マツダ CX-5 「16000km この車、いろんな意味で慣れるまでに時間がかかりました。試乗では分からないものです。無論運転そのものにはすぐに慣れるわけですが、燃費、i」のユーザーレビュー

16000km この車、いろんな意味で慣れるまでに時間がかかりました。試乗では分からないものです。無論運転そのものにはすぐに慣れるわけですが、燃費、i

2013.3.4

総評

16000km
この車、いろんな意味で慣れるまでに時間がかかりました。試乗では分からないものです。無論運転そのものにはすぐに慣れるわけですが、燃費、iDM、DPF、サスペンション、6速ATなど、割と気になることが沢山あって、最初のころ運転中頭がいっぱいになりましたね。こういう頭を使ってしまうところが1万キロ過ぎたあたりからこなれてきて気にならなくなってきました。エンジンの方もこなれてきて、割と踏み込んで運転していても燃費が上向いています。運転フィールも良いし、燃料代が本当にかからなくなりました。高速巡航中の加速力も特筆ものです。エンジンサウンドも良く、疲れません。ボルボV70、プジョー407、BMW各種など欧州車もこれまでに（国内および欧州で）乗りましたが、これだけの性能がこの値段で買えたら、もう外車に食指はあまり動かないかも知れません。例えばBMWX3はエンジンの静粛性と慣性重量以外はすべてCX-5よりも若干高いスペックで対抗してますが、200万円も余分にお金出したいとは私個人的には思いません。こんなに良い国産があるのに、もったいない。国内で頑張っている産業と技術にこそお金を払いたいと思ってしまいます。慣れるとそれくらい良い車です。

満足している点

巡航状態の加速はとてもスムースで、気持ちが良いです。高速で100km/h程度から追い越しをかけたら、あっという間に140km/hくらいまで引っ張れます。一度後ろからピッタリあおってくる3000CCクラス高級サルーンにレーンを譲ろうとしましたが、左レーンがトラックで一杯。切れ目まで一気に加速してから譲りましたが、お譲りしたときにはオラオラサルーンとの車間がかなりあいていました。操舵系も極めて優秀です。乗り換えたころ少しオーバーステア気味に感じましたが、切りシロが多めに感じる懐の深さがあり、コントロール幅が広めです。これも慣れたらとても良いです。かつて乗っていた某欧州車やT社３LクラスSUVでは車庫入れ（いつも頭入れです）に一回切り返しが必要でしたが、こいつは一発で決まります。代車で借りてたデミオとおんなじ感覚です。車格を考えると信じられません。ブレーキも懐が深いです。よく効くと同時に効き幅が広い秀逸なブレーキです。

不満な点

6速ATが非常に良いのですが、温まっていないときに必ず抜けを起こしますね。ディーゼルが好きなユーザーにとっては、逆にディーゼルらしくないので肩透かしかもしれません。いろいろおやと思うことはありますが、総じて小さな不満ですね。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験