンジン音が耳に入り、高速時は風切音とロードノイズが結構します。評価が人によってまちまちなのは、利用シーンによって差がでやすいからではと思います。
・振動
高速走行時、大きくはないですが違和感のある振動があります。直進安定性への不安を感じる理由かもしれませんがまあ空気抵抗の大きそうなデザインですし。。

積載性

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後部座席倒すと大人一人寝れます。
あまり特殊な物を載せませんが、家族4人で旅行する際の荷物も全く問題なく積載可能です。

燃費

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2万キロトータル 18.6キロ
通勤5キロ 14～15キロ
郊外バイパス等利用時 20キロ～
高速道路 18キロ～19キロ

高速走行で伸びない不思議な燃費です。
3速で時速55～60キロ、4速で時速65キロ～70キロあたりがものすごく伸びます(22キロ/Lとか)。
同じ回転数でも時速100キロを超す5速、6速での高速道路ではせいぜい18キロ/Lです。

価格

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故障経験

ありません。