雄々しさと優しさを持った車
納車後半年、1万キロを走りました。多くの方が指摘している長所,短所は確かにそうだなと実感することが多いです。もともとディー
2013.2.25
- 総評
- 雄々しさと優しさを持った車
納車後半年、1万キロを走りました。多くの方が指摘している長所,短所は確かにそうだなと実感することが多いです。もともとディーゼルは、回転を上げずにトルクにのせながら運転すれば、けっこう軽快に走れて私は好きでしたが、やはり騒音,振動,臭いや、加速の伸びの無さは宿命的なものと思っていました。そこへ今回のクリーンディーゼル…上記のデメリットはすべて過去のものだということを実感させられました。また、デザイン(私はメカ的より生物的な顔が好みです)や乗り味も気に入って購入に至りました。
週末ドライブがほとんどですが、以前より確実に行動範囲が広がりました。その時の気分で、元気に運転を楽しみたい時、穏やかにのんびり走りたい時、お疲れ気味で少し頑張って走らなければならない時、いずれの時にも自然に答えてくれる懐の深い(ついでに懐にやさしい)車です。
- 満足している点
- ・限られた価格設定の中で、車体剛性,動力性能,操作性,安全機能が高いレベルに設計されているので、その余裕が運転に安心感を与えてくれています。特にブレーキのタッチとハンドリングは、派手さはまったく無いものの実直で正確で、これだけでも私は満足しています。
・今までドライブに行っていたところが、近くに感じるようになりました。だから余計遠回りしたり、さらに先へ行ったりと…結局疲れが少ないのだと思います。
・見た目も走行性能も確実に雄々しさを持っていますが、安全に移動(長距離も)するという車の原点を、普通に運転することの楽しさ,すばらしさを通して、あらためて見つめ直させられました。ドライバーに対してとても優しい車だと思います。
- 不満な点
- 短所というよりは私が気になったことです。
・わき道や店から出て、右折するように奥側の本線に合流する時、本線を走っている車の間に入るには十分な車間が必要です。目前を通過した車の直後に割り込もうとすると、警告音が鳴ってアクセルが抜けます。加速できない状態で本線に入り、後続車が接近するのでかなり危険です。目前の通過車両にSCBSが反応したのか、後続車に左ミラーのRVMが反応したのかわかりませんが、いずれにしてもムリは禁物です。またくれぐれも安全装置をオフにしようとは考えないでください。
・アクセルのあそびが大きめなので、0~20キロ(約)ぐらいまでの加速(1~2速)がもたつく感じがあります。かと言ってその時多く踏み込むより、ギアが切り替わる時に軽くアクセルを戻し、切り替ったらまた踏み込み(30キロ3速,40キロ4速)順次加速すれば60キロ5速までスムーズです。
・しゃがんでFグリルまわりを掃除していると、食べられてしまいそうな身の危険をたまに感じます。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験