半年乗ってみて
納車後、半年10,000km走行後のレビューです。初のマツダ車で日産スカイラインV36 3.5Lからの乗り換えです。V36は走りもよく
2013.3.10
- 総評
- 半年乗ってみて
納車後、半年10,000km走行後のレビューです。初のマツダ車で日産スカイラインV36 3.5Lからの乗り換えです。V36は走りもよく気に入っていたのですが、若い頃には気にしなかった燃料代が、「もったいない」と思うようになり、走りが楽しく燃費がよい車はとして選択しました。
走りはよく言われるほど速くはありません。絶対的な速さは出力がものをいうので170PSでしかありません。速さではV36の300PSオーバーにはかないませが、強大な低速トルクによって日常的な速度域で、必要なときに必要な速度まで楽にあげることが出来るという点ではV36をしのぐような気がします。決して速くはないと思うので、速さを求めて選ぶと少々がっかりするかもしれません。でも、町中、高速いつでも即座に希望の速度まで自分の意図通りにあげられるというのは気持ちよく、気持ちもゆったり運転できます。ハンドリングも定評のあったV36、その前所有していたBMWの3(E46)と比較しても素人感覚ではありますが十分楽しく気持ち良いです。
経済性はこの動力性能からすると十分です。燃料代はハイオクのV36と比較するとおよそ3分の1近くですみます。燃費は往復で通勤距離約60kmちょっとで、都市間の郊外の流れがよい国道2/3、残り1/3が市街地渋滞ですがおおよそリッター15kmです。
内装は、いわれているほど質感が低いとはおもいません。ダッシュボードの上面のソフトパッド部やクロームメッキ加飾の微妙な艶消し具合など質感はとてもよいと思います。ただ、デザインに色気やおもしろみがまったくなく、そこで損をしているような気がします。
一番気に入っている点は、運転していてとても落ち着いた気持ちでいれて、居心地がいいということです。感覚的なもので数値では表せないものですが、おそらくエンジンのトルク特性、自然なドライビングポジションや前方視界など複数の要因でそう感じるのだと思います。V36、E46は運転自体は気持ちよく楽しかったのですが、常に速く走ることを強要されているようで毎日の通勤ではちょっと落ち着かない面がありました。休日ドライブに使うのにはいいのですが・・・。CX-5は落ち着いてしかも気持ちよく走れます。
- 満足している点
- ・燃料代の安さ
・低速トルクの強大さ
・自然なドライビングポジション
・前方視界の良さ
・落ち着くドライビング空間
- 不満な点
- ・走行時はさほど気にならないが、駐車時に気になる車幅の大きさ
(視界がよいので運転中は気になりません。狭い駐車スペースでは乗降に苦労します)
・低速時に聞こえるディーゼル特有のノイズや振動
(20年前に乗っていたローレルの直6ディーゼルに比べたらずいぶん静かですが・・・。)
・メモリー機能のないパワーシート
(前車には付いていたので、一度決めたポジションから動かすと再現するのに苦労します。無段階に近い調整が出来るパワーシートにメモリー機能は必須だとおもいます。)
・細かい装備のコストダウン
(この価格帯でグローブボックス照明やドアカーテシーランプがない。パワーウィンドウのオートが運転席のみなど)
・以外と伸びない高速燃費
(比較的空いた高速で追い越し車線を流れに乗って走るとリッター14kmは割っていきます。この低回転のトルクならトップギヤがもう少しハイギヤードでも十分走るような気がします。)
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